お片付けマッハくん > お片付けマッハくんブログ > コラム > 灯油の安全な処分方法と処分時に気をつけるべきポイントを詳しく解説

灯油の安全な処分方法と処分時に気をつけるべきポイントを詳しく解説

更新日:2024.11.8|公開日:2022.4.30
灯油とストーブのイメージ写真

ファンヒーターなどで使用されることから、比較的身近な燃料である灯油。

冬の終わりと共に大量に余ってしまったり、灯油タンクに入れたまま放置されて寿命が来てしまった持ち越し灯油があったりすると処分に困ります。可燃性の燃料であることから、簡単に捨てることもできません。

今回は、灯油を処分したい人向けに処分方法や処分時のポイントについて解説します。適切かつ安全に灯油を処分できるよう、事前に確認しておきたい内容をまとめました。

マッハくん笑顔の横顔
余った灯油ってどう扱えばいいか困りますよね。
マッハくんが灯油の適切な処分方法と処分時の注意点を解説します!
  • 灯油は「特別管理産業廃棄物」に指定されている
  • 処分したい量によっておすすめできる処分方法が異なる
  • 大量の灯油の処分はガソリンスタンドに持ち込んで処分する
  • 変色した灯油は使わないなど。保存状態にも注意
  • ポリタンクごとの処分は不用品回収がオススメ

記事本題前のご案内

不用品回収をすぐに処分したい・重たい家具が捨てられないなどごみの処分にお悩みの場合、まずはご相談ください!

  • 最短当日30分のスピード対応!
  • 下見・お見積りすべて無料!
  • LINEかんたんお見積りも可能!

タンスから一部屋・テナント丸ごとまで全て不用品回収行います。また、自治体で断られたようなごみでも対応させていただきます。お悩みの場合はまずはお問い合わせ・ご相談ください。

灯油の処分を考える際に大事なポイント

灯油のイメージイラスト

実際に灯油の処分方法を見る前に、灯油処分で知っておきたい重要なポイントをご紹介します。

他の廃棄物のように簡単には捨てられないので注意が必要です。

灯油は「特別管理産業廃棄物」に指定されている

日本の廃棄物処理は、廃棄物処理法という法律によって定められています。その廃棄物処理法において、灯油は「特別管理産業廃棄物」として規制がかけられています。

特別管理産業廃棄物には、爆発性・毒性・感染症など人体や環境に悪影響を及ぼす廃棄物が指定されています。特別管理産業廃棄物は、危険な廃棄物としてかなり厳しい管理・処分が求められているのです。

灯油も特別管理産業廃棄物で、可燃ごみや不燃ごみのような一般廃棄物のように簡単には処分できない点に留意しておきましょう。

処分したい量によっておすすめできる処分方法が異なる

灯油の処分においては、向いている処分方法が違う点もチェックしておきたいところ。

特別管理産業廃棄物である灯油は、大量に処分するとなるとかなり手間がかかります。

当記事では、処分したい灯油が少量の場合と大量にある場合とに分けて、それぞれの処分方法をご紹介します。

処分したい灯油の量が少ない場合の処分方法

灯油ストーブのイメージ写真

まずは、少量の灯油の処分方法をみてみましょう。

ごく少量であれば使い切る

先述の通り、特別管理産業廃棄物である灯油を適切に処分しようとすると手間がかかります。そのため、少量であればなんとか使い切ってしまうのがおすすめです。

ファンヒーターであれば、冬が過ぎても室内干しの乾燥機として使うことができます。

ファンヒーターの給油サインが出てもそのまま使い続け、火が消えてから何度か着火を繰り返して僅かでも残らないよう灯油をしっかり使い切りましょう。

紙や布に染み込ませて廃棄

自治体で許可されている場合は、紙や布に染み込ませて燃えるゴミとして廃棄する方法もあります。

自治体の排出ルールによって異なるため、分からない場合は一度役場に問い合わせてから廃棄を進めてください。

大量の灯油を処分したい場合の処分方法

大量の古い灯油のイメージ写真

使い切るにも何かに染み込ませるにも多すぎる灯油があるという場合には、下記4点の方法で処分しましょう。

灯油を購入したお店に引き取りを依頼する

灯油を販売しているお店の多くは、使いきれなかった灯油も引き取ってくれます。お店にもよりますが、まずは購入した店舗で引き取ってもらえないか相談してみましょう。

料金は無料のこともありますが、お店によっては有料なので、持ち込み前に確認してください。

ガソリンスタンドに持ち込んで処分してもらう

灯油を販売しているガソリンスタンドでも、不要な灯油を引き取ってもらうことが可能です。ガソリンスタンドは可燃性の燃料を扱っているため、安心して処分の依頼が可能です。

多くのガソリンスタンドでは、無料で引き取ってくれるようですが、店舗によっては有料になることも。こちらも持ち込み前に確認しておくとよいでしょう。

身近な範囲で灯油を欲しがっている人に譲る

灯油は、ファンヒーターやストーブ以外にも使い道があり、人によっては季節を問わず灯油が必要になることがあります。

たとえば、発電機の燃料や、自転車や車の油汚れのクリーナーとして使われます。

周囲に灯油を利用している人がいないか確認して、欲しがっている人に譲ってしまえば、自分で処分する必要はありません。

不用品回収業者に処分を依頼する

「灯油を廃棄したいが簡単にはできない」という場合に便利なのが、不用品回収業者です。

不用品回収業者は分別などを気にせず要らない物を引き取って、適切に処分してくれる業者です。たとえ不用品が灯油であっても、そのまま業者に引き渡すだけ。どこかに持ち込む手間もなく、灯油タンク・ポリタンクに入れて自宅で業者の回収を待てばOKです。

他の方法より出費がかさみがちですが、もっとも簡単で、自分の好きなタイミングで処分できる方法といえます。

不用品回収のご依頼・ご相談はこちら>>

灯油を処分する際の注意点

灯油のポリタンクのイメージ写真

最後は灯油を処分するうえで、かならず確認しておきたい注意点を紹介します。

変色した灯油は使わないように!

