身近な人が亡くなったら、故人の部屋や持ち物を片付ける遺品整理が必要となります。
しかし、遺された物の量が多かったり、家が大きかったりすると、自分1人で片付けるのは難しいものです。
そこで、今回は「遺品整理を業者に委託するメリット」を紹介します。
従来は、遺品整理は遺族が行うことが一般的だったため、業者に依頼することに不安を感じている人もいるでしょう。
業者に依頼するデメリットや、依頼時の注意点についてもお伝えするため、自分で行うか、業者に頼むか、判断する参考としてください。
自分で遺品整理を行うのは想像以上に大変
個人を弔ったあと、遺品整理を始めるのは想像以上に大変です。
整理が必要な物には、日用品や家具にとどまらず、思い出の品や土地の権利書、仏壇、高価な貴金属品など対応に困る物も含まれます。
また、大きな家具や処分方法がわからない物も多く、処分方法を調べるこころから始めなければなりません。
そのため、遺品整理では、下記のような悩みが発生します。
遺品整理でよくある悩み
- 物が多くてなかなか進まない
- どこから手を付けていいのかわからない
- 何が大切なのか判断できない
- 仕事が忙しく遺品整理をする時間が作れない
- 故人を見送ったあとで、精神的にしんどい
- 荷物の運び出しで体力的にしんどい
遺品整理を自分で行うと、故人の家と持ち物を自らの手で整理できる一方、負担が非常に大きいことがわかります。
遺品整理を業者に依頼するメリット
それでは、遺品整理を業者に依頼するメリットを見ていきましょう。
遺品整理業者は、単に家財を撤去処分するわけではなく、物の要不要を判断したり、手元に置いておきたい遺品を選り分けてくれたりします。
体力的・精神的負担を軽減できる
遺品整理を業者に依頼する最も大きなメリットが、体力的にも精神的のも負担を小さくできることです。
アパートの一室の遺品整理であっても、日用品からすべての家財、貴重品などを一掃するにはかなりの時間がかかります。
部屋数が多いマンションや戸建てになれば、数カ月単位で片付けが必要になる場合もあります。
何日にもわたって、長時間片付けを続けることは、体力的に大きな負担となるでしょう。
また、故人との思い出が残る部屋を片付けていると、処分に対する寂しさや罪悪感を感じて、精神的なストレスにもなります。
遺品整理のプロに依頼すると、体力的に追い込まれることもなく、遺品と一緒に心を整理する心の余裕が生まれるでしょう。
隠れた貴重品も見つけ出してくれる
業者に遺品整理を依頼すると、隠されていた貴重品を発見することができる、というメリットもあります。
遺品整理の重要な目的として、高価なアクセサリーや預金通帳、不動産登記簿、タンス預金など貴重品の捜索が挙げられます。
故人が大切にしていた物は、わかりにくい場所に保管されていることが多く、知らずに捨ててしまうケースも多々発生しています。
さらに、引き出しの裏側や、本のページのあいだなど、普通に片付けをしただけでは見つからない場所に隠されている場合もあります。
その点、遺品整理業者は、多くの現場を整理した経験から、遺族も知らない遺品や財産を見つけ出すことができます。
故人が秘密にしていた財産が存在する場合もあり、遺品整理のプロに、貴重品の捜索を依頼するメリットは大きいといえるでしょう。
大きな家電や家具を運んでくれる
遺品整理の中で、特に負担が大きいのが大きな家電・家具を移動させたり、運び出したりする作業です。
素人では動かしにくい大きな家財の移動や運び出しを任せられる点も、業者に依頼するメリットとして挙げられます。
特に、階段がある家や、大型家具が多い部屋だと、動かすだけでも何人もの手が必要です。
慣れない力仕事で、ぎっくり腰や腰痛になってしまったという声も聞かれます。
大きな家電・家具をスムーズに運んでもらうことで、遺品整理での肉体的な負担を大きく減らすことができるでしょう。
故人の家まで遠くても整理できる
