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五月人形の処分方法:供養、時期選びまで解説

更新日:2024.3.15|公開日:2022.3.19
五月人形のイメージ写真

子どもの成長を祝い、さらに健康を祈って飾る日本の伝統的な節句人形の中で、男の子の祝い事に欠かせない「五月人形」。しかし、子どもの成長に伴い、飾る機会が減ってしまったという家庭も多いのではないでしょうか。

処分しようと思っても、祈祷などの特別な処分対応が必要になるのではないか、譲っても良いものなのか悩むうちに、押し入れの奥にしまい込んでしまうこともあるでしょう。

今回は、五月人形の一般的な処分方法や処分を検討する時期の目安、スムーズに処分する方法等を詳しく解説します。

マッハくん笑顔の横顔
お子さんの為にとガラスケース付きの立派な五月人形を所有するご家庭は少なくありません。
マッハくんが五月人形のおすすめ処分方法や注意点を解説します!

五月人形の処分方法

五月人形を片付けるイメージ写真

五月人形の一般的な処分方法には、以下の5つがあります。

  1. 分別して可燃ごみ・不燃ごみに出す
  2. 粗大ごみに出す
  3. リサイクルショップ等に売却する
  4. 友人知人に譲る
  5. 不用品回収業者に処分を依頼する

実際に処分する際には、供養も含めて処分方法を検討することをおすすめします。

分別して可燃ごみ・不燃ごみに出す

五月人形は、実は可燃ごみや不燃ごみといった、いわゆる一般ごみで処分することが可能です。

五月人形にはさまざまな素材のパーツが使用されており、素材ごとに分別しなければいけません。分別さえしてしまえば、他のごみと一緒に可燃ごみや不燃ごみとして排出できます。

近年ではマンションなどでも飾れるような省スペースのものも多く販売されており、自治体指定のゴミ袋に入るものも少なくありません。ゴミ袋に入るサイズのものであれば、一般ごみでの排出が最も手軽な処分方法といえるでしょう。

粗大ごみに出す

サイズの大きな五月人形や、人形を飾っておくためのガラスのケースも一緒に処分する等、一辺の大きさが30cmを超える場合は、粗大ごみとして処分します。

粗大ごみであれば分別する必要がないものの、一般ごみの回収と異なり、手続きと処分費用が必要になる点に注意が必要です。

粗大ごみの処分費用は約200円~1,000円程度が目安ですが、自治体によって費用や回収対象となるサイズに違いがあるため、事前に確認しておきましょう。また、回収までに1週間〜1ヶ月以上かかる場合がある点にも注意が必要です。

リサイクルショップ等に売却する

五月人形をリサイクルショップやフリマアプリ、ネットオークションを活用して売却するのも処分する方法のひとつです。リサイクルショップの場合は買取していない場合もありますが、フリマアプリやオークションならなんでも出品できます。

注意点として、運搬や配送の際に人形が破損しないよう、細心の注意を払わなければなりませんまた個人間取引で売却する場合は、配送料の負担等も考慮しておく必要があります。

手軽に手放せる方法ではありますが、後述している譲るのは良くないとされている理由や譲る際の注意点についても、しっかりとチェックしておきましょう。

友人知人に譲る

知人や友人に男の子が生まれた際などに、使用していた五月人形を譲り渡す形で手放す方法もあります。また、父親の五月人形を自分の息子の節句人形として引き継ぐのも多く見られる譲渡方法です。

しかし、長年しまい込んでいたものは破損や金箔剝がれなどが生じていることも多いため、譲る前に一度修理に出しておくと良いでしょう。

また、知人や友人、自分の息子や孫へ譲る場合は、人形供養を受けてから譲ることをおすすめします。

不用品回収業者に処分を依頼する

五月人形を処分する方法として、不用品回収業者に処分を依頼するのも手段のひとつです。

不用品回収業者であれば、ガラスケースなどの搬出が危険なものや分別が必要なものもまとめて引き取ってもら引き取ってもらえます。また、同じく男の子の節句を祝う鯉のぼりや支柱なども一緒に処分したい場合でも、不用品回収ならまとめて引き取ってもらえるため、スムーズに処分が可能です。

