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レンガの処分方法を解説!ごみに出せないって本当?大量にある場合の処分方法は?

公開日:2025.4.30
不用品回収
不要なレンガのイメージ写真

ガーデニングやDIYで余ったレンガ、処分に困っていませんか?実は、レンガは自治体のごみ収集で回収してもらえないことが多く、処分方法に迷う方が少なくありません。

本記事では、なぜレンガがごみに出せないのかという理由から、一部自治体での対応例、さらにごみに出せない場合の処分方法まで詳しくご紹介します。

この記事のポイント

  • レンガは多くの自治体で「処理困難物」に指定されており、収集を行っていない
  • DIYや日曜大工で出た不要なレンガは基本的に一般廃棄物、収集する一部自治体ではごみに出せる
  • ごみに出せない自治体では不用品回収業者の利用が最も手軽でおすすめ
  • ホームセンターでは基本的に引き取り不可、店舗によっては個別対応してもらえる可能性あり

レンガはごみに出せない地域が多い

レンガは自治体のごみ収集に出せない地域が多い傾向にあります。自治体によっては少量であれば回収していたり、有料回収や持ち込み収集のみ対応するところもありますが、ごく一部です。

ここでは、自治体がレンガの回収を行っていない理由や、対応している一部自治体のケースを紹介します。

多くの自治体で「処理困難物」に指定されている

レンガは多くの自治体で「処理困難物」に指定されています。処理困難物とは「自治体のごみ処理施設で処分処理できない物品」のことです。レンガの他には、コンクリートブロックやタイヤ、ガソリン、バッテリー、スプリング入りマットレスなどが挙げられます。

自治体によって処理困難物の指定品目は異なりますが、レンガは多くの自治体で処理困難物に指定されています。処理困難物に指定されている場合、一般ごみや粗大ごみに出すことはもちろん、持ち込み処分も基本的にできません

一部の自治体ではごみに出せる

一部の自治体では、レンガをごみに出すことができます。2025年4月現在、レンガをごみに出せる自治体例として、横浜市・八王子市・名古屋市・守口市の収集ルールをご紹介します。

■横浜市

神奈川県横浜市では、レンガを「燃えないごみ」で収集しています。

レンガ:燃えないごみ |「廃棄します」「ごみです」等、明示する

引用:ごみと資源の出し方一覧表 – 横浜市ホームページ

■八王子市

東京都八王子市は、レンガを粗大ごみ(不燃)で収集しています。

レンガ
分別:粗大ごみ(不燃)
直接持込み又は収集依頼
数量制限があります。持込みは処理施設へお問い合わせください

引用:八王子市ごみ分別辞典

■名古屋市

愛知県名古屋市では、レンガを粗大ごみとして収集しています。

れんが:粗大ごみ|1回の収集につき5個まで

引用:家庭ごみ・資源の分別早見表<ら行> – 名古屋市ホームページ

■守口市

大阪府守口市では、レンガを粗ごみとして収集しています。

れんが:粗ごみ|10キログラムまで(瓦、ブロックなどあわせて2セットまで)

引用:家庭ごみの出し方キーワード検索結果 – 守口市ホームページ

お住まいの地域の収集対応状況は、自治体が公開しているごみ分別ルールを参照するか、自治体に直接問い合わせて確認しましょう。

一般廃棄物か産業廃棄物かを判断するポイント

レンガの処分方法を調べようとすると「レンガは産業廃棄物なのでごみに出せない」という情報を見かけますが、これは正確ではありません。ごみは大きく「一般廃棄物」と「産業廃棄物」に分類されますが、ごみの発生源がどこかによって分類が変わります。

事業活動に伴って生じた廃棄物のうち法で直接定められた6種類(燃え殻、汚泥、廃油、廃酸、廃アルカリ、廃プラスチック類)と、政令で定めた14種類の計20種類を産業廃棄物といいます。
産業廃棄物を処理するときは、必ずこの20種類のいずれか、もしくは、混合物として排出しなければなりません。なお、産業廃棄物以外の廃棄物は一般廃棄物となります。

引用:東京都環境局

具体的には、DIYや日曜大工など自分で作業を行った結果発生した不要なレンガは、一般廃棄物となりごみに出すことができます。「事業活動に伴って生じた廃棄物」に該当しないからです。

一方、業者に作業を依頼してそれにより発生した不要なレンガは産業廃棄物となり、ごみに出すことはできません

不用品回収業者に依頼する

処分に悩んで積み上げられたレンガ

不要になったレンガは、不用品回収業者に処分を依頼することができます。不用品回収業者であれば、レンガの量を問わず回収してもらえるため、自治体では複数回に分けて処分しなければならないような場合でも対応してもらえます。

また、最短当日回収に対応してもらえるなどスピーディーに処分できるのも、不用品回収業者の大きなメリットです。不用品ならなんでも引き取ってもらえるので、レンガと一緒に園芸で使用した道具や土・石、不要な家具家電類など、いらないものを全部まとめて回収してもらうことも可能です。

