テレビの寿命というのは、だいたい7~10年ぐらいと言われています。
古くなったテレビ、そろそろ買い替えようかなとお考えのあなた。実は「テレビの捨て方がわからない…」なんてこと、ありませんか?
テレビは資源ごみ?それとも粗大ごみとして出せる?
今回は、テレビの処分方法に関するさまざまな疑問を解決します!
テレビは大きく分けて「ブラウン管」と「液晶・プラズマ」
一般的にテレビは「ブラウン管式」のものと、「液晶・プラズマ式」のものがあります。
ブラウン管式テレビ
ブラウン管式テレビとは、ブラウン管という特殊な真空管によって映像を映し出すテレビのことです。
ブラウン管は電子ビームを照射して蛍光膜という膜で発光させる仕組みで、このブラウン管を搭載したテレビが世に出たのはなんと昭和28年頃。今でこそ薄型の液晶テレビに完全に取って代わられましたが、少し前まではブラウン管=テレビだったんですね。
ブラウン管テレビの大きな特徴は、奥に大きくせり出した形状。さらに、映像が映し出される画面は丸みを帯びていて、画面の中心部分がより明るく発光するという特徴があります。画面が鮮明で安価に購入できたというメリットがありましたが、奥行きがあるので場所を取ってしまう、一定以上画面を大型化できないというデメリットもありました。
液晶・プラズマ式テレビ
ブラウン管に代わって現在の主流となったのが、薄型の液晶・プラズマ式テレビ。
液晶テレビの「液晶」とは、画面内部のバックライトの光を液晶パネルを開閉することによって色を作りだし、映像を映し出すものです。一方、プラズマテレビの「プラズマ」とは、画面上にある色を映し出す「画素」の1つ1つが「プラズマ発光」という放電現象によって映像を映し出すものです。
液晶・プラズマどちらも、ブラウン管と比較するとテレビ本体を薄く、画面を大型化することができます。液晶テレビは消費電力が低い、プラズマテレビは色の再現性に優れている、とそれぞれメリットがあります。その一方で、液晶テレビは残像が残りがち、プラズマテレビは消費電力が高いとそれぞれにデメリットもあります。
テレビの処分は第三者に依頼する方法が一般的
さて、古くなったテレビを処分する場合、どこに依頼すべきなのでしょうか?
テレビの処分を引き受けてくれるところは、主に以下の4つです。
- 市区町村
- 家電の販売店
- リサイクルショップ
- 不用品回収業者
市区町村に処分を依頼する
テレビの処分を自治体に依頼する場合、その地域によって申し込み方法が異なります。
そもそもテレビの直接回収を行っていない自治体もありますから、まずはお住まいの自治体に問い合わせるか、ホームページを見てみましょう。直接回収を行っていない場合でも、回収業者を紹介してもらえる場合もあります。
家電販売店に処分を依頼する
量販店や街の電気屋さんなど、家電の販売店に処分を依頼する場合、基本的には「買い替え」の際にセットで依頼することになります。テレビの処分だけを引き受けてもらう場合、それが可能なお店を探す必要があるんですね。
ただし、処分したいテレビを購入したお店であれば、処分だけを依頼することは可能です。購入したお店が分かる場合は、直接お店に問い合わせてみるといいでしょう。
リサイクルショップで買い取ってもらう
リサイクルショップに買い取ってもらうことでも、処分ができます。
ただし、購入から数年以上が経過したものやあまりに型の古いものは、買取を断られてしまう場合もあります。お店によっては古いものでも引き取ってくれる可能性があるので、お近くにリサイクルショップがあれば、問い合わせてみるといいかもしれません。
不用品回収業者に回収を依頼する
不用品回収業者に回収を依頼することもできます。多くの不用品回収業者でテレビの回収処分を受けてくれます。
依頼する時は、必ず電話やネットで見積りを取ってからにしましょう。
テレビはリサイクル家電!種類によって料金が異なる
テレビは「リサイクル家電」と呼ばれ、「家電リサイクル法」に則って適切に処分する必要があります。
家電リサイクル法の正式名称は「特定家庭用機器再商品化法」といい、一般家庭や事務所から出されたテレビなどの特定家庭用機器廃棄物から、有効利用できる部品や材料をリサイクルしてゴミの量を減らしましょうという法律です。
以前は粗大ごみでテレビを処分できたのですが、無許可で不法に処分する悪徳業者が後を絶たず、不法投棄などによる火災も発生しました。その結果、テレビは粗大ごみとしての処分が出来なくなり、リサイクルが義務付けられるようになったのです。
リサイクル家電のリサイクル料金の目安は、以下の通りです。
- ブラウン管テレビ(15型以下) 1,296円~
- ブラウン管テレビ(16型以上) 2,376円~
- 液晶・プラズマ(15型以下) 1,836円~
- 液晶・プラズマ(15型以上) 2,946円~
処分方法を選ぶポイントは「料金」と「時間」
テレビを処分する主な方法をご紹介しましたが、それぞれにメリットとデメリットがあります。
大きな違いは、回収までにかかる時間と、回収に必要な費用。具体的にどのような違いがあるか、比較してみました。
市区町村
メリット
- トラブルに巻き込まれることがまずない
- 安価で処分が可能
デメリット
- 料金の支払いに手間がかかる
- 持ち込みや収集の予約が必要
- 回収までに時間がかかる
- 収集場所などへ運び出しを自力でしなければいけない
家電販売店
メリット
- 買い替えならついでに処分ができる
- 販売店に依頼できれば自治体よりも早く回収してもらえる
デメリット
- 運搬収集費が自治体の場合よりも高くなりがち
- 販売店以外では処分のみの依頼を受け付けてもらえない
リサイクルショップ
メリット
- 買取で処分費用を節約できる場合がある
- 近くの店舗なら直接持ち込みも容易
デメリット
- 型が古いと買取してもらえない場合がある
- 訪問査定のない店の場合自力で持ち込む必要がある
不用品回収業者
メリット
- 運び出しもしてくれるので手間がはぶける
- 他の不用品もまとめて処分が可能
- 早ければ当日中に回収に来てくれる
デメリット
- 作業費や運搬費が別途必要になる
- 慎重に業者を選ぶ必要がある
テレビをすぐに処分したいなら不用品回収業者がオススメ
どんな家電にも、必ず寿命がやってきます。
最近テレビの調子が良くないな、映りが悪いな、などと感じられるようになったら、処分をどこに依頼するのか、予算を見ながら判断すると良いでしょう。
今は家電もネットで買う機会が多くなり、古いテレビの処分方法に悩む時代になりました。
新しいテレビと早く入れ替えたいとか、引越しで今すぐテレビを処分しないといけないという時は、不用品回収業者の利用がオススメです。
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