業者によっては、処分の際に人形供養を代行してもらえる場合もあります回収を依頼する業者を選ぶ際に、供養の依頼が可能かどうかも踏まえて検討してみると良いでしょう。

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五月人形を譲るのが良くないとされる理由

男の子と五月人形のイメージ写真

五月人形は、古くから子供が持つ厄を引き受けるという考え方があり、他人に譲り渡すことはタブーとされています。

ここでは、五月人形を譲り渡すのが良くないとされている理由や、どうしても譲りたい場合の譲渡先について紹介します。

五月人形の役割は「厄の身代わり」

五月人形や雛人形などの節句人形は、子どもの成長を願い「厄の身代わり」となって子どもを守ってもらう目的で飾る風習があるものです。そのため、基本的に1人にひとつ必要なものとされているため、たとえ父親から息子への譲渡であっても基本的にはNGとされています。

また、次男・三男など男の子の兄弟が複数いる場合には、それぞれの子に対して五月人形を購入して飾るのが良いとの説もあります。これは、人形を譲る・引き継ぐことによって一緒に厄も引き継がせてしまうためだといわれています。

ただし、父親の五月人形と息子の五月人形を一緒に飾ることは問題ありませんので、一緒に飾ってみるのもおすすめです。

人形供養して手放すケースが多い

基本的に五月人形の正式な処分方法には、人形供養してから手放す方法がとられますこれは、人形には魂が宿るものとされているためで、そのまま処分するのではなく「お魂抜き」できちんと供養を行ってから処分する方が多数を占めます。

神社やお寺で行われているほか、一般社団法人「日本人形協会」による人形供養の代行サービスも行われています。

そのほか「人形供養祭」や「人形感謝祭」として、一斉に人形供養するお祭りもあるので、自分に合う供養方法を選択すると良いでしょう。

施設によっては寄付を受け付けている場合も

保育園や幼稚園などの施設によっては、処分を検討している節句人形の寄付を受け付けているところもあります。

基本的に五月人形などの譲渡は望ましくないといわれていますが、処分するよりも他の人に大切にしてもらいたいという気持ちもあると思います。雛人形や五月人形などは、子ども達の多い保育園や幼稚園の季節行事として活用してもらえるので、譲り先としてもおすすめです。

五月人形を処分するおすすめの時期

飾られた五月人形のイメージ写真

最後に、五月人形を処分する際の目安となる時期について紹介します。

家庭や子どもの興味などによって時期が異なるため、飾る習慣がなくなってしばらく経つのであれば手放すことを検討してみると良いでしょう。

昔の風習に習って7歳になったら処分

日本では古くから、「七五三」で子どもの成長を祝ってきました。その風習の名残や幼少期に家族で楽しめるイベントとして、七五三を終える時期まで五月人形を飾る家庭は多くあります。

このことから、七五三を終えて飾らなくなるのをきっかけとして、7歳を迎えたタイミングで処分を検討するケースが多いようです。

ただし男の子の場合、七五三のお祝いは3歳と5歳でのみ行うことも多くあります。そのため、小学校入学までに家庭で行うイベントのひとつとして、7歳になるまで飾ってお祝いするのも良いでしょう。

成人になったら処分

成人になったタイミングで処分するのも、一般的なタイミングのひとつです。

古くは、元服(昔の成人の儀式)を終える11歳~16歳頃まで五月人形が飾られてきました。そのため、成人を迎えた後は供養して手放す方法が理想的だという説もあります。

五月人形が子どもの成長を祝う目的であるという意味でも、成人は手放すタイミングとしておすすめです。

子どもが興味を持たなくなったら処分

子どもが興味をもたなくなった段階で手放すのもよくあるタイミングのひとつです。

五月人形はコンパクトなものでも収納場所が必要になるため、飾っていない期間はずっとしまい続けている状態になります。子どもが成長してくれば学習教材や衣類なども増えてくるため、収納場所を確保するために手放す判断もあるでしょう。

また、飾って楽しむ機会が減ってきたのであれば、押し入れの奥でホコリをかぶってしまう前に手放すのも選択肢のひとつです。成人して実家から出てしまう前に、人形供養を受けて子どもと一緒に感謝を伝える行事として締めくくるのも良いのではないでしょうか?

五月人形の処分方法まとめ

五月人形は供養などを気にしないのであれば、分別して一般ごみで、もしくは粗大ごみで処分が可能です。

リサイクルショップ等への売却や、譲渡・寄付も選択肢の一つです。ただし五月人形の役割から譲渡は必ずしも喜ばれるものではないため、とくに友人や知人に譲る場合はよく話し合ってから行うようにしましょう

急ぎで五月人形を処分したい場合や、分別や運搬の手間をかけられないという場合には、不用品回収の利用が便利です。回収と同時に供養の代行を受け付ける業者もあるため、急ぎの処分と供養を同時にしたい場合には、相談してみることをおすすめします。

マッハくん笑顔の横顔
役目を終えた五月人形はできれば供養した上で処分したいものですよね。
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