「日光が当たらないよう涼しい場所で保管すれば来年も使える」と耳にすることもあるでしょう。

しかし、灯油は適切に保管しているつもりでも劣化は進むため、基本的には持ち越して使うことはできないと考えてください。

とくに、持ち越し灯油でよくある変色が起きていたら使用はNGです。変色イコール劣化しているということなので、ファンヒーターやストーブで使ってしまうと、器具の故障や事故を招きます。

凝固剤で固める行為は火事のリスクあり

灯油は、料理油とは違って凝固剤で固めて廃棄できない点には注意しなければなりません。

凝固剤は熱された料理油専用のアイテムです。だからといって、灯油を熱すると発火する危険があるため、絶対にNGです。

下水や河川に流す行為は絶対にダメ

「購入したお店やガソリンスタンドに持ち込むのが面倒」「処分にお金をかけたくない」といって、下水や河川に流すのは絶対にやってはいけない行為です。

下水道管のなかで気化すると爆発・火事が起こる原因に。もし事故が起これば、自分の家だけでなく、周辺住民の迷惑になったり、かなり高額の損害賠償金を請求されたりする可能性があります。

さらに廃棄物を自然に捨てるのは、不法投棄となり法律違反です。場合によっては罰則が科せられます。もちろん環境への悪影響は必須。河川に灯油が浮いた状態になれば、除去作業にかかる費用も請求されるでしょう。

土に埋めると土が汚染される恐れも

灯油の処分方法として、「微生物が分解してくれるため、土に埋める」と紹介されることがあります。しかし、こちらもやはり自然への悪影響は避けられません。

土に埋めた場合、かなり長期間分解されずに地中に残り、家庭菜園やガーデニングの植物が枯れてしまう可能性もあります。

自分の私有地であれば問題ないと考えずに、かならず適切な処分を行ってください。

長期間放置しておくと引火の可能性あり

長期間放置した灯油、とくに持ち越し灯油は、引火の危険があります。

灯油タンクを長期間放置しておくことで、灯油の存在を忘れて近くで火気を使ってしまい、引火してしまったという事例も。

また、ファンヒーターやストーブなど、暖房器具に灯油を入れっぱなしにするのもNGです。灯油が気化した場合、静電気の小さな火花であっても引火するリスクがあるからです。

灯油の処分方法まとめ

灯油は少量なら自力での廃棄も可能ですが、大量に余っている場合は処分方法が限られるうえ、大量にある場合、処分にはかなり手間がかかります。

長期間放置すると引火するリスクがあり危険なので、処分方法に困ったときは不用品回収業者に相談して早めに処分してしまいましょう。

灯油の処分ならお片付けマッハくんにおまかせください

不用品回収のお片付けマッハくんでは、ポリタンクごとの灯油の回収処分を最短当日から承ります。訪問お見積りは完全無料、電話・メール・LINEから手軽にご依頼いただけます。灯油ストーブをはじめとした暖房器具などとの同時の処分についても承ります。灯油の処分にお困りの際は、ぜひご相談ください。

マッハくん笑顔の横顔
灯油を長期間放置しておくのは大変危険、少量であっても早めに処分することが大切です。
お片付けマッハくんでも灯油の処分を承っております、お困りの際はぜひお気軽にご相談ください!

不用品回収のご依頼・ご相談はこちら>>

あなたの街の優良
業者が即日訪問!

不用品回収・遺品整理・オフィス店舗片付けならお片付けマッハくん 地域最安値挑戦中!

不用品の処分のお悩み
すべてご依頼ください!

  • 捨て方の分からない不用品がある
  • 急ぎで処分してしまいたいものがある
  • 家具を処分したいが大きすぎて運べない
  • 引越しが迫っているのに粗大ごみの処分が間に合わない
  • 大量の不用品がありどう手をつけたらいいか分からない

お片付けマッハくんなら不用品・粗大ごみ処分に関するお悩みをなんでも解決!
訪問お見積り完全無料、対応地域最短即日30分で回収に伺います。

不用品回収のご依頼・ご相談はこちら>>

不用品の一括処分はもちろん、引越しゴミや遺品・生前整理、ゴミ屋敷清掃もお気軽にご相談ください。

お片付けマッハくん > お片付けマッハくんブログ > コラム > 灯油の安全な処分方法と処分時に気をつけるべきポイントを詳しく解説

最新の記事

不用品カテゴリー

不用品お役立ちコラム

都道府県別粗大ごみ処分情報

タグ一覧

問い合わせ急増につき、登録業者様急募!詳しくはこちら