座椅子の正しい捨て方：処分方法と不用品回収業者の利用ポイント

洋室でも和室でも、リラックスして座ることのできる「座椅子」。
長年愛用してきた座椅子も、いざ処分するとなると処分方法に悩みがちです。

そこでこの記事では、座椅子の処分方法や、処分方法の1つ不用品回収業者に依頼するメリット・デメリットを紹介します。
どのように処分したらいいのか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

「座椅子」の特徴と種類について

座椅子とは、脚がなく、背もたれに寄りかかって使う椅子のことを指します。
近年は、おしゃれに「フロアチェア」と呼ぶ場合もあるようです。
下記のように、構造やデザインはさまざまで、多くの商品の中から自分好みの座椅子を選ぶことが可能です。

• 背もたれの角度を調節できるもの
• 折りたたみ式のもの
• 座面が360度回転するもの
• マッサージ機能が搭載されているもの
• ビーズクッションのように形が変形し身体にフィットするもの
• 1人用～複数人用
• 足の先まで座面があるもの
• 高さが変えられるもの

使われている素材も、スプリングが入っているもの、木材が使用されているもの、麻・綿・ポリエステルが使われているものなどさまざまです。

座椅子を処分する3つの方法とは？

それでは、座椅子を処分するにはどうすればいいのでしょうか。

座椅子は一般的に、「自治体の収集」「売却」「不用品回収業者に処分依頼」という、３種類の処分方法があります。

自治体の収集に出す

座椅子を処分するもっともメジャーな方法は、「自治体の収集に出す」ことです。

各自治体が定めた分別・排出ルールに従って収集に出します。一般的に座椅子は、粗大ごみに分類されます。

粗大ごみとは、一般的にはごみ袋に入らないような大型のごみを指しますが、どの程度の大きさのごみが粗大ごみになるかは、自治体によって定義が異なるため確認が必要です。

処分に必要な費用ですが、無料の場合もあれば、自治体が定めた数百円から3,000円程度の処理手数料が必要な場合もあります。

排出する方法も、ごみ処理施設まで持ち込みが必要な地域、定期的に収集がある地域、申し込みによって収集される地域などさまざまなので、事前に確認しましょう。

一般的には、処分に必要な手続きや運び出しは、すべて自分で行う必要があります。

また、粗大ごみとして排出しない場合は、燃えるごみ・燃えないごみ・資源など、適切に分別して出すようにして下さい。

先述の通り、座椅子によってはさまざまな素材が使われているため、分別には手間がかかる場合があります。

リサイクルショップ・フリマアプリなどで売却する

買って間もない座椅子や、汚れや使用感がない座椅子であれば、売却することによって処分できます。

リサイクルショップに持ち込む、またはフリマアプリやオークションサイトに出品することで、簡単に座椅子を売ることが可能です。

ただし、リサイクルショップに高値で売れる座椅子は、ブランドものや新品同様のものに限られます。

座椅子は布製カバーで覆われているのが一般的で、汚れや擦れ、ほつれ、破れなどがあれば値が付かない可能性が高いです。

反対に、ブランド物のカラーボックスや限定商品などは、希少価値が高いため査定額が上がることもあります。

一方、フリマアプリやオークションサイトでは、使用感やイタミあがあるものも買い手がつく事がある売却方法です。

しかしその反面、いつまでも売れない可能性もあります。

購入希望者とのやり取りや、梱包・発送作業もすべて自分で行わなければならないため、手間がかかる方法といえるでしょう。

不用品回収業者に処分を依頼する

複数人用の座椅子、重たい座椅子、座椅子以外にも捨てたいものがある場合は、「不用品回収業者に依頼する」ことを検討しても良いでしょう。

不用品回収業者の利用には、費用がかかる反面、労力・時間・手間が節約できるメリットがあります。

不用品回収業者に依頼すると、なぜ労力・時間・手間が節約できるのか、次項でくわしく確認しましょう。

座椅子の回収ご依頼・お見積りはこちら＞＞

どんな場合に不用品回収業者に依頼すべき？

不用品回収業者が活用できるシーンは、主に下記の3点です。

忙しくて自治体の収集に出せない場合

自治体に出す場合、処理手数料を支払いに行ったり、運び出したりする時間が必要なので、仕事や子どもの世話で忙しい人には負担が大きい可能性があります。

基本的に収集時間を選ぶことはできないため、朝早く出勤する人や子どもの送り迎えで家を空ける人などは、自治体への排出が難しくなります。

また、地域によっては粗大ごみの収集の曜日や日付が決まっていることがあります。

希望の日にちを出しても、収集まで時間がかかったり、年末年始の収集がなかったりします。

不用品回収業者であれば、より自分の都合がいいタイミングで、短時間の間に処理できます。

自分で座椅子を運び出すのが難しい、座椅子が複数ある場合

大きい座椅子や、重たい座椅子を運ぶのは重労働で、人手も必要です。
また、座椅子が複数ある場合は複数回運び出しを行う必要があるのでそのような場合も大変です。

エレベーターがないマンションや、自治体指定の排出場所が遠い、処理施設まで持ち込みが必要という場合、1人で処分するのが難しいこともあるでしょう。

その点、不用品回収業者に依頼すれば、家までスタッフが来てくれて、その場で引き取ってくれます。女性や高齢者、忙しい人でも簡単に座椅子を処分できます。

座椅子以外にもごみや不用品がある場合

断捨離や引っ越しで、ごみや不用品が数多く出た場合も、自治体の収集や粗大ごみ回収に出すためには、すべての物を分別する必要があります。

品物によってはネジを外して、解体して、という面倒で時間がかかる作業が必要な場合も。不用品回収業者に依頼すれば、要らないものをすべてまとめて引き取ってもらうことが可能なので、捨てるものが多量になっても安心です。

座椅子を処分するときは不用品回収業者がおすすめ

今回は、座椅子を処分する方法について解説しました。

座椅子を自治体に出すのは、身近な方法ですが、複数の座椅子をいざ捨てようとすると労力・時間・手間がかかります。

一方で、不用品回収業者に依頼すれば、費用はかかりますが、座椅子の処分にかかる負担を軽減できます。

座椅子を好きなタイミングで処理したい、座椅子が複数あり自力で搬出する余裕がない、他の家具などをまとめて処分したいという場合は、不用品回収業者の利用をぜひ検討してみてください。

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