耐火金庫は自治体のごみ収集の対象外となっていることが多く、処分が難しい不用品の1つです。
本記事では、耐火金庫の処分方法について解説します。金庫が空かずに困っている場合の対処法もお伝えするので、お困りの方はぜひご参照ください。
- 不用品回収のプロ・お片付けプリンスがご紹介する不用品おすすめ処分方法!今回は耐火金庫の処分方法や処分時の注意点を解説します!
耐火金庫を処分する方法
耐火金庫を処分する方法は、主に下記の5つです。
- 金庫を購入したお店に引き取ってもらう
- 金庫の専門業者に処分してもらう
- 不用品回収業者に回収してもらう
- 遺品整理業者に回収してもらう
- 金庫の買取業者に売却する
状況によって適した方法が異なる場合もあるため、各方法をしっかりと確認しておきましょう。
金庫を購入したお店に引き取ってもらう
耐火金庫は通常、販売店に引き取り依頼をすることになります。そのため、まずは耐火金庫を購入したお店に引き取りが可能か、問い合わせてみましょう。
引き取りの際には、買い替えなら無料、引き取りのみは有料などの条件がある場合も少なくありません。引き取りに対応してもらえるか、サービス内容や利用条件はお店次第です。また、もしお店が閉業や移転などでなくなってしまっていた場合、利用は困難となります。
金庫の専門業者に処分してもらう
耐火金庫は金庫の専門業者に処分を依頼することができます。金庫の専門業者の場合、開かない金庫であっても解錠から対応してもらえます。
一般的に、金庫は中身を空にしないと回収してもらえないケースが多く、鍵の開かない金庫は引き取ってもらえません。これは、なかに貴重品・危険物が入っているとトラブルに発展するリスクがあるためです。金庫を処分したいが中身は取り出したいという場合は、専門業者に解錠を相談するといいでしょう。
不用品回収業者に回収してもらう
耐火金庫の回収処分は、不用品回収業者に依頼することができます。不用品回収であれば、重たい耐火金庫でも運び出しから依頼することができます。専門業者と異なり、鍵の開かない金庫も回収してもらえるので、中身ごと金庫を処分したいような場合にとくに便利です。
搬出から依頼する場合、設置場所や金庫の大きさによっては、運び出しに人手や機材が必要となるため、料金が高くなる可能性があります。依頼する場合は、訪問見積もりを依頼して、搬出経路などを確認してもらうといいでしょう。
遺品整理業者に回収してもらう
耐火金庫の回収は遺品整理業者に依頼することも可能です。不用品回収同様、遺品整理業者も運び出しから依頼でき、中身が入ったままでも回収してもらえます。遺品の金庫で、鍵がなく中身も分からないような金庫を、中身ごとそのまま処分したい場合におすすめです。
金庫だけの回収だと割高になる可能性があるので、遺品整理で出た不用品とまとめて回収してもらうとよいでしょう。
金庫の買取業者に売却する
購入間もない耐火金庫であれば、金庫の買取業者に売却することが可能です。目安として製造から5年以内の金庫であれば、買い取ってもらえる可能性が高くなります。とくに、デジタルテンキー式や指紋認証式のものは人気が高く、高額査定を期待できます。
耐火金庫を売却する場合、鍵が開くことと中身が空であることが査定・買取の条件なので、開かない金庫はまず解錠する必要があります。金庫の専門業者に解錠だけを依頼して、その後査定に出してもよいでしょう。
耐火金庫はごみに出せない
耐火金庫は、一般的にごみに出すことができません。それにはもちろん理由があります。
ここでは、耐火金庫がごみとして捨てられない理由を解説します。
耐火金庫は「処理困難物」に該当する
ほとんどの自治体で、耐火金庫は収集を行っていません。これは、耐火金庫が「処理困難物」に指定されているためです。
処理困難物とは、自治体のごみ処理施設では適切に処理できない廃棄物を指します。耐火金庫は鋼材やスチールなどの特殊な素材が使われており、ごみ処理施設の処理能力では通常対処できません。
処理自体ができないため、収集が行われないのはもちろん、持ち込みも受け付けていないのが一般的です。
手提げ金庫ならごみに出せる自治体が多い
同じ金庫でも小さな手提げ金庫に限っては、多くの自治体で収集しています。一般的には不燃ごみや複雑ごみに分類され、目安としては指定ごみ袋に入る30cm以内の手提げ金庫なら、ごみに出せます。
ただし、実際にどのような金庫がごみとして排出できるのかは、自治体のごみ分別ルールによって異なります。
耐火金庫の処分方法を選ぶ際の注意点
最後は、耐火金庫の処分方法を選ぶ時に覚えておきたい注意点を、3つご紹介します。
処分するタイミングに悩む場合や、売却したい場合に重要なポイントなので、ぜひチェックしておきましょう。
耐火性能の寿命は約20年
耐火金庫の寿命は、一般的に20年です。
耐火金庫の耐火素材である「気泡コンクリート」は、含まれる水分が20年程度で気化してしまいます。処分や買い替えのタイミングに迷ったら、まずはその金庫が購入してから20年以内であるかを、確認してみましょう。
20年を超えている場合は、当然売却も困難になります。廃棄処分もしくは買い替えを検討しましょう。
引き取りや買取は鍵が開くことが絶対条件
先に解説した通り、耐火金庫の購入店や専門業者による引き取りは、鍵が開いていることが絶対条件です。
中が空であることを確認できない金庫は、原則引き取ってもらえません。別途、専門業者に依頼して解錠が必要となります。
耐火金庫を売却する場合も同様で、施錠ができて中身が空であることが条件です。鍵が開かない場合は、やはり解錠を済ませてから査定に出さなければなりません。
不用品回収や遺品整理なら中身ごと回収してもらえる
耐火金庫を中身ごと処分したいという場合は、不用品回収や遺品整理業者がおすすめです。いずれも、扉が開かない金庫や中身が入ったままの金庫であっても回収してもらえます。
遺品などの古い金庫の場合、鍵を開けられず、中身も不明ということはままあります。金庫の専門業者に引き取ってもらうとなると、解錠した上で中身は別途処分しなければいけません。
中身もまとめて処分したい、解錠にお金をかけたくない、という場合は、不用品回収や遺品整理業者に相談してみるといいでしょう。
耐火金庫の処分方法まとめ
今回は、耐火金庫の処分方法や、開かない金庫を中身が入ったまま処分する方法についてご紹介しました。
耐火金庫はほとんどの自治体でごみ収集に出せないため、それ以外の方法で処分する必要があります。購入したお店がわかる場合には、まずはお店に問い合わせてみるといいでしょう。
鍵が開かない金庫を処分または売却したい場合は、金庫の専門業者に依頼して解錠してもらった上で、中身を空にする必要があります。
不用品回収業者や遺品整理業者なら、中身が入ったままの耐火金庫でもそのまま回収してもらえます。金庫の中身ごと処分したいような場合には、利用を検討してみましょう。
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