引っ越しで不用になった家具の処分に困っていませんか?引っ越しになると、多くのケースでタンスなどの古くなった家具や新居スペースの関係で使えない家具が数多く出てきます。しかし、大きな家具だったり、引っ越し日が近づいていたりすると、どう処分すれば良いのかが悩みどころです。
今回は、引っ越し時に知っておきたい不要な家具を処分する方法を、処分時の注意点と併せて解説します。
引っ越しで出る不要な家具の処分方法
まずは、引っ越しに伴って出る不要な家具の処分方法を8つ、ご紹介します。
状況によって向いている方法が異なるため、自分に適したものを選択してください。
自治体の粗大ごみ収集で処分する
もっとも一般的なのは、自治体のごみ収集で粗大ごみとして排出する方法です。全国ほぼ全ての地域で利用できる上、自治体のサービスなので処分にかかる費用も無料、または最小限に抑えられます。
ただし、収集場所までは、タンスなどの大きさ家具であっても基本的に自力で運び出しが必要です。収集は予約制または多くても月に数回程度の定期収集なので、急ぎ処分したい場合には向きません。また、一度に排出できる品目や個数に制限があることが多く、引っ越し時の多量のごみは収集しない自治体も少なくありません。
引っ越し業者の不用品回収サービスを利用する
引っ越し業者のなかには、不用品を回収しているところがあります。引越しのついでに引き取ってもらえるため、処分にかける手間を最小限に抑えることができます。
一方で、基本的には「リユース可能なもの」が対象品目となっており、すべての家具を引き取ってもらえるとは限りません。業者によってもサービスの有無や対象品が大きく異なるため、業者を選ぶ際によく確認しておく必要があります。
不用品回収業者に処分を依頼する
自治体のごみ収集を利用できない場合は、不用品回収業者の利用もおすすめです。不用品回収業者に依頼すれば、都合の良いタイミングで自宅まで引き取りに来てもらうことが可能です。処分できる品目や個数にも制限はなく、回収当日に不用品が増えても対応してもらえます。
一方で、一般的には処分費の他運搬費や人件費等の料金が発生するため、粗大ごみと比較すると費用は高額になりがちです。事前に見積もりを取って料金を確認しておくと、安心して利用できます。
リサイクルショップに売却する
中古品として需要のある家具であれば、リサイクルショップに売却できる可能性があります。不要なものを処分できるだけでなく、お金が手に入るお得な方法です。出張買取に対応するショップであれば、持ち込む手間もありません。
一方で、買い取ってもらえる家具は中古品として売却できるものに限られます。状態が良いことはもちろん、人気のメーカーであったり、製造から日が浅かったりといった条件があります。そのため、日常的に使用されてきた家具にはほとんど値がつかないことを覚悟しておきましょう。
買取専門店に売却する
一部の家具は、リサイクルショップではなく買取専門店で売却することもできます。ものによっては、その他の方法で売却するよりも高値がつくかもしれません。
ただし、リサイクルショップでの買い取り対象品よりも、さらに買い取ってもらえる家具が限られる傾向があります。状態が良く、海外製品や職人の作品などの希少価値があるものが中心になります。
フリマアプリやネットオークションで売却する
リサイクルショップや買取専門店のほかに、フリマアプリやネットオークションなどを経由して不要になった家具を売却する手もあります。リサイクルショップや専門店で売れなかった家具であっても、買い手が見つかる可能性があります。
ただし、どのような家具でも出品はできますが、買い手がすぐにつくとは限りません。よほど需要があるものでない限り、売却まで数日から数週間はかかります。そのため、引っ越しまでに処分が完了しない可能性もあり、急ぎの場合には向かない処分方法といえるでしょう。
友人知人に譲る
友人や知人、家族などに希望する人がいれば、不要になった家具を譲っても良いでしょう。知り合いであれば、引き渡す日時の調整もしやすく、運び出しの人手も期待できます。遠方の知り合いに譲る際は、送料をどちらが負担をするかをしっかり決めておきましょう。
ただし、物によっては不要な品を押し付ける形になる恐れもあるため、友人や家族に譲る場合は相手の希望や都合もよく考慮しましょう。
