美容室の改装や移転、また止むを得ず閉店することになった際、不用品が発生するケースがあります。
美容室から発生する不用品は、一般的な家庭から出る不用品とは全く異なることもあり、どう処分すればいいのか分からないものが多くなりがちです。また、シャンプー台などの大型機器の場合、解体が必要になるケースも少なくありません。
今回は、美容室の不用品として出てくるものが何ごみに分類されるのかなどを含め、美容室から発生する不用品の処分方法について詳しく解説します。
美容室の不用品は何ごみに分類される?
美容室の不用品は事業系ごみに分類されるため、「産業廃棄物」「事業系一般廃棄物」として処分しなければなりません。
美容室から発生したごみは「事業系ごみ」
一般家庭であれば、粗大ごみとして自治体の回収サービスを利用して処分することもできますが、いわゆる事業系ごみは異なります。自分で搬出して処理場に持ち込んで処分するか、対応している業者に依頼して引き取ってもらわなければなりません。
ただし、処分するものが多い場合や不用品にリサイクル家電を含む場合は、回収可能な業者が限られる場合もあり、注意が必要です。
事業系ごみの回収を業者に依頼する際は、回収にかかる費用だけではなく、まとめて処分を依頼できるかなど多角的な視点で業者を選択することをオススメします。
美容室で出る主な不用品の種類
美容室を閉店する場合、居抜き物件やスケルトン渡しとして、装飾品なども含めて店まるごと処分する必要がでてきます。
とくにスケルトン渡しの場合、原状回復義務が生じるためパーテーションや受付スペースの台など、設置してあるものを解体する必要があります。
このような店舗全体を解体するような場合を除き、一般的な美容室で出る不用品にはどのような種類のものがあるでしょうか?ここでは、分類ごとに処分方法を解説していきます。
- ハサミや溶剤ボトルなどの小物類
- 鏡や椅子・ワゴンなどの備品
- パーマ機やスチーマー・シャンプー台などの大型器具
ハサミや溶剤ボトルなどの小物類
美容室から出る不用品には、ハサミや溶剤ボトル・パーマのカーラー・ドライヤーなど、さまざまな小物があります。
小物類であっても、処分する際は事業系一般廃棄物として適切な手段で処分をしなければなりません。
家庭で普通に使用するようなものであっても、美容室で使用した場合には家庭ごみと同様の処分はできないということを理解しておく必要があります。
鏡や椅子・ワゴンなどの備品
鏡や椅子・ワゴンなどの備品は、美容室から出る不用品の中でも数が多く、処分が面倒なものの代表格です。
状態によっては売却や譲渡できる場合がありますが、処分する際はやはり業者に引き取りを依頼するか、処分場に持ち込む必要があります。
なお、自力で処分場に持ち込む場合は、搬出などの作業が必要になります。その際、破損している備品などで怪我をする恐れがあるため、処分する際は充分に注意して作業するようにしてください。
パーマ機やスチーマー・シャンプー台などの大型器具
美容室から出る不用品の中には、パーマ機やスチーマー・シャンプー台などの大型器具もあります。
理容室であればバーバー椅子、サインボール、タオルスチーマーなどの製品もあります。
自立している器具であれば搬出も比較的容易ですが、天井や床に設置してあるようなものであれば、処分する際に取り外し作業が必要になります。
配管や配線などが含まれている器具に関しては、事故などを防ぐためにも、専門の業者に依頼して取り外しを行ってもらうことをオススメします。
大型の器具に関しては、取り外しが無いもの重量があり自力での運び出しが難しい場合もあります。
そのような場合は、運び出しから任せられる不用品回収業者を検討してもいいでしょう。
美容室の不用品を処分する3つの方法
美容室から出る不用品は事業系ごみとなり、ほとんどの自治体では回収を行ってくれませんが、他の処分については可能なものもあります。美容室から出る不用品その他の処分方法について、おすすめは、以下の3つがあります。
- リサイクルショップやフリマアプリで売却
- 知人や友人に譲る
- 不用品回収業者に処分を依頼
ここでは、この3つのおすすめ処分方法について、詳しくご紹介していきます。
リサイクルショップやフリマアプリで売却
美容室から出た不用品を、リサイクルショップやフリマアプリ等を利用して売却し、手放す方法があります。
美容室は全国各地に数多くあることから、理美容製品専門のリサイクルショップもあるほど中古品には高いニーズがあります。なかでも高く売却しやすいものは、カットハサミや業務用のドライヤー、未開封の業務用シャンプーなどです。
また、状態が良いものや「ナノケア」や「タカラベルモント」といったブランドの美容機器は人気が高く、高額で売れる可能性があります。
一方で、カウンセリング場所に使用するようなテーブルや椅子・ソファなどは、やや売却が難しい傾向にあるとされています。専門サイト以外で売却できるものもありますが、搬出や発送手配が必要になります。
出品は、機器の清掃・動作確認を行った上で、複数の角度から写真を撮り、競合の出品価格を参考にしながら、適正価格を設定して販売することを心掛けましょう。
過去の販売履歴を確認しながら、美容機器が売れやすいプラットフォームを選ぶことも大切です。
知人や友人に譲る
美容室から出た不用品を知人や友人に譲渡するのも、手放す方法の1つです。知人に美容室を経営している同業者がいれば、中古品を引き取りたいと申し出てくれる場合もあるでしょう。
また、美容室専売のシャンプーや美容ドライヤーなどは、一般の人ではなかなか手に入れられず、引き取りたいと考える人も多いアイテムです。
もし、周囲に引き取りを希望する人がいるのであれば、譲渡した方が不用品の処分にかかる費用を抑えられる場合もあります。
不用品回収業者に処分を依頼
美容室で発生する不用品は、不用品回収業者に処分を依頼することもできます。
不用品を売却や譲渡する場合、搬出作業や手入れ、譲渡日の設定などにどうしても時間と手間がかかります。一方、不用品回収であれば、早ければ当日中に回収に来てもらえる上、搬出や解体といった作業も全て依頼できます。
小物から大きな器具まで一括して処分を行いたい場合や、事情で急いで不用品を処分しなければならない場合には、不用品回収がとくに便利です。
スケルトン化が必要なケースでは、内装の解体作業や撤去作業も必要になる場合があります。不用品回収業者によっては、解体・撤去作業まで請け負ってくれる場合もあるので、依頼時に相談してみるのもいいでしょう。
美容室の不用品処分まとめ
最後に美容室の不用品の処分方法を再度確認しておきましょう。
- 美容室の不用品は大小問わず、事業ごみ扱いで自治体では処分できない
- ハサミから大型器具まで、中古の需要は大きいため売却も検討できる
- 大型器具は自力での運び出しは難しい
- 急ぎで処分、まとめての処分をしたい場合は不用品回収がおすすめ
美容室の不用品をまるごと撤去する場合は、分別や搬出・解体など、多くの作業や人手が必要になります。解体と回収を別の業者に依頼すると、日時をずらす必要があるなど、対応に手間がかかる心配もあるかもしれません。
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