立ち合い不要の遺品整理業者に依頼すれば、実際に家に行くことなく遺品を整理することができます。
故人の家が遠方にある場合は、片付けに行くだけでも一苦労です。
遺品整理のために何日も休みをとって実家に帰る、ということが難しいケースも珍しくありません。
遺品整理のために移動する時間や交通費を考えると、業者に委託するメリットは大きいでしょう。
遺品を供養・買取してもらえる
遺品整理業者の中には、供養が必要な遺品を供養してくれたり、買い取ってくれたりする業者もあります。
仏壇や神棚、人形、ぬいぐるみなどの遺品は、そのまま処分しにくいものです。
しかし、業者によっては、神社でのお祓いやお焚き上げの依頼も代行してくれるため、大切な品も安心して供養することができます。
多くの家財を処分するには、処分手数料やリサイクル費用の支払いも必要になります。
その点、業者に家財を買い取ってもらえれば、出費の足しにすることができます。
遺品整理を業者に依頼するデメリット
メリットが多い遺品整理業者への依頼ですが、いくつかデメリットも存在します。
業者への依頼を考えるときは、メリット・デメリットの両方を把握したうえで、自分で遺品整理をするのか、業者に依頼するのか決めましょう。
委託費用がかかる
遺品整理を業者に依頼する場合、時間も手間もかからない分、どうしても委託費用がかかってきます。
業者が遺品整理をするときは、短時間でスムーズに行えるように複数人で行うのが一般的です。
そのため、遺品の数によっても大きく変わりますが、概ね1Kで3~8万円程度、3LDKの一軒家で17~50万円程度の費用がかかります。
自分で整理を行う場合の出費や労力と相談して、業者に依頼するかを決めるのがおすすめです。
故人との思い出を整理しにくい
業者に遺品整理をすると、遺族が遺品を扱う時間が短くなるため、人によっては思い出を整理しにくいと感じるかもしれません。
自分で遺品を整理すると、労力はかかりますが、1つひとつを手に取って思い出に浸ることができます。
一方、業者が遺品整理するときは、短時間でスピーディーに片付けが終わってしまいます。
故人との時間を思い出しながら整理したい場合は、手を付けない場所を指定する、一部の作業を手伝ってもらうといった依頼の仕方がおすすめです。
遺品整理業者とトラブルになる可能性がある
悪徳業者に引っかかったり、業者と依頼内容に認識の違いが合ったりすると、トラブルに発展する可能性があります。
実際に、「法外な金額を請求された」「大切な品を処分された」「キャンセルしたら手付金が返ってこない」といったトラブルが発生しています。
遺品修理業者に依頼する場合は、「複数業者に相見積もりを取る」「口コミや実績をしっかり確認する」など、注意が必要です。
遺品整理の業者選びにお悩みならお片付けマッハくんにご相談を
遺品整理の負担を減せる、業者の遺品整理サービスの活用はぜひ活用したいものです。
しかし、先述のように悪徳業者も存在するため、依頼する業者は慎重に選ぶ必要があります。
業者選びにもしお悩みであれば、お片付けマッハくんにぜひご相談ください。
お片付けマッハくんは不用品回収・粗大ごみ処分だけでなく、遺品整理のご相談とおご依頼も承っております。
遺品整理と同時に不用品や粗大ごみの処分回収も行う為、不要なものを別途処分する手間が省けます。
事前に必ず現地でお見積もりをして、ご納得いただいてからの作業着手を徹底しており、後からの追加請求や一方的な作業着手は絶対にありません。
遺品整理でお悩みの方、ぜひお気軽にお片付けマッハくんまでお問い合わせください。
専任担当者が責任を持ってご相談をお受けいたします。
- お片付けマッハくんでは遺品整理のご相談もお受けしております。
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遺品整理をどこまで自力でするのか?業者に依頼した方がいいのか?検討材料にしていただければ幸いです。