子どもの成長と共に役目を終え、処分する必要が出てくる学習机ですが、スムーズに処分できないことも多くあります。
また、学習机は大きなパーツが複数付属している物もあるため、自力で搬出処分ができないこともありますよね。
そこで今回は、学習机の処分が何故難しいのかの理由や、一般的な処分方法と売却する手段についてまとめてご紹介します。
学習机の処分が難しい理由
一般的な事務机やテーブルなどと違い、学習机の処分は難しいとされているのはなぜなのでしょうか?
まずは、学習机の処分が困難な理由や、処分する際のハードルになりやすいポイントについて紹介します。
頑丈にできているため運搬が大変
学習机は重くて大きいものが大半です。子どもが揺らしても倒れないよう設計されており、ランドセルや教材類を収納できるよう大きく作られているためです。
一方で、学習机以外の用途には使いにくく、子ども部屋に置きっぱなしになってしまっているケースも多いのではないでしょうか?インテリアとして使用することが難しいデザインであるため、リビングなどでの使用にも適していません。
また、システムベッドとセットになっている学習机もあるため、まとめて処分しようとするとかなりの重労働になります。そのため、重く頑丈であるがゆえに運搬できず、そのままになっているのも処分が難しい理由の1つです。
売却しようにもあまり値がつかない
学習机は、上述の通り学習机以外の用途で使用することがほとんどできません。子どもが長年使用し続けてきたことで、汚れや傷がついていることが多いという特徴もあります。
そのため、売却しようとしても値のつかないことが多く、別の方法で処分しなければならないケースが多くあります。
また、子どものために新品を用意したい親心から、使い込まれたものよりも新品に対する需要が高いことも、売却処分が難しい理由の一つとなっています。
思い出が残っていて捨てにくい
学習机は、子どもの成長を共に歩んできた思い出の品でもあります。
子ども自身が成長して使う機会がなくなり、本人は処分したいと考えていても、両親が捨てたくないというケースは少なくありません。
思い入れがある物であればあるほどなかなか処分に踏み切れなくなるため、説得が必要になるなど処分が難航するケースもあります。
学習机の処分方法
処分することが難しい学習机ですが、処分方法にはどのような選択肢があるのでしょうか?
ここからは、学習机の一般的な処分方法とそれぞれのメリットや注意点について紹介します。
自治体の粗大ごみ収集に出す
学習机のもっとも一般的な処分方法は、自治体の粗大ごみ収集に出すことです。自治体によって粗大ごみの規格や料金は異なりますが、おおむね1,000~2,000円程度の料金で処分することができます。
学習机は、デスク本体、天板、チェアなどに分かれるものが多いのも特徴です。そのため、まとめて同一料金内で処分できるのか、別途個別に処分料が必要になるかは、事前に確認しておく必要があります。
指定された粗大ごみ収集場所への搬出手段があるのであれば、粗大ごみとして処分すると良いでしょう。
ごみ処理施設に持ち込んで処分する
学習机は、ごみ処理施設に持ち込んで処分する方法もあります。地域のごみ処理施設まで不要になった学習机を直接持ち込み、処分を依頼する方法です。
ごみ処理施設に学習机を持ち込む場合、処分費用が粗大ごみとは扱いが異なることが多いので注意しましょう。一般的には、ごみの重さに対して処分費用が加算されることが多く「1kgあたり〇円」「〇kgあたり◯円ずつ加算」など、費用設定は自治体によって異なります。
ごみ処理施設に学習机を持ち込む場合には、搬出する人手や運搬車両の手配も必要です。そのため、費用だけでなく、持ち込む手段についても事前に検討しておく必要があります。
家具店の下取り・引取りサービスを利用する
家具店によっては、不要になった家具類の下取りや引取りサービスを提供しているところがあります。下取り・引取りサービスを利用すれば、不要になった学習机を家具店で引き取ってもらえるため、処分手配を自分でする必要がありません。
また、買い替え時に下取りで割引になったり、処分費用が安くなったりする場合もあります。
ただし、下取りや引取りサービスを利用する店舗で購入した学習机に限られることが多いため、事前に確認しておきましょう。
不用品回収業者に処分を依頼する
学習机は、不用品回収業者に処分を依頼することもできます。不用品回収業者は、さまざまな不用品をまとめて引き取ってくれる点が特徴です。
まとめて回収してもらえるため、学習机だけでなく不要になった椅子や棚、書籍などの学用品もスムーズに処分できます。
また、不用品回収業者は自宅まで回収に来てもらえること、運び出しから依頼できることも大きなメリットです。搬出や運搬する手段がない場合でも、解体・分別作業などからすべて任せられるので、処分に困ったときは活用を検討してみると良いでしょう。
学習机を売却する方法
学習机の処分方法は、廃棄だけでなく売却でも手放せます。しかし、前述の通り買い手がつかないことも多く、容易に売ることはできません。
では、売却処分したい場合はどうすれば良いのでしょうか?
