花粉やハウスダスト、PM2.5、黄砂などの対策に、日常的に空気清浄機を活用している方は多いのではないでしょうか。
しかし、空気清浄機にも寿命があるため、買い替えなどのタイミングで処分する必要があります。
この記事では、空気清浄機のおすすめ処分方法や処分時の注意点に加え、空気清浄機を売却処分できるか否かを判断する基準を紹介します。
空気清浄機の処分方法6選
まずは、空気清浄機の一般的な処分方法を6つ、紹介します。
処分したい空気清浄機の状態や処分にかかる費用、時間などを考慮して処分方法を選択しましょう。
- 不燃ごみや粗大ごみに出す
- 小型家電回収ボックスを利用する
- 家電量販店の回収サービスを利用する
- 不用品回収業者に回収してもらう
- リサイクルショップに売却する
- フリマアプリやネットオークションで売却する
方法1:不燃ごみや粗大ごみに出す
空気清浄機のもっともポピュラーな処分方法の1つが、不燃ごみや粗大ごみに出して処分する方法です。自治体のガイドラインに従って、適切に分別して処分しましょう。
自治体によって異なりますが、1辺が30cmを超えるサイズの空気清浄機は粗大ごみになることが多いです。ごみ袋に収まるサイズの小型空気清浄機であれば、多くの自治体で不燃ごみに出せるでしょう。
ただし、空気清浄機のような小型家電は自治体によってごみの分類が異なるため、処分前に必ず分別方法を確認しておくことをおすすめします。
方法2:小型家電回収ボックスを利用する
空気清浄機は、小型家電リサイクル法の対象家電に該当します。そのため、小型家電回収ボックスを利用して処分することも可能です。
この方法で処分したい場合は、家電量販店や役所などに設置されている「小型家電回収ボックス」に投入すれば処分できます。
ただし、回収ボックスの投入口のサイズは自治体や設置場所によって異なります。
- 大阪市:15cm×30cm以下
- 神戸市:30cm×40cm×35cm以下
- 京都市:30cm×40cm×40cm以下
そのため、必ずお住いの自治体で事前に投入可能なサイズを確認しておきましょう。
方法3:家電量販店の回収サービスを利用する
空気清浄機は、家電量販店の回収サービスを利用して引き取り・下取り処分することもできます。多くの家電量販店では、有料で家電を回収するサービスを実施しています。
サービス内容や料金は量販店によって様々ですが、基本的には有料での回収となる他、出張や宅配での回収は追加料金がかかる場合もあります。
無料での引取を行っている店舗もありますが、無料の場合、前提として買い替え時のみ引き取りなどのサービスを受けられる点にはご注意ください。
そのため、家電量販店の回収サービスを利用したい場合は、回収の可否や費用、条件などを事前に問い合わせておくことが大切です。
方法4:不用品回収業者に回収してもらう
不要になった空気清浄機は、不用品回収業者に依頼して回収してもらう処分方法もあります。
不用品回収に依頼するメリットは、不要なものをまとめて引き取りにきてくれるため、分別や搬出の手間がかからない点です。当日の依頼でも回収に来てもらえるところも、他の処分方法にはないメリットです。
ただし、回収には費用の負担が生じるため、空気清浄機1つだけの回収だと他の処分方法と比較して料金は割高になりがち。他の不用品とまとめて処分すればコストパフォーマンスがよくなるため、空気清浄機以外にも処分したいものがある場合にとくにおすすめの処分方法です。
方法5:リサイクルショップに売却する
まだ使用できる状態の空気清浄機であれば、リサイクルショップに売却するのも選択肢の1つです。
リサイクルショップに売却できれば、処分費用をかけずに不要になった空気清浄機を手放すことができます。
ただし、汚損しているものや動作しないものは買い取ってもらえない可能性があります。値がつかないものは処分できないため、他の方法で処分するしかありません。
方法6:フリマアプリやネットオークションで売却する
空気清浄機を売却処分したい場合、フリマアプリやネットオークションに出す方法もあります。メルカリやヤフオク!といったサービスを利用すれば、手軽に出品できます。
人気メーカーの製品や新品に近い空気清浄機であれば、リサイクルショップに売却するよりも高値で売れる可能性もあります。
ただし、送料や手数料の負担が生じるため、価格設定次第ではほとんど手元に売却益が残らないこともあります。また、いつ買い手が見つかるか分からないため、処分を急がない場合にのみ使える方法といえます。
空気清浄機は何ごみに分類される?
