家庭菜園や園芸の必須アイテムである植木鉢やプランター。
使わなくなった植木鉢の処分方法がわからず、庭やベランダに置きっぱなしになっているという方は少なくありません。
そこでこの記事では、植木鉢のおすすめ処分方法を解説します。
植木鉢に植わっている植物や土の処分についても紹介していますので、参考にしてください。
植木鉢の処分方法|ごみ回収・寄付・不用品回収の3つの選択肢
植木鉢の一般的な処分方法は、以下の3つです。
- 自治体のごみ回収で植木鉢を処分
- 友人知人や希望者に譲渡・寄付する
- 不用品回収業者で植木鉢を丸ごと処分
自治体のごみ回収で植木鉢を処分
空の植木鉢は、一般ごみまたは粗大ごみとして自治体の収集に出すことができます。
植木鉢を処分する際、燃えるごみ・燃えないごみ・資源ごみに該当するのか、または粗大ごみに該当するかは、自治体や植木鉢の大きさ・重さ・素材などによって異なります。
一般ごみの場合は基本的に無料で出せますが、粗大ごみの場合地域によって収集ルールが異なり、予約の有無や料金の有無も自治体によって様々。そのため、自治体のごみ分別ルールを必ず確認しましょう。
友人知人や希望者に譲渡・寄付する
植木鉢に破損や極端な汚れがなければ、譲渡や寄付することも処分方法の有力な選択肢です。とくに素焼きや陶器の植木鉢は頑丈なので、表面の汚れを落とせば長く使い続けることができます。
友人や知人で園芸好きな人がいれば、捨てる前に一度声をかけてみるといいでしょう。地域によっては寄付を募る施設もあるため、公報などをチェックするのもおすすめ。ジモティー等のマッチングアプリを使えば、簡単に希望者を探すこともできます。
寄付や譲渡なら処分費がかからないため、運搬等多少の手間がかかっても安く済ませたいという人におすすめの方法です。
不用品回収業者で植木鉢を丸ごと処分
植木鉢を手軽に処分したいという場合は、不用品回収業者の利用がおすすめです。
不用品回収であれば、植木鉢の素材や種類、状態を問わず回収してもらえます。大量の植木鉢がある場合でも運び出しから対応してもらえるため、いらない植木鉢が多くて処分に困っている場合にとくに便利です。
また不用品回収の場合、植物や土が入ったままでも回収してもらえる点もメリットです。自治体では原則植物や土は回収してもらえないため、鉢と植物・土の分別が必要ですが、不用品回収ならそれも不要です。
便利な分、回収に料金がかかるため、依頼する際はまず見積もりを取って費用を確認するようにしましょう。
植木鉢を売却できるか検討する際のポイント
リサイクルショップやフリマアプリが浸透していることもあり、「要らない植木鉢を売ることはできる?」と期待している人もいるでしょう。
ここでは売却を考えるときのポイントを紹介します。
中古品の植木鉢の需要はほぼない
残念ながら中古品の植木鉢・プランターを購入したい、というニーズはほぼありません。
植木鉢自体が高価なものではなく、ホームセンターやインターネットで手軽に新品を購入できます。わざわざ汚れた中古品を買いたいという人の方が、珍しいといえるでしょう。
安価で購入できる小さいサイズの植木鉢は、素直にごみとして処分した方がいいでしょう。
古い陶器なら骨董品としての価値があるかも
陶器の古い植木鉢の中には、骨董品としての価値を持つものがあります。骨董価値のある植木鉢であれば、売却できる可能性は十分にあります。
骨董品の所有者がその価値に気づかず使っていることもよくあるため、古い植木鉢や底に刻印がある植木鉢は、一度鑑定してもらうとよいでしょう。
素人が見た目だけで価値を判断することはほぼできないため、信頼できる骨董の専門家に依頼するのがおすすめです。
観葉植物なら植木鉢ごと売れることも
近年、観葉植物の人気が非常に高まっています。そのため、観葉植物の植木鉢なら丸ごと売却・譲渡できる場合があります。
