焼津市では自治体で粗大ごみを回収していない？ごみの分別と自力で運べないごみの捨て方について解説します

粗大ごみっていつどうやって回収してくれるの？粗大ごみを出すのに申し込みや料金はいるの？

粗大ごみの処分方法って、意外とわからないもの。自治体によっても、手続き方法や受け付けてくれる粗大ごみの種類は異なります。

今回は、静岡県焼津市の粗大ごみの出し方を詳しくご紹介。

焼津市は他の自治体と比べても粗大ごみの処分について独特なルールを設けており、粗大ごみの回収を行っておらず、把握しておくことが大切です。

静岡県焼津市で粗大ごみ・混合ごみや事業系ごみ、不用品の処分を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

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※本記事は2024年7月時点の情報を元に作成・更新しています。最新の情報は自治体の公式Webサイトにてご確認ください。

静岡県焼津市の粗大ごみ（大型ごみ・混合ごみ）回収

はじめに、静岡県焼津市のごみ分別方法と粗大ごみ（大型ごみ・混合ごみ）の処分ルールをチェックしましょう。

どんなものを粗大ごみとして処分してもらえるのか、事前に確認しておくことが大事です。

焼津市のごみ分別方法

焼津市ではごみを地域別に粗大ごみ含め７種類に分類しています。

燃やすごみ

塩ビ製品 雨どい、パイプ、家庭用ラップ、紙パック 防水加工紙・感熱紙 紙コップ、紙皿、レシート、紙コップ 繊維・ゴム製品、玄関マット、じゅうたん、長靴 、繊維・ゴム、汚れた衣類、わら製品 むしろ、ふとん・毛布、おむつ、保冷剤、カイロ、生ごみ等

木くず・剪定枝※

木材については下記記載行っています。

プラマーク（容器包装プラスチック）

「プラマーク」が付いている容器包装プラスチックが対象です。

資源物

びん、缶、ペットボトル、ぷらっすチック、廃食用油、蛍光灯、電球、缶電池、鏡、陶器類、ダンボール、新聞紙、雑誌、紙類、古着
廃食用油は、バイオディーゼル燃料として再利用されています。
※土は資源物として処分できません。

使用済み小型家電

携帯電話・スマートフォン・ノートパソコン・タブレットパソコン・デジタルカメラ・ ビデオカメラ・ゲーム機・デジタルオーディオプレーヤー・カーナビ・電子辞書・ USB メモリー・これら付属品（リモコン・AC アダプター・充電器・電源コード等）

リユース古着

まだ着られる服・靴・カバン等が、収集対象です。

焼津市の粗大ごみの定義

焼津市では、大掃除や引っ越しなどで出た多量のゴミ、たたみ、多量の剪定枝や木材、大型の家具などを粗大ごみという定義に分類できますが、自治体としての具体的な分類はされていません。

焼津市で回収できないごみ

焼津市では以下のようなものは回収してもらえません。

• 特定家電品（家電リサイクル法対象品目）
• 家庭用パソコン
• 消火器
• スーツケース・スプリングマットレス・タイヤ・ホイール・農薬のびん・スキー・スノーボード・チャイルドシート・ブロック・タイル・瓦・住宅建材・砂・土・石・コンクリートがら・エンジンオイル・灯油・塗料
• 便器・水洗陶器・フロンガス使用機器・放射線を発生するラドン温泉機器・金庫・スピーカー・マッサージチェア・車載バッテリーなど

家電リサイクル品・処理困難物・事業系ごみなどは不用品回収業者へ相談しましょう。

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自治体で処分ができない・難しいごみについては以下の様な記事も読まれています。

• サロン・美容室・理容室閉店時の不用品はどうやって処分する？正しい機器・設備の処分方法とは
• スプリングマットレスの処分方法6選！自治体での処分が難しい理由とは
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静岡県焼津市の粗大ごみ回収申し込みはできる？

