オーディオ機器といえば、ひと昔前は高価で憧れの的とも言えるものでした。ネットで手軽に音楽が聴けるようになった昨今でも、音楽愛好家の間では根強い人気があります。
オーディオ機器といえば種類が豊富でサイズも様々、そのためいざ処分となるとその方法に困る方は少なくありません。
今回は、オーディオ機器の適切な処分方法と、処分の際に知っておきたい豆知識を解説します。
オーディオ機器の処分方法
まずは、オーディオ機器の処分方法を具体的にみていきましょう。
オーディオの種類やサイズによって向いている処分方法が違うこともあるため、所有している製品に合う方法を見つけてください。
自治体の粗大ごみ収集に出す
自宅に設置するタイプのオーディオ機器の場合、粗大ごみとして排出できます。
自治体によって定義は異なりますが、一般的には1辺が30cmを超えるサイズのものは粗大ごみに該当します。予約制を採用している自治体が多いため、事前に確認しておきましょう。
粗大ごみ収集に出す場合は、サイズや重さにより処分料が数百円~2,000円程度かかります。また、オーディオ機器とは別にスピーカーがある場合、別途処分料の支払いが必要となる場合もあります。
一般ごみとして排出する
粗大ごみに該当しない小型のオーディオ機器の場合は、一般ごみとして排出できます。目安としては、自治体指定のごみ袋に入るものであれば、一般ごみ扱いで処分できる可能性があります。
自治体によって扱いは異なりますが、一般的には不燃ごみや複雑ごみに該当し、週または月に1回程度の頻度で定期収集があります。
排出ルールは自治体ごとに大きく異なるため、必ず広報や自治体のホームページでごみ分別ルールを確認しておくようにしましょう。
小型家電回収ボックスを利用する
オーディオ機器は「小型家電リサイクル法」の対象です。そのため、使用済小型家電回収ボックスを利用すれば、無料でオーディオ機器を処分できます。
回収ボックスが設置されている場所は自治体によって異なりますが、一般的には市町村役場や図書館、ショッピングモール、家電量販店、スーパーなどに設置されています。
回収ボックスまで持ち込む手間がかかることと、処分したいオーディオ機器のサイズによっては利用できない場合がある点に注意しましょう。
家電量販店の回収サービスを利用する
家電量販店のなかには、使用済み家電を回収するサービスを行っているところがあります。オーディオ機器が回収対象に含まれていれば、そのサービスを利用して処分することができます。
注意点として、サービスの有無やサービス内容は、お店によって大きく異なります。対象製品が指定されていたり、同じ系列でも店舗によって回収条件が違ったりすることも少なくありません。
場合によっては、店舗で新しい家電を購入しないと回収サービスそのものを利用できないこともあります。そのため、サービスを利用する場合は、事前に利用できるかどうか問い合わせしておくことをおすすめします。
リサイクルショップやオーディオ買取店に売却する
新品のオーディオ機器は高額なものも多く、中古でも高い需要があります。そのため、リサイクルショップやオーディオ買取店に売却することも、選択肢に入れておきたいところです。
とくに、JBL・BOSS・SONYのような人気メーカーの製品や、YAMAHA・Nmode・DENON・TANNNOYなどのブランドの高級オーディオ機器は、状態や機種にもよりますが思いがけない高値が付くこともあります。
フリマアプリやネットオークションで売却する
中古需要の高いオーディオ機器は、フリマアプリやネットオークションでも人気があり、売却が可能です。個人間の取引になるため、リサイクルショップ等を介するより高値で売れることも珍しくありません。
一方で、相場がわからないために安く売ってしまったり、商品の状態や配送が原因で買い手とトラブルになるケースもあります。大きなオーディオセットだと、梱包や配送料が高くついてしまう点にも注意が必要です。
また、すぐに買い手が見つかるとは限らないため、急ぎで処分したい場合には向かない処分方法といえます。
不用品回収業者に処分を依頼する
オーディオ機器の処分には、不用品回収業者を利用することもできます。不用品回収業者の場合、運び出しや解体も依頼できるため、処分にかかる手間を最小限に抑えられるのが大きなメリットです。
ただし、民間サービスということもあり一定の処分費用がかかるため、小さなオーディオ機器単品だと高くつく可能性があります。自力で運び出すのが難しい大型のオーディオ機器を処分したい場合や、引っ越しが迫っている等で急ぎで処分したい場合などにおすすめの方法です。
オーディオ機器に該当するもの
オーディオ機器とはその名の通り「音楽を聞くための機器」で、音楽を再生したり音量を調整したりするものが該当します。
<オーディオ機器の例>
- FM・AMチューナー
- CDコンポ
- MDプレイヤー
- カーオーディオ
- ラジカセ
- レコードプレイヤー
- ポータブルオーディオ
- アンプ/スピーカー
- ホームシアターシステム
- ポータブルオーディオプレイヤー
- イヤホンやヘッドフォン
上記のように、オーディオ機器には大きく分けてもかなりの種類があります。自宅に設置するものだけでなく、カーステレオや携帯型の再生機やスピーカーも含まれます。
近年は、BluetoothやWi-FiでオーディオとPCやスマホを接続し、音楽を再生する機器が増えています。
オーディオ機器は小型家電リサイクル法の対象
処分方法でも紹介した通り、オーディオ機器は「小型家電リサイクル法」の対象品です。オーディオ機器のほかにも、携帯電話やデジタルカメラ、ヘアドライヤー、ゲーム機器、電子辞書などが対象となっています。
小型家電の場合、既定の処分方法は自治体によって異なりますが、多くは公共施設や商業施設に設置されている「使用済小型家電回収ボックス」での回収が行われています。回収ボックスに入るサイズのもののみが対象ですが、無料で利用することができます。
古かったり壊れて動かないオーディオ機器にも需要がある
古いオーディオや壊れているオーディオの場合、捨てる以外の選択肢がないと考える人もいるでしょう。
しかし、有名メーカーのオーディオ機器の中には、古いものでもヴィンテージ価値が付くことが多々あります。数十年前の製品に、びっくりするような高値がつくケースも珍しくありません。
壊れてしまって再生できないような場合でも、修理すれば使えるようなものは、壊れたままでも売れる場合が少なくありません。また、すでに生産が終了しているオーディオ機器の場合、修理用の部品目的でも需要があります。
年代物のオーディオ機器は、捨てる前に一度買取価格を調べてみるといいかもしれません。
オーディオ機器の処分方法まとめ
今回は、オーディオ機器の処分方法について詳しく紹介しました。
種類やサイズ、値段が豊富なオーディオ機器は、それぞれ向いている処分方法が異なります。
お金をかけずに処分したい場合は、自治体の収集を利用すると費用を抑えられます。小型家電回収BOXに入るサイズのものなら、無料で処分もできます。
とはいえ、オーディオ機器は中古需要が高く、とくに人気メーカーやヴィンテージ価値のある機器なら古くても高値で売れる可能性もあります。処分を急がない、時間に余裕がある場合は、売却もおすすめです。
とにかく急ぎで処分したい場合や、重くて運び出せず解体や取り外しもできない場合、他の不用品とまとめて処分したい場合は、不用品回収業者の利用が便利です。
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