ソファーといえば、引っ越しや模様替えの際に処分が大変な家具の代表格です。
1人がけでもソファーを運搬するのが大変ですが、2人・3人がけソファーともなると持ち上げることすら難しく、通路や扉を通らないこともままあります。
本記事では、運び出しに困った時のソファーの処分方法や処分時に知っておくと役立つポイントをまとめて解説します。
ソファーの処分方法
まずはさっそく、ソファーの処分方法について確認しましょう。
ソファーの処分方法には、以下の7つがあります。
- 自治体の粗大ごみ収集に出す
- 地域のごみ処理施設に直接持ち込む
- 買い替え時に引き取ってもらう
- リサイクルショップや専門店に売却する
- フリマアプリやネットオークションで売却する
- 引っ越し業者に回収してもらう
- 不用品回収業者に処分を依頼する
自治体の粗大ごみ収集に出す
最も一般的なのがソファーを粗大ごみとして処分する方法です。
処分にかかる料金は自治体にもよりますが、ソファーのサイズや重さによって数百円から1,500円程度が一般的。自治体によっては無料で収集しているところもあります。
ただし、粗大ごみで出す場合は原則としてソファーを自力で収集場所まで運び出さなければいけない点がデメリットです。
またソファーの種類によっては収集してもらえない場合もありますので、粗大ごみ収集を依頼する場合は事前に自治体のWebサイトで確認を行いましょう。
ソファーの一般的な種類
- ストレートソファー
- カウチソファー
- オットマン
- ソファーベッド
- アームレスソファー
- ローソファー
地域のごみ処理施設に直接持ち込む
自力でソファーを搬出・運搬できる場合は、地域のごみ処理施設に直接持ち込む方法が利用できます。
粗大ごみ収集と異なり都合の良いタイミングで利用できる上、地域によってはソファーの処分料も収集と比較して割安になる場合があります。
ただし、ごみ処理施設の受付時間や持ち込みのルールは自治体ごとに異なるため、利用する際には事前に確認が必要です。
買い替え時に引き取ってもらう
新しいソファーを購入する場合、古いソファーを購入店で引き取ってもらえることがあります。基本的には回収料金がかかりますが、条件次第では無料で引き取ってもらえる場合も。
すべての店舗で提供されているサービスではないので、ソファーの買い替えを予定している場合は引き取りサービスの有無を含めてお店選びをすると良いでしょう。
リサイクルショップや専門店に売却する
状態の良いソファーであれば、リサイクルショップや買取専門店に売却できる可能性があります。出張買取を行っているお店であれば、大きなソファーでも運び出す必要なく気軽に査定を依頼できます。
ただし、買い取ってもらえるソファーは新品に近い状態のものや人気ブランドの品に限られます。ノーブランド品や使い古したソファーは値がつかず買取を断られる場合もあります。
フリマアプリやネットオークションで売却する
フリマアプリやネットオークションを利用してソファーを売却することもできます。代表的なサービスである「メルカリ」や「ヤフオク!」では、多数のソファーが取引されています。
リサイクルショップ等と違い自分の希望する金額で出品できる点が魅力ですが、すぐに買い手がつくとは限らないところが難点です。
また、ソファーは梱包と配送にかなりの費用がかかるため、それも踏まえて値段設定をする必要があります。
引っ越し業者に回収してもらう
引っ越しのタイミングでソファーを処分する場合に限られますが、引っ越し業者の回収サービスを利用することができます。引っ越しと同時にソファーを処分できるため、手間が省けます。
ただし、回収できる品目は引っ越し業者によって大きく異なり、ソファーの回収を行っていない業者もあります。
引っ越し業者の予約や見積もりを取る時点で、ソファーの回収が可能かどうかを確認しておくといいでしょう。
不用品回収業者に処分を依頼する
ソファーの処分は不用品回収業者に依頼することも可能です。
不用品回収の最大のメリットは、運び出しから対応してもらえる点です。部屋からの運び出しが困難な場合や団地等で通路が狭くソファを運び出せない場合でも、不用品回収なら対応してもらえます。
デメリットとして、ソファーだけを処分する場合、サービスが手厚い分自治体の収集と比較すると処分にかかる費用が高くなりがちです。そのため、自力で運べないソファーを処分したい場合や、ソファーと同時に処分したい不用品がある場合等におすすめの方法です。
ソファーの解体はおすすめできない
自治体の中にはソファーを解体すれば一般ごみで捨てられるところがあります。しかし、ソファーの解体は素人には困難なのでおすすめできません。