空気清浄機が一体何ごみに分類されるかはご存じでしょうか。
ここからは、処分する際に知っておきたい空気清浄機の分別に関する豆知識を紹介します。
空気清浄機は小型家電リサイクル法の対象
空気清浄機は「小型家電リサイクル法」の対象家電です。小型家電リサイクル法とは、2013年4月より施行された小型家電の再資源化に関する法律のことを指します。廃棄物を減らし、資源を有効活用するために定められたものです。
そのため、空気清浄機を処分する際は、小型家電リサイクル回収ボックスを利用したり、小型家電回収サービスを利用することで、再資源化に貢献することができます。
ただ、大型の空気清浄機は小型家電回収ボックスを利用できないことも多く、ごみとして処分せざるをえないケースが少なくありません。
ごみの分類は本体の大きさによって異なる
空気清浄機は、多くの自治体で本体の大きさによってごみの分類が異なります。
分かりやすい基準として、ごみ袋に入るサイズなら不燃ごみ、入らないサイズなら粗大ごみと考えることができます。実際、多くの自治体ではごみ袋に入るサイズの小型家電は、不燃ごみで出すことができます。
1辺が30cmを超える大きさのものや、重量があってごみ袋に入れて運べないものは、粗大ごみに該当する自治体がほとんどです。
除湿機能付きのものは要注意
空気清浄機の中には、除湿機能が備わっている製品があります。除湿機能にフロンを使用する製品の場合、ごみに出す前にフロンガスを回収しなければなりません。
フロンガスを使用する除湿機や除湿機能付き空気清浄機は、自治体で収集していない場合があります。その場合は、売却を検討するか、不用品回収を利用するといいでしょう。
売れる空気清浄機と売れない空気清浄機の見分け方
空気清浄機によっては、売却できるものとできないものがあり、事前に判断できれば処分方法を絞り込みやすくなります。
ここでは、どのような基準で空気清浄機の売却可否を判断すれば良いか、具体的なポイントを解説します。
きちんと動作するか
まず、空気清浄機がきちんと動作するかを確認しましょう。備わっている機能がすべて正常に動作しているかどうかは、売却できるかを判断する重要な基準です。
例えば、電源が入る製品であっても、異音や異臭がするなど正常な動作を阻害する要因があると、買い取ってもらえないかもしれません。また、収納時は動作していた製品でも、長くしまい込んでいると取り出した際に動かなくなっている可能性もあります。
製造から5年以内か
空気清浄機に限らず、家電製品は製造から5年以内のものなら売却できる可能性が高くなります。製造から5年以上経過した家電は、リサイクルショップによっては買取対象外としている場合があるためです。
製造から5年以上経過している空気清浄機であっても、フリマアプリやネットオークションであれば売却できることがあります。とはいえ、古いものは売却に時間がかかったり、ほとんど値段がつかなかったりする可能性もあることを考慮に入れておきましょう。
人気メーカーの製品かどうか
空気清浄機の売却可否を判断する基準の1つが、人気メーカーの製品かどうかという点です。
「ダイキン」「シャープ」「パナソニック」などの人気メーカー製空気清浄機であれば、比較的高値がつきやすい傾向にあります。
人気メーカーかつ製造から5年以内の製品で、正常に動作するものであれば、売却できる可能性は高まるでしょう。
空気清浄機処分のよくある質問と回答
空気清浄機の寿命は?
空気清浄機の法定耐用年数(国が定めた企業資産として扱うことができる期間)は、6年とされています。
しかし、これはあくまで一律で定められた期間であり、実際にはメーカーによってモーターなどの寿命が異なるものです。
空気清浄機は6~8年程度が一般的な寿命とされていますが、小まめに手入れしていれば10年もつこともあります。
フィルターは何ごみ?
空気清浄機のフィルターのみを買い替えて交換する場合、一般的には不燃ごみとして処分します。
ただし、本体と同様に自治体によって分別方法が異なり、可燃ごみで処分できる自治体もあります。
可燃ごみと不燃ごみのどちらで出せばいいのか迷ったときは、自治体のホームページやごみガイドブック等を参照しましょう。
査定が高くなりやすい時期はある?
空気清浄機を売却する際は、需要が高くなる時期を狙って査定に出すと、査定額が高くなることがあります。
一般的には、花粉の影響が強まる3~4月頃が、空気清浄機の需要が高まる時期です。
ただし、花粉シーズンの終盤になると在庫になる懸念から査定が下がる可能性があるため、本格的なシーズンより少し前の、2月~3月頃を目安に売却すると良いでしょう。
まとめ
空気清浄機は、小型家電リサイクル法の対象製品です。処分する際には、不燃ごみや粗大ごみに出せますが、小型家電回収ボックスを利用すれば資源の再利用に役立ちます。
そのほかの処分方法には、家電量販店の回収サービスを利用する、売却、不用品回収業者への依頼などの選択肢があります。ただし、製造から5年を超えた空気清浄機は、売却が難しくなります。
また、フロンを使用する除湿機能付きの空気清浄機は、処分前にフロンガスを回収しなければごみに出せない場合がある点にも注意が必要です。
処分を急ぐ、重たくて運び出しが困難、できるだけ手間と時間をかけずに処分したい場合は、不用品回収の利用が便利でおすすめです。
空気清浄機の処分ならお片付けマッハくんにおまかせください
不用品回収のお片付けマッハくんでは、空気清浄機の回収処分を最短当日から承ります。訪問お見積りは完全無料、電話・メール・LINEから手軽にご依頼いただけます。空気清浄機の処分にお困りの際は、ぜひご相談ください。
- 大型の空気清浄機は重量もあり思いの外処分は面倒です。お片付けマッハくんでは不要な空気清浄機の即日回収可能です、お気軽にご相談ください!
あなたの街の優良
業者が即日訪問!
不用品の処分のお悩み
すべてご依頼ください!
- 捨て方の分からない不用品がある
- 急ぎで処分してしまいたいものがある
- 家具を処分したいが大きすぎて運べない
- 引越しが迫っているのに粗大ごみの処分が間に合わない
- 大量の不用品がありどう手をつけたらいいか分からない
お片付けマッハくんなら不用品・粗大ごみ処分に関するお悩みをなんでも解決!
訪問お見積り完全無料、対応地域最短即日30分で回収に伺います。
不用品の一括処分はもちろん、引越しゴミや遺品・生前整理、ゴミ屋敷清掃もお気軽にご相談ください。
この記事で分かること