マッチングサービスを利用して譲渡する
「ジモティー」等に代表される、不要なものを譲渡したい人と安くものを入手したい人のためのマッチングサービスを利用する方法もあります。無償での譲渡となっても、処分にかかるお金は削減することができます。
しかし、売却ができない状態の家具の場合は譲渡先がなかなか見つからず、処分までに時間がかかる可能性があります。引っ越しのように処分までの期限が決まっている場合には、なるべく早めに出品して譲渡先を募るようにしましょう。
引っ越しで家具を処分する際のポイント
つづいては、引っ越し時に家具を処分するときのポイントを紹介します。
自治体の収集を利用するなら計画的に処分を
自治体の収集は気軽に利用しやすい分、時間と手間がかかるため、計画的に処分を進める必要があります。
まず、粗大ごみの収集には多くの地域で事前の申し込みが必要です。一度に出せる量や個数に制限があるケースも多く、なかには引っ越しごみの収集は受け付けていない地域もあり、多量の粗大ごみをまとめて処分することは難しいと考えましょう。
さらに、収集場所まで自力で搬出しなければならないので、タンスなどの重量のある家具は処分しにくいでしょう。地域によっては、解体しても粗大ごみは一般ごみとして排出できないため、事前に確認が必要です。
引っ越しシーズンは不用品回収業者も繁忙期
不用品回収業者を利用すれば、家具の量や大きさ、処分のタイミングを気にせず家具を処分することができます。ただし、引っ越しシーズンは、不用品回収業者への依頼も増加します。
通常、不用品回収業者は即日でも対応してもらえますが、繁忙期は予約で埋まって即日対応が難しいことがあります。とはいえ、自治体の収集と違って融通がきくため、諦めずに相談してみると対応してもらえる場合も少なくありません。
間に合わないなら転居先で処分するのも選択肢
引っ越し期日が迫っている場合、無理に旧居で処分しないという選択肢もあります。引っ越しした先で処分をするなら、期日を気にせず処分方法を考えられます。
ただし、引っ越し当日に運ぶ物が増える場合、追加料金を請求されたり、トラックのサイズによっては断られてしまう可能性もあります。持っていかない予定だった大型家具を新居に運びたい場合は、分かった時点で引っ越し業者に相談することをおすすめします。
引っ越し業者の不用品回収サービスの注意点
引っ越し業者では、引っ越しに伴って発生する不用品を引き取るサービスが提供されています。
引っ越し時に処分を決めた家具もスムーズに処分できるため便利ではありますが、一部注意点も存在します。
対応品目がかなり限られる
引っ越し業者の不用品回収サービスでは、基本的に対応品目が指定されています。対応品目は引っ越し業者によっても大きく異なり、家具を対象にしているところもあれば、家電のみを対象としているところもあります。
いざ引っ越し当日にサービスを利用しようとしても、引き取り対象外だとわかれば引っ越し先に持っていかざるを得ません。引っ越し業者の回収サービスを利用したい場合は、業者を選ぶ際に対応品目をよく調べておく必要があります。
回収か買取かが業者によって異なる
引っ越し業者の回収サービスは、実は「回収」か「買取」かも業者によって異なります。もしサービス内容が買取だった場合は、不要な家具を売却することもできます。
ただし、やはりサービス内容や対象家具は業者によって大きく異なります。「引っ越しついでに不要な家具を買い取ってもらいたい」という場合には、業者を選ぶ段階で買取に対応する業者を選ぶようにしましょう。
専門業者と比べると料金が割高になりがち
急遽処分が決まった家具であっても、引っ越し時に処分できることが引っ越し業者の回収サービスのメリットです。しかし、その分回収料金は割高になる傾向があります。また、品目が限られることもあり、引っ越し業者のサービスだけで全ての不用品を処分することは難しいといえます。
一般的には、不用品の処分は不用品回収を専門とする業者に依頼したほうが、トータルでは出費は抑えられます。そのため、処分したいものが引っ越し業者の対象品目しかない、不用品が当日増えることがない、といった場合に引っ越し業者の回収サービスを利用するのがおすすめです。
不要な家具の処分は引っ越し業者と不用品回収業者どちらがおすすめ?