ごみ収集と比較すると料金はかかりますが、家や敷地からの運び出しも依頼できるため、搬出や運搬に不安がある方にもおすすめの処分方法です。

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産業廃棄物処理業者に依頼する

処分したいレンガが産業廃棄物に該当する場合は、産業廃棄物処理業者に処分を依頼する方法があります。第三者に依頼して庭の工事や手入れを行い、それによって発生した不要なレンガの処分が必要になった場合は、産業廃棄物処理の許可を有する業者に依頼しなければいけません

ただし、産業廃棄物処理業者は基本的に「事業ごみの収集・処理依頼」を受け付けているため、個人で依頼できるか否かは業者によって異なる点に注意が必要です。

地域の産業廃棄物処理業者が分からない時は、自治体に問い合わせると紹介してもらえる場合があります。信頼できる業者に依頼したい、たくさんある業者から依頼先を選べない、という場合も、自治体が紹介する業者を選択すると良いでしょう。

なお、不用品回収業者によっては産業廃棄物の処分に対応している認可事業者もあるので、産廃処理業者への依頼が難しい場合は問い合わせてみるのも一つの手です。

購入したお店に引き取り可能か聞いてみる

DIYでレンガを並べるイメージ写真

処分したいレンガを購入したお店が分かる場合は、購入したお店が引き取りサービスを実施していないか確認してみるといいでしょう。お店によっては、販売したレンガの引き取りに対応している場合があります

ただし、基本的にレンガの販売店に不要になったレンガを回収する義務はありません。そのため、引き取りの条件として同数を買い替える必要があったり、引き取り費用がかかったりすることがほとんどです。

引き取りサービスのないお店でも、再利用できそうな状態のものや少量であれば引き取ってくれることもあるので、一度問い合わせてみるのもおすすめです。

ホームセンターは基本的に引き取り不可

レンガの購入先として一般的なのがホームセンターですが、ホームセンターは基本的にレンガの引き取りは行っていません。同数を買い替えた際に利用できる引き取りサービスを行っているお店でも、レンガは対象外としているケースがほとんどです。

ただし、店舗によっては個別対応してもらえる可能性もあるので、気になる場合は購入したホームセンターの店舗に直接確認してみることをおすすめします。購入した店舗で引き取ってもらえないときは、不用品回収業者への依頼を含め、ほかの処分方法を検討しましょう。

建材を扱うリサイクルショップに持ち込む

不要になったレンガの状態次第では、建材を扱っているリサイクルショップに持ち込んで売却できる可能性があります。未使用品や状態が良く綺麗なものであれば、買い取ってもらえるかもしれません。

建材を取り扱っているリサイクルショップは、店頭持込みが原則です。そのため、搬出・運搬する手段がない場合や、レンガ壁を建て壊して大量に排出する場合などは、基本的に利用できません。また、崩れや欠け、割れがあるようなレンガの場合は、持ち込めても買い取ってもらえない可能性が高いので注意しましょう。

状態の良いレンガだけ買い取ってもらい、売れ残ったレンガは少量ずつごみに出したり不用品回収で処分すれば、処分にかかる費用を節約できます。

フリマアプリやネットオークションで売却する

不要になったレンガは、フリマアプリやネットオークションに出品して売却することができます。フリマアプリやネットオークションではガーデニング目的でのレンガの取引が多く、少量でも買い取り手が見つかる可能性があるので、処分を急いでいない場合は検討してみると良いでしょう。

リサイクルショップへの売却と違い、状態が悪いレンガでも、アンティーク品や隙間を埋めるための割れたレンガとして売れる場合があります。一方で、不要になったレンガの大量処分には向いていません。大量のレンガは、もし売却できたとしても配送に多大な手間がかかったり、配送料が高額になる可能性が高いためです。

買い手がなかなか見つからず、売れるまで長期間の保管を強いられる可能性もあるため、処分よりも換金を優先したい場合に利用を検討するといいでしょう。

ジモティーなど地域掲示板で譲渡する

不要になったレンガを売却するのではなく、譲渡して手放す選択肢もあります。ジモティーなどの地域掲示板を利用する方法で、受け渡し場所を指定して引き取りに来てもらえば、配送料の負担もかかりません。

新しいレンガをわざわざ購入するほどではないが、譲渡であれば多少汚れていたり傷があっても構わない、と考えている人は案外少なくありません。そのため、売却できなかったレンガでも引き取り手が見つかる可能性はあります。

地域掲示板を利用する際は、トラブルを避けるためにも譲渡予定のレンガの状態や量などはあらかじめ明記しておきましょう。引き取り後のキャンセルは不可など、事前に譲渡する相手と取り決めをしておくことも重要です。自宅周辺に引き取りに来てもらうことに不安がある場合は、費用はかかりますが配送譲渡も柔軟に検討しましょう。

レンガの処分方法まとめ

レンガは多くの自治体で「処理困難物」に指定されており、家庭ごみとして処分できないことが一般的です。そのため、ごみに出せる一部の自治体を除いて、レンガを処分するには不用品回収業者の利用や、リサイクル・譲渡などの手段を視野に入れる必要があります。

レンガの処分は、処分方法によって引き取り条件や費用が異なるため、ご自身の状況に合った方法を選ぶことが大切です。安全かつスムーズに不要なレンガを手放せるよう、今回ご紹介した内容をぜひ参考にしてみてください。

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