書類や本を整理する際に重宝する家具の代表例といえば、本棚。
一般家庭はもちろん、オフィスや店舗にもよく設置されています。
紙の電子化が進んだ昨今でも、まだまだ需要の高い家具です。
そんな本棚ですが、適切な処分方法はご存知ですか?
買い替えや引っ越し、オフィスの移転といった時に困らぬよう、事前にしっかりと処分方法を把握しておくことをオススメします。
本棚の一般的な処分方法
本棚と一口にいっても大きさから素材までさまざまありますが、処分方法は概ね共通。
まずは、本棚の一般的な処分方法からご紹介します。
粗大ごみとして自治体の収集で処分
本棚は基本的に粗大ごみとして処分が可能です。
粗大ごみの排出ルールは自治体によって大きく異なるため、事前に広報やホームページで確認しておくのがオススメです。
多くの自治体で、本棚は数百円〜1,000円程度の手数料で処分が可能。
自治体によっては無料で収集してもらえる場合もあります。
処理費用が安い反面、運び出しを自分でしなければいけなかったり、回収日時を自由に選べないというデメリットもあります。
解体して一般ごみとして排出
解体可能な本棚であれば、解体することで燃えるごみや燃えないごみといった「一般ごみ」として処分が可能。
自治体によってルールは異なりますが、自治体指定のごみ袋に入れば、一般ごみとして処理できる場合がほとんどです。
注意点として、組み立て式の小さい本棚なら比較的容易に解体が可能ですが、作りのしっかりした大型の本棚は、解体が困難です。
無理に解体しようとすると、怪我をしたり壁や床を傷つけてしまうリスクもあります。
また、自治体によっては解体しても粗大ごみ扱い、という場合もあります。
骨折り損のくたびれもうけとならないよう、やはり事前に収集ルールをしっかりと確認しておくことをオススメします。
リサイクルショップやフリマアプリを活用して売却
本棚は中古需要が高く、リサイクルショップやフリマアプリを活用して処分することが可能です。
売却をするときのポイントは、状態と使用年数。
具体的には、汚れがなかったり、使用年数が短いと、高値で売買されやすい傾向があります。
また、ブランド品であれば、多少の汚れや使用感があっても高値がつきやすくなっています。
注意点として、査定や成約後の配送のために、運搬や梱包といった作業が必要です。
とくにリサイクルショップの場合、基本は持ち込みになるため、運搬手段がないと利用が難しいことに留意しておきましょう。
マッチングサービスを活用して譲渡
売買の手間が面倒な場合は、マッチングサービスを利用して本棚を譲渡する手もあります。
「ジモティー」といったサービスを利用することで、譲渡先を募ることができます。
譲渡の場合は、売却と違って状態が悪くても引き取り手の見つかる可能性があります。
無償で譲渡する代わりに、引き取りに来てもらうといった条件交渉も容易です。
注意点としては、個人間でのやり取りとなるため、条件面をしっかりと固めておかないと、後々トラブルに繋がる恐れがあります。
また、必ずしも希望者が見つかるとは限らないため、引っ越し等予定が決まっている場合や急ぎで処分したいといった場合には不向きな処分方法でもあります。
不用品回収業者に処分を依頼
本棚の処分は、不用品回収業者に依頼することも可能です。
不用品回収であれば、特別な手続きもなく、依頼するだけで搬出から処分まですべて行ってくれます。
不用品回収の大きなメリットは、搬出等の手間がかからないことと、回収日時の融通がきくこと。
本棚が大きくて搬出や解体が困難な場合や、とにかく急ぎで処分したい場合でも、不用品回収なら対応してもらえます。
注意点として、不用品回収は民間のサービスであるため、自治体の収集と比較すると料金は多少高くなりがちです。
費用がどれくらいかかるか不安な場合は、事前に見積もりを取ることをオススメします。
本棚を処分する際の注意点
本棚は家具の中では比較的大きく重いものが多いため、処分に際しても注意点がいくつかあります。
ここでは、本棚を処分する際の注意点を3つ、ご紹介します。
自力で運び出す場合は搬出経路に注意を
多くの本棚は大きくまた重いため、搬出が大変。
とくに団地等集合住宅やオフィスからの搬出は、慎重に行う必要があります。
搬出経路を確認する際は、以下の点をチェックしておくと安心です。
- 扉がある場合は、本棚が通るか確認をする
- 扉は事前に開けておく
- 通路に障害物がないかを確認する
- 狭い道がある場合、本棚が通るか確認をする
経路を確認する際には、本棚のサイズも測っておくとより確実。