自力で運び出せない家具や売却できない家具の場合、引越し業者に頼むか、不用品回収業者に頼むか悩む人もいるでしょう。
そこでここからは、不要な家具を処分する場合に引っ越し業者と不用品回収業者のどちらに依頼するべきか、選択のポイントを解説します。
処分する家具が限定的なら引っ越し業者だけで済むかも
不要な家具が回収対象になっている場合は、引っ越し業者に依頼するのがおすすめです。引っ越し業者にまとめて依頼できれば、引っ越しのついでに不要な家具を引き取ってもらえます。
引っ越しの前後はとにかく忙しいため、引っ越し業者だけで処分を完結できると、時間的にも精神的にも負担を抑えられるでしょう。
数が多い、状態の悪いものが多いなら不用品回収業者が便利
引っ越し業者の不用品回収・買取サービスは、対象品目が限られていたり、新品に近いもののみが対象となっているものがほとんどです。
そのため、ある程度まとまった数の不用品があったり状態の悪い不用品が混じっていると、引っ越し業者の回収サービスだけでは処分しきれない可能性が高まります。
回収対象になっていないものが多少なりともある場合や、古かったり状態が悪く買い取ってもらえそうもない家具家電がある場合は、不用品の処分は別途不用品回収業者に依頼したほうが、結果的に少ない手間で済みます。
不用品回収業者に引っ越しを依頼することも可能
不用品回収業者のなかには、近隣地域への引っ越しに対応しているところもあります。引っ越しと不用品の処分をまとめて依頼できるため、引っ越し先と不用品の数量によっては費用が安上がりになる可能性もあります。
引っ越し業者をまだ決めていない、かつ家具や家電その他不用品が多くあるという場合は、引っ越しサービスがある不用品回収業者を探してみましょう。
引っ越しで家具を処分する際の注意点
最後は、引っ越しで家具を処分するときに覚えておきたい注意点をご紹介します。
持っていくものと捨てるものの仕分けを早めに済ませる
先述のように、引っ越し時に突然処分が決まると無駄な出費が増えてしまうことになります。そのため、新居の間取りや寸法がわかり次第、引っ越しで持っていく家具と処分する家具を仕分けましょう。
早く処分する家具を決めることで、時間的な余裕があることで、処分方法の選択肢が広がります。
粗大ごみに出す場合は収集日や申し込み方法を確認する
粗大ごみの収集方法は自治体によって異なるため確認が必要です。定期回収があるところもあれば、予約が必要なところもあります。粗大ごみの収集自体を行なっていない自治体も存在します。
また、 支払い方法もさまざまで、自治体指定の販売店で粗大ごみシールを購入する、郵便局で事前に支払う、収集時にごみ収集員に直接支払うなどの方法があります。ほとんどの自治体では原則先払いである点に注意しましょう。
自力で運び出しが可能かを確認する
捨てる家具が決まったら、自力で運び出しができるのかを必ず確認しましょう。捨てるにしても売却するにしても、自力で運び出しができる家具か否かで、処分にかかる時間や費用が変わってきます。
自力で運び出しができれば、粗大ごみとして出費を抑えて処分したり、都合の良いタイミングでリサイクルショップに持ち込むことができます。一方、自力での運び出しできなければ、業者に依頼することになるため、出張費がかかったり訪問の日取りを決めたりする必要があります。
引っ越しで出る家具の処分方法まとめ
本記事では、引っ越しで出る家具の処分方法と、併せて覚えておきたい情報をまとめて紹介しました。
引っ越しまでに十分な余裕がある場合には、自治体の収集を活用したり売却・譲渡することで処分費用を抑えられます。
引っ越しまでに時間がない場合には、引っ越し業者の回収サービスや不用品回収の利用を検討しましょう。ただし、引っ越し業者の回収サービスは品目が限定される点に要注意。多数の不用品があったり、運び出しや解体が困難な場合には、不用品回収の利用がおすすめです。
家具の処分にはどうしても時間と手間がかかります。引っ越しまでに間に合うようできる限り計画的に処分を進め、どうしても間に合わない場合には業者の利用も検討しましょう。
- いらない家具の数が多かったり運び出しが難しい場合は不用品回収の利用がおすすめです。
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