ここからは、学習机を売却処分する方法や売却が難しい学習机を売りたいときに押さえるべきポイントについて解説します。
リサイクルショップに売却する
不要になった学習机は、リサイクルショップで売却することが可能です。しかし、前述の通り中古の学習机は需要が少ないため、状態の良いものでなければ買い取ってもらえない可能性があります。
リサイクルショップへの売却は、持ち込みや出張査定、オンライン査定、宅配査定などの方法があるのでショップに査定方法を相談してみてください。
フリマアプリやオークションで売却する
学習机を売却したい場合、フリマアプリやオークションサイトを活用するのも手段の1つです。たとえば「メルカリ」や「ヤフオク」などであれば、手軽に個人間で売買できます。
リサイクルショップでは買い取ってもらえなかった状態の学習机でも、フリマアプリなどであれば買い取り手がつくかもしれません。
しかし、配送手配などを自力で行わなければならず、売れるまでに時間がかかる場合があります。そのため「急いで処分したい」という方は、ほかの処分方法を検討しましょう。
少しでも売れる可能性を高める方法
学習机を売却したいとき、少しでも売れる可能性を高めるために意識しておきたいポイントがあります。
それは「綺麗な状態で売りに出すこと」です。たとえば、鉛筆やクレヨンなどの汚れを取る、シールは剥がしてべたつきまで除去しておくなど、自分でできるクリーニング作業は念入りに行いましょう。
また、購入時点で卓上マットや引き出しに仕切りケースを使用するなど、汚れ対策を可能な限り講じておくと綺麗な状態で売りに出すことができます。
学習机を少しでも安く処分するなら
学習机を少しでも安く処分する方法は、上述したもの以外にも選択肢があります。
ここからは「学習机の処分費用をとにかく安く抑えたい」という方におすすめの処分方法について見ていきましょう。
解体して一般ごみに出す
学習机をそのまま処分する場合には、粗大ごみとして自治体に回収を依頼する方法が一般的です。しかし、自治体によって費用は異なりますが、粗大ごみ回収を依頼すると数百円から2,000円程度必要になります。
この処分費用は、一般ごみとして排出可能なサイズに解体すれば削減可能です。一般ごみで処分できれば、料金はかかりません。
しかし、学習机は頑丈な作りになっているものも多く、解体は容易ではありません。また、自治体によっては解体しても粗大ごみ扱いになる自治体もあります。解体しても粗大ごみ扱いになるのであれば、解体せず排出した方がスムーズです。
さらに、解体して一般ごみに出せる自治体でも、解体した素材ごとに分別作業を行わなければなりません。解体にかかる時間や労力、解体道具の購入費用などを考慮すると、無理に自力で解体せずに処分した方が良いケースもあるので注意しましょう。
親戚や友人知人に譲る
学習机を手放す際に、親戚や友人知人に声をかけて譲渡先を探すのも選択肢の1つです。たとえば、小学校への入学を控えた子どもがいる家庭に声をかけてみるのも良いでしょう。
ただし、押し付けのような形になると迷惑に感じる場合もあるため、譲渡可能である旨を伝えて引取可否の判断は相手に委ねることが大切です。
希望者に譲渡したり寄付する
学習机の譲渡先として、親戚や知人友人などの身近な人に対象者がいない場合には、希望者を探してみましょう。
たとえば、地域密着型の「ジモティー」などのサービスを活用すれば、近隣で譲渡先を探すことができます。
ただし、希望者がすぐ見つかるとは限らないため、譲渡処分を検討しているのであれば余裕をもって譲渡先募集を募ることが大切です。もし、急いで手放したいのであれば、廃棄するなどスムーズに処分できる方法を検討しましょう。
学習机の処分方法まとめ
学習机は、頑丈で重たいことや思い入れがあるなど感情的に処分しづらい面があり、容易に廃棄できないことがあります。
廃棄処分の場合、基本的には粗大ごみとして処分できるものの、回収依頼や処分券の購入などの手配が必要です。また、自治体によっては指定の回収場所まで搬出しなければならないこともあります。
学習机は、子どもが使用するものとして購入する人が多いため「新品を購入してあげたい」という方が多い傾向です。また、子どもが使用していることから、シールや落書きなどの汚れが付着していることも少なくありません。そのため、中古の学習机に対する需要は少なく、売却処分も他の家具と比較しても難しいのが実際です。
「自分で解体や搬出ができない」「すぐにでも処分したい」という場合には、解体から分別や回収作業まで依頼できる不用品回収の利用がおすすめです。
- 長年使った学習机は部屋から動かすのも大変、売却や譲渡も手間と時間がかかります。
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