焼津市では粗大ごみの回収は、基本的には直接の持ち込みが主流となっています。

他の自治体のような自治体ベースの回収とは異なる為、自宅まで回収を行ってほしい場合は、自治体の回収申し込み以外の方法を検討しましょう。

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焼津市で直接ごみを持ち込みたい場合の方法

ここでは、粗大ごみを含めた、持ち込みを検討する場合の三種の方法を解説します。

燃やすごみの持ち込み

燃やすごみの持ち込みは高柳清掃工場にて持ち込み処分することが可能です。

手数料が、50kg以下無料、50kgを超える場合全量に対して10kgあたり146円かかる点には注意しましょう。

資源物の持ち込み

焼津市では資源物を持ち込み処分したい場合、焼津市内にあるミニステーションにて「資源物の回収」を行っています。

ミニステーションでは回収できる資源物が細かく指定されていることや、事業者からでた資源物は回収行っていませんので注意しましょう。

木くず・木材

木材の持ち込み木材開発株式会社 藤枝工場にて処分行っています。

燃やすごみ・資源ごみ・木材いずれの持ち込みについても、細かい指定や時間などが決まっていますので、事前に自体のWebサイトにて確認を行っておきましょう。

静岡県焼津市のサービスで粗大ごみを処分するメリット・デメリット

焼津市に粗大ごみ収集を申し込む場合の、メリットとデメリットをまとめました。

メリット

• 持ち込めれば割安

焼津市の粗大ごみは、持ち込むことができれば処分にかかる費用を抑えられるのが大きなメリットです。

また、行政サービスということでトラブルに巻き込まれるリスクが低く、安心して利用しやすい点もメリットといえます。

デメリット

• 回収を行っていない

焼津市の粗大ごみ収集は他の地域と比べても大変珍しく、粗大ごみとしての単位での回収は行っておりません。

車での持ち込みができないご家庭では大変不便なサービスといえるでしょう。

また、持ち込みに関しても細かくルールが決まっている為、事前の確認は必ず行っておきましょう。

事業ごみや処理困難物など、自治体で持ち込みでも処分できないごみや、ご家庭でも自力で運べないごみに関しては不用品回収業者へ依頼するとよいでしょう。

不用品回収業者に依頼するメリット・デメリット

次に、不用品回収業者に回収を依頼する場合の、メリットとデメリットをまとめました。

メリット

• 申し込み当日に回収してもらえる
• 土日祝日も申し込み、回収依頼ができる
• 回収品目や数量に制限がない
• 運び出しや解体も依頼できる

不用品回収業者の最大のメリットは申し込み当日に回収に来てもらえる点です。自治体では対応できない土日祝日や夜間早朝の回収も依頼できます。

また、回収品目や数量に制限がない点、家からの運び出しや解体等を依頼できる点も焼津市の粗大ごみ収集にはないメリットといえます。

焼津市は粗大ごみ単位での回収を行っていないため、不用品回収業者へ依頼するケースが多くなるでしょう。

デメリット

• 自治体で持ちこみ処分できる場合と比較すると料金が高い
• 悪質な業者に依頼しないよう注意が必要

不用品回収業者のデメリットは、焼津市の持ち込み処分と比較するとサービスが手厚い分料金も割高となる点。軽くて小さな粗大ごみを少量だけ処分したいというような場合は、急ぎでなければ自治体の持ち込み処分を利用する方が安く済みます。

また、民間の不用品回収業者は無数にあるため、業者選びにも注意が必要です。とくに「無料回収」を謳ってトラックで直接回収に回る業者や、「不用品はないか」と電話をかけてきて一方的に回収しようとする業者には注意が必要です。

まとめ

静岡県焼津市の粗大ごみ処分は残念ながら市としては持ち込みのみ受け付けており、粗大ごみとしての回収を行っていない為、粗大ごみでお悩みの場合は不用品回収業者へ依頼行う必要があります。

不用品回収業者の利用は以下のような場合におすすめです。

• できるだけ早く粗大ごみや不用品を処分したい
• 運び出しや解体から依頼したい
• 処分したい粗大ごみや不用品の量が多い
• 自治体で回収していない不用品を処分したい

自治体のゴミ回収と民間サービスの不用品回収、どちらもメリットとデメリットが存在します。粗大ごみを処分する際は、粗大ごみの品目はもちろんのこと、数量や処分・回収してほしいタイミング、予算を踏まえて、自治体と不用品回収業者それぞれのメリット・デメリットをよく比較検討し、処分方法を選ぶことが大切です。

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