搬出経路の確認が甘いと、扉や壁に傷をつけたり、通路を塞いでしまいトラブルになるリスクもあるため、注意しましょう。
大きな本棚の解体は複数人で行いたい
大きな本棚は、人間の身長をゆうに超えるものも珍しくありません。
そのような大型の本棚を解体する際は、必ず複数人で行いましょう。
無理に一人で解体しようとすると、大怪我のリスクがあります。
周囲の家具や機器を傷つけてしまう恐れもあり、とくにオフィスの場合は慎重に作業を行わなければいけません。
どうしても人手を確保できない場合は、不用品回収等業者の力を借りましょう。
事前に本棚の大きさや数を伝えておけば、それに合わせた人員を用意してもらえます。
オフィスや事務所で使用した本棚は粗大ごみで処分できない
一般家庭の本棚は一般ごみや粗大ごみとして処分できる一方、オフィスや事務所で使用した本棚は「産業廃棄物」扱いとなり、自治体の収集は利用できません。
事業にて使用した本棚は、産業廃棄物の処理が可能な業者に処分を依頼する必要があります。
間違っても粗大ごみとして排出しようとしないよう、注意しましょう。
なお、本棚を含むオフィス等で使用した家具は不用品回収業者に処分を依頼することも可能です。
その場合も、業者が産業廃棄物処理の許可を所持しているかどうか、必ず事前に確認しておきましょう。
本棚の処分方法を検討する際のポイント
ここまでご紹介してきた通り、本棚には複数の処分方法と、処分時の注意点があります。
そのため、どの処分方法を選べばいいのか…、と判断に困るところがあるかもしれません。
そこで最後に、本棚の処分方法を検討する際のポイントをご紹介します。
小さい本棚なら粗大ごみか解体して一般ごみが手軽
組み立て式の小さな本棚であれば、運搬も解体も比較的容易。
処分も、粗大ごみや一般ごみ収集の利用が手軽でオススメです。
自治体によって収集ルールや料金は異なりますが、多くの自治体では粗大ごみなら数百円程度、ごみ袋に入るサイズまで細かくできれば、無料で処分できます。
状態が良ければ売却や譲渡でお金をかけずに処分可能
処分にお金をかけたくない!という方は、リサイクルショップやフリマアプリを利用して売却、または知人に声をかけたりマッチングサービスを利用して譲渡するのがオススメです。
本棚の需要は家具の中でも高いため、状態さえ良ければ売却や譲渡は比較的容易。
思いがけない副収入になる可能性もあります。
売却する場合は搬出や梱包、配送手続きが、譲渡の場合でも条件のやり取りや搬出等の作業が発生するため、ある程度の手間と時間がかかることは覚悟しておきましょう。
運び出しや解体が困難なら不用品回収の利用が便利
本棚の運び出しや解体が困難な場合は、不用品回収業者の利用がオススメです。
重くて自力での搬出ができない、大きくて解体が難しい、扉や通路が狭くて運び出せない…。
このような状況でも、不用品回収なら解体から搬出、処分までしっかり請け負ってくれます。
また、不用品回収は多くの場合回収日時の指定ができ、当日の回収依頼も可能。
急ぎで処分したい場合や自治体の収集では間に合わない場合も、不用品回収が便利です。
本棚の処分方法まとめ
本棚の処分方法と注意点をまとめると、以下の通りです。
- 本棚は基本的に粗大ごみで処分可能、ただしオフィスや事務所で使用したものはNG
- 分解すれば燃えるごみや燃えないごみで廃棄できる自治体もあり
- 中古需要があるためリサイクルショップやフリマアプリ等で売却も可能
- 解体や搬出が困難だったり急ぎで処分したいなら不用品回収の活用がオススメ
手間をかけてでもコストを抑えて処分したいなら、自治体の収集を利用するか売却や譲渡がオススメ。
一方、解体や搬出が困難だったり、数が多く処分の人手が足りなかったり、時間の猶予がなく急ぎで処分したい場合には、不用品回収業者の利用が便利です。
本棚の処分は、サイズや作りによっては思った以上に大掛かりな作業となります。
しっかりと事前に準備と確認をした上で、ご自身に合った処分方法を検討することをオススメします。
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大きな本棚は運び出しに危険が伴うことと、オフィスで使用した本棚は事業系ごみ扱いとなる点にはとくに注意が必要。
不用品回収であれば運び出しから依頼でき、使用用途を問わず処分の依頼が可能ですよ!
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