とはいえ、観葉植物の大きさによっては運搬が大変だったり、郵送する場合も配送料が高額になりがちです。運搬にかかる費用を誰が負担するのか、事前に取り決めておくと安心です。
また、どんな観葉植物でもそのまま引き取ってもらえるわけではありません。園芸業者に依頼したり、フリマアプリに出品して買い手が見つかるまで待ったりといった工夫が必要です。
植木鉢を処分する際の注意点
最後は、植木鉢を処分するときに覚えておきたい注意点を3点ご紹介します。
ルールを守って廃棄しないと、罰金刑だけでなく懲役刑等重い罰則が科せられることもあるため、要注意です。
大きさ・素材によってごみの分類は異なる
ごみ出しルールは各自治体で異なり、とくに粗大ごみに該当する条件はそれぞれ。「縦・横・幅の3辺合計が○cm」「規定の廃棄物収集袋に入らないサイズ」「○kg以上の重さ」など、自治体ごとに定義が異なるため、分別ルールの確認は必須です。
粗大ごみに該当しない植木鉢は、基本的に燃えるごみ・燃えないごみ・資源のどれかに該当します。どれに該当するかは、植木鉢の素材はもちろん、自治体によっても大きく異なります。
とくに、燃えないごみと資源の分類は自治体によってかなり違いがあり、市町村内でも地域によってルールが異なる場合があるため、要注意です。
植木鉢の中身は個別に処分する必要がある
植木鉢を捨てるときに意外と悩みがちなのが、植わっている植物の処分ではないでしょうか。
植物は一般的には「燃えるごみ」として出すことができます。ごみに出す場合は、根っこの土をよく落とし、既定のごみ袋に入れて出しましょう。
ただし、植物が小さな木の場合は「選定枝」扱いになることもあり、既定のサイズまでカットした上で紐などで縛って出す必要があります。
土はごみとして処分できず公園や山に捨てるのも違法
植木鉢に入っている土は、一般的に自治体では収集していません。土が「自然物」にあたるためです。
しかし、だからといって自宅の敷地外等に捨てる行為は「不法投棄」に該当します。不法投棄を行うと「5年以下の懲役」「1,000万円以下の罰金」「懲役・罰金の両方」と、とても重たい罰則が科せられます。
公園や山林、河原であれば「土がいっぱいあるのでいいのでは?」と、安易に考えてしまいがちです。しかし、家庭菜園や園芸用の土には化学肥料が入っていることもあり、投棄先の自然環境に影響する恐れがあります。
土の不法投棄は、法律的にもモラル的にもNGな行為であることを理解しておきましょう。
参考:土はごみに出せません!捨て方に困った時のおすすめ処分方法を徹底解説
植木鉢の処分は素材に状態、植物や土の有無まで含めて検討を
植木鉢の処分は、本体はもちろん植わっていた植物や土の処分まで考える必要があります。空の植木鉢であれば、自治体の収集を利用するのが安上がり。植物も、燃えるごみとして排出できます。ただし、土だけは原則自治体の収集では処分できません。
状態の良い植木鉢、プランターであれば、寄付を募る団体があります。また観葉植物も需要があるため、売却や譲渡がしやすい傾向です。運搬や配送の手間もあるため、近隣で譲渡できるところがあれば検討してみてもいいかもしれません。
土が入ったままの植木鉢を処分したいという場合は、不用品回収業者の利用も検討しましょう。不用品回収なら、植物も土も入ったままの植木鉢を丸ごと引き取ってもらうことが可能。植物をわざわざ抜いて分別したり、重たかったり複数ある植木鉢を運び出したりする手間もありません。
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- 植木鉢やプランターは、植物や土が入ったままの処分が困難です。
とくに土は処分が厄介なので土ごと植木鉢を処分したい場合は不用品回収の利用がおすすめですよ!
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