ファンヒーターなどで使用されることから、比較的身近な燃料である灯油。
冬の終わりと共に大量に余ってしまったり、灯油タンクに入れたまま放置されて寿命が来てしまった持ち越し灯油があったりすると処分に困ります。可燃性の燃料であることから、簡単に捨てることもできません。
今回は、灯油を処分したい人向けに処分方法や処分時のポイントについて解説します。適切かつ安全に灯油を処分できるよう、事前に確認しておきたい内容をまとめました。
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灯油の処分を考える際に大事なポイント
実際に灯油の処分方法を見る前に、灯油処分で知っておきたい重要なポイントをご紹介します。
他の廃棄物のように簡単には捨てられないので注意が必要です。
灯油は「特別管理産業廃棄物」に指定されている
日本の廃棄物処理は、廃棄物処理法という法律によって定められています。その廃棄物処理法において、灯油は「特別管理産業廃棄物」として規制がかけられています。
特別管理産業廃棄物には、爆発性・毒性・感染症など人体や環境に悪影響を及ぼす廃棄物が指定されています。特別管理産業廃棄物は、危険な廃棄物としてかなり厳しい管理・処分が求められているのです。
灯油も特別管理産業廃棄物で、可燃ごみや不燃ごみのような一般廃棄物のように簡単には処分できない点に留意しておきましょう。
処分したい量によっておすすめできる処分方法が異なる
灯油の処分においては、向いている処分方法が違う点もチェックしておきたいところ。
特別管理産業廃棄物である灯油は、大量に処分するとなるとかなり手間がかかります。
当記事では、処分したい灯油が少量の場合と大量にある場合とに分けて、それぞれの処分方法をご紹介します。
処分したい灯油の量が少ない場合の処分方法
まずは、少量の灯油の処分方法をみてみましょう。
ごく少量であれば使い切る
先述の通り、特別管理産業廃棄物である灯油を適切に処分しようとすると手間がかかります。そのため、少量であればなんとか使い切ってしまうのがおすすめです。
ファンヒーターであれば、冬が過ぎても室内干しの乾燥機として使うことができます。
ファンヒーターの給油サインが出てもそのまま使い続け、火が消えてから何度か着火を繰り返して僅かでも残らないよう灯油をしっかり使い切りましょう。
紙や布に染み込ませて廃棄
自治体で許可されている場合は、紙や布に染み込ませて燃えるゴミとして廃棄する方法もあります。
自治体の排出ルールによって異なるため、分からない場合は一度役場に問い合わせてから廃棄を進めてください。
大量の灯油を処分したい場合の処分方法
使い切るにも何かに染み込ませるにも多すぎる灯油があるという場合には、下記4点の方法で処分しましょう。
灯油を購入したお店に引き取りを依頼する
灯油を販売しているお店の多くは、使いきれなかった灯油も引き取ってくれます。お店にもよりますが、まずは購入した店舗で引き取ってもらえないか相談してみましょう。
料金は無料のこともありますが、お店によっては有料なので、持ち込み前に確認してください。
ガソリンスタンドに持ち込んで処分してもらう
灯油を販売しているガソリンスタンドでも、不要な灯油を引き取ってもらうことが可能です。ガソリンスタンドは可燃性の燃料を扱っているため、安心して処分の依頼が可能です。
多くのガソリンスタンドでは、無料で引き取ってくれるようですが、店舗によっては有料になることも。こちらも持ち込み前に確認しておくとよいでしょう。
身近な範囲で灯油を欲しがっている人に譲る
灯油は、ファンヒーターやストーブ以外にも使い道があり、人によっては季節を問わず灯油が必要になることがあります。
たとえば、発電機の燃料や、自転車や車の油汚れのクリーナーとして使われます。
周囲に灯油を利用している人がいないか確認して、欲しがっている人に譲ってしまえば、自分で処分する必要はありません。
不用品回収業者に処分を依頼する
「灯油を廃棄したいが簡単にはできない」という場合に便利なのが、不用品回収業者です。
不用品回収業者は分別などを気にせず要らない物を引き取って、適切に処分してくれる業者です。たとえ不用品が灯油であっても、そのまま業者に引き渡すだけ。どこかに持ち込む手間もなく、灯油タンク・ポリタンクに入れて自宅で業者の回収を待てばOKです。
他の方法より出費がかさみがちですが、もっとも簡単で、自分の好きなタイミングで処分できる方法といえます。
灯油を処分する際の注意点
最後は灯油を処分するうえで、かならず確認しておきたい注意点を紹介します。
変色した灯油は使わないように!
「日光が当たらないよう涼しい場所で保管すれば来年も使える」と耳にすることもあるでしょう。
しかし、灯油は適切に保管しているつもりでも劣化は進むため、基本的には持ち越して使うことはできないと考えてください。
とくに、持ち越し灯油でよくある変色が起きていたら使用はNGです。変色イコール劣化しているということなので、ファンヒーターやストーブで使ってしまうと、器具の故障や事故を招きます。
凝固剤で固める行為は火事のリスクあり
灯油は、料理油とは違って凝固剤で固めて廃棄できない点には注意しなければなりません。
凝固剤は熱された料理油専用のアイテムです。だからといって、灯油を熱すると発火する危険があるため、絶対にNGです。
下水や河川に流す行為は絶対にダメ
「購入したお店やガソリンスタンドに持ち込むのが面倒」「処分にお金をかけたくない」といって、下水や河川に流すのは絶対にやってはいけない行為です。
下水道管のなかで気化すると爆発・火事が起こる原因に。もし事故が起これば、自分の家だけでなく、周辺住民の迷惑になったり、かなり高額の損害賠償金を請求されたりする可能性があります。
さらに廃棄物を自然に捨てるのは、不法投棄となり法律違反です。場合によっては罰則が科せられます。もちろん環境への悪影響は必須。河川に灯油が浮いた状態になれば、除去作業にかかる費用も請求されるでしょう。
土に埋めると土が汚染される恐れも
灯油の処分方法として、「微生物が分解してくれるため、土に埋める」と紹介されることがあります。しかし、こちらもやはり自然への悪影響は避けられません。
土に埋めた場合、かなり長期間分解されずに地中に残り、家庭菜園やガーデニングの植物が枯れてしまう可能性もあります。
自分の私有地であれば問題ないと考えずに、かならず適切な処分を行ってください。
長期間放置しておくと引火の可能性あり
長期間放置した灯油、とくに持ち越し灯油は、引火の危険があります。
灯油タンクを長期間放置しておくことで、灯油の存在を忘れて近くで火気を使ってしまい、引火してしまったという事例も。
また、ファンヒーターやストーブなど、暖房器具に灯油を入れっぱなしにするのもNGです。灯油が気化した場合、静電気の小さな火花であっても引火するリスクがあるからです。
灯油の処分方法まとめ
灯油は少量なら自力での廃棄も可能ですが、大量に余っている場合は処分方法が限られるうえ、大量にある場合、処分にはかなり手間がかかります。
長期間放置すると引火するリスクがあり危険なので、処分方法に困ったときは不用品回収業者に相談して早めに処分してしまいましょう。
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- 灯油を長期間放置しておくのは大変危険、少量であっても早めに処分することが大切です。
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