ソファーはさまざまな素材からできており、長期間安全に座れるよう非常に頑丈に作られています。またスプリング入りソファーの場合、切断や分解には特殊な工具や広い解体スペースを用意しなければなりません。
慣れない工具を扱うことは怪我をするリスクがありますし、解体時の騒音やゴミが近隣トラブルに繋がる恐れもあります。
粗大ごみに該当するものは解体しても粗大ごみ扱いとする自治体も少なくありません。そのままでは部屋から出ないという場合でもない限り、ソファーは解体せずに処分できる方法を選ぶことをおすすめします。
ソファーを処分するときのよくある悩み
ソファーを処分する機会はそうないため、いざ処分するとなると「どうやって処分すればいいの?」と悩みや疑問を持つ人も多いことでしょう。
ここでソファーを処分するときによくある悩みを紹介します。
スプリング入りソファーは粗大ごみに出せない自治体が多い
スプリングが入っている家具は構造が複雑で、処理施設によっては対応できません。そのため、スプリング入りソファーは「処理困難物」扱いとしている自治体が多数あります。
「処理困難物」に指定されていると、粗大ごみに出せないだけでなくごみ処理施設への持ち込みもできない場合があります。
自治体の収集でスプリング入りのソファーを処分できない場合は、不用品回収等の処分方法の利用を検討しましょう。
大きく重いので自力での運び出しが困難
ソファーは1人用で15kg前後、3人用では45kg前後とかなりの重量があります。そのため、粗大ごみの収集場所まで距離があると、1人用ソファーであっても運搬は簡単ではありません。
また、マンションや団地で出入り口や通路が狭い場合、ソファーを無理に運び出そうとすると壁や床を傷つける恐れがあります。
運搬のために十分な人数を揃えられない場合や大人数用のソファーを処分したい場合は、不用品回収や引っ越し業者の回収サービスを利用するのが安全です。
一部のブランド品を除いて値段がつきにくい
どうせソファーを処分するのであれば、売却したいという人も多いでしょう。しかし、ソファーは一部の高級ブランドを除いて基本的にほぼ値が付きません。
ソファーは直に座る家具なので、衛生面から中古であることを気にする人が多くいます。そのためノーブランド品はサイズに関係なく売却は困難で、人気ブランド品であっても使用感の強いものはやはり値がつかない場合がほとんどです。
どうしても売却したいという場合は、家具の買取専門店に査定を依頼してみることをおすすめします。
ソファの処分タイミングを知るには?
ソファーを処分するタイミングに困っている人は、ソファーの寿命を確認してみるのもおすすめです。
そこで、ソファーの寿命の目安や寿命のサインとなるポイントを解説します。
ソファーの寿命の目安
ソファーの寿命の目安は通常5〜10年といわれています。ただし、この寿命目安はメーカーや使い方、設置場所、素材によって短くも長くもなります。
本革・布張りの場合は10年程度、合皮の場合は5~7年が一般的。子どもがソファの上で飛び跳ねたり毎日ベッド代わりに使用する等、ソファーを酷使するほど寿命も短くなります。
丁寧に扱ったりこまめにメンテナンスを行っている場合、10年以上保つ場合もあります。
ソファーの寿命のサイン
ソファーの寿命が来ているかどうかは、クッションの状態から判断できます。クッションがダメになったら、寿命と考えましょう。
ソファーの劣化は人と直接触れ合う「張地」から始まりますが、張地は張り替えが可能で、擦れたり汚れたりしても交換すれば使い続けることができます。一方でクッションは交換が難しく、一度ヘタってしまうと快適な座り心地を取り戻すことは困難です。
そのほか、座り心地やニオイ、座った時の異音も劣化のサインです。ソファーにそれらの症状が見られる場合には、処分を検討しましょう。
ソファの処分方法まとめ
この記事では、ソファーの処分方法と処分の際のポイントをご紹介しました。
ソファーは基本的に粗大ごみで処分できます。費用は自治体にもよりますが、無料または1,000円前後と比較的安価です。ただし、ソファーのサイズや重さ、スプリングの有無などによっては利用が難しい場合もあります。解体することで一般ごみに出せる自治体もありますが、手間がかかりすぎるためおすすめはできません。
ノーブランド品や使い古したソファーはほとんど値がつかない点にも注意が必要です。高級ブランドやアンティーク品のソファーを売却したい場合は、家具専門店に査定依頼するといいでしょう。
ソファーの運び出しが自分では難しい場合
ソファーの運び出しが困難な場合や安全に部屋から運び出したい場合は、不用品回収業者の利用がおすすめです。自治体の粗大ごみ収集と異なり、部屋からの運び出しやマンション・団地からの搬出も依頼できます。
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