大きく重量があるタンスは、処分が大変な家具の1つです。
時代の流れで需要も少なくなり、タンスを持つ家庭も少なくなってしまいました。
今回はそんなタンスの処分方法と、処分時に覚えておきたいポイントをまとめて解説します。
- 不用品回収のプロ・お片付けマッハくんがご紹介する不用品おすすめ処分方法!今回はタンスの処分方法や処分時の注意点を解説します!
タンスの処分方法
タンスの処分方法は一般的に下記の8種類があります。
- 粗大ごみに出す
- 解体して一般ごみに出す
- ごみ処理施設に持ち込む
- 家具店の引取サービスを利用する
- 引っ越し業者に回収してもらう
- リサイクルショップに売却する
- フリマアプリやネットオークションで売却する
- 不用品回収業者に処分を依頼する
それぞれ一長一短があるため、順を追って確認していきましょう。
粗大ごみに出す
タンスの処分方法としてもっとも一般的なのが、粗大ごみに出す方法です。無料から1,000円前後で処分可能で、日本のほとんどの地域で利用できます。
ただし、原則自力で運び出さなければならないため、大きく重量がある場合は処分が難しいケースも多いものです。また、地域によって収集日や申し込み方法が異なるため、住んでいる地域のごみルールをよく確認しましょう。
解体して一般ごみに出す
地域によっては、タンスを解体することで一般ごみとして出せる場合があります。一般ごみになれば、ごみ袋代以外かからずほぼ無料で処分が可能です。
しかし、ごみ袋に入るサイズまで小さくする必要があるため、解体するための電気工具や広いスペースを用意しなければなりません。また、地域によっては解体しても粗大ごみ扱いになるところがあるため、地域のごみ収集ルールをよく確認しましょう。
ごみ処理施設に持ち込む
タンスは、クリーンセンターやごみ処理施設に直接持ち込むことでも処分できます。ごみ処理施設への持ち込みは多くの自治体で無料または格安で処分できるため、持ち込む手間はかかりますが出費を抑えて処分ができます。
ただし、持ち込むための運搬手段が必要ですが、タンスは自家用車に載らない場合も多く、軽トラック等を用意する必要があります。予約や手続きが必要な自治体も多いため、持ち込みが可能かどうかを事前に問い合わせることをおすすめします。
家具店の引取サービスを利用する
多くの家具店では、買い替えの際に古いタンスを引き取ってくれるサービスを提供しています。新しいタンスと引き換えに古いタンスを引き取ってもらえるため、タンスのない期間が生まれない点が魅力です。
注意点として、基本的に引き取ってもらえるのは新たに購入するタンスと同サイズ・同数に限られます。また、処分のみの依頼はできないため、買い替え時以外は利用できません。
引っ越し業者に回収してもらう
一部の引っ越し業者では不用品を回収してくれるサービスを提供しており、対応品目にタンスが入っている場合、タンスの回収を依頼することができます。引っ越し当日にタンスを運び出してそのまま処分してくれるため、自力で運び出す手間がありません。
ただし、回収の対象品目は業者によって大きく異なり、タンスに対応しない業者も少なくありません。また、当然ですが回収のみの依頼はできず、引っ越しのタイミングでしか利用できないところが難点です。
リサイクルショップに売却する
タンスをリサイクルショップに売却すれば、お金をかけないどころかお金を得た上で処分できます。出張買取を利用できれば、タンスを運び出す必要もありません。
ただし、タンスは状態やサイズにもよりますが買取不可な場合が多く、リサイクルショップでも積極的に扱ってはいません。また、当然ですが査定で値がつかなければ、処分はできません。
フリマアプリやネットオークションで売却する
タンスをフリマアプリやネットオークションに出品して売却できれば、お金をかけずに処分することができます。自分の希望額で出品でき、リサイクルショップでは買い取ってもらえなかったタンスでも売却できる可能性があります。
ただし、タンスの状態やブランドによっては、買い手が見つからない可能性も十分にあります。また、タンスの配送には高額な費用がかかるため、売却額次第では出費がかさむ恐れもあります。
不用品回収業者に処分を依頼する
タンスの処分は不用品回収業者に依頼することが可能です。不用品回収なら、どんな大きさのタンスでも運び出しや解体から依頼が可能です。任意の日時に回収を依頼でき、タンス以外の不用品もまとめて処分することができます。
注意点として、処分費の他に運搬費や人件費がかかるため、タンス一つだけだとその他の方法で処分するよりも料金は高くなりがち。解体や吊り下げをしないと運び出しができない場合や、引っ越し等の事情で急いで処分したい場合、その他の不用品とまとめて処分したい場合などにおすすめです。
タンスの処分で困ること
タンスは数ある家具のなかでも、とくに処分が困難な家具の1つです。
ここでは、タンスの処分で困ることが多いケースをご紹介します。
搬出が大変
多くのタンスは木製で、かなりの重量があります。一人での運搬はほぼ不可能で、複数人の人手を集める必要があります。
また、戸建2階や団地・マンションの高層階からの運び出しはさらに困難で、エレベーターに載らない・エレベーターがない場合は、クレーンで吊り下げて降ろさなければいけません。
解体が大変
タンスは長年使えるよう、非常に頑丈に造られています。そのため、解体にはノコギリなどの工具が必要で、大きなものになれば電動工具がないと、解体にはかなりの時間と労力を要します。
解体して一般ごみで捨てようと思うと、ごみ袋に入るサイズまで小さくしなければいけませんが、概ね30cmまで小さくする必要があり、かなりの重労働といえるでしょう。また、慣れない工具を使った作業には怪我のリスクもあるため、普段からDIYに親しんでいる人以外にはおすすめできません。
婚礼タンスを捨てるのは忍びない
昔から日本では結婚の際に、女性が両親や親族から贈られた婚礼家具を持ってお嫁にいってきました。そのため、婚礼タンスは縁起物であるため、贈り物を捨てることに罪悪感を抱いてしまう人は多いようです。
婚礼タンスを処分する場合、それが両親から贈られたものであれば、直接処分について相談してみるとよいでしょう。そのほか、譲渡やリメイクして使い続けるという手もあります。
タンスは売れない?その理由
それなりの価格のタンスを持っている場合、できれば処分ではなく売りたいという人もいるでしょう。しかし残念ながら、現代の日本ではタンスは売れないことのほうが多いのが現実です。
ここでは、タンスが売れない理由について、詳しく解説していきます。
生活様式の変化で需要がない
核家族化が進み、生活様式が変わったことで、備え付けクローゼットやウォークインクローゼットが設置されている住宅が一般的になりました。そのため、タンスの需要は低下し、買いたい人より売りたい人のほうが多くなっています。
需要が低いことから、リサイクルショップでは値が付かないケースが増えてしまい、フリマアプリ等でもなかなか買い手が見つからない状況になってしまいます。
婚礼タンスの売却は困難
処分に至る婚礼タンスの多くは、古く状態の悪いものがほとんどです。大きく場所を取るため広い保管スペースが必要なうえ、需要がないのでリサイクルショップも買い取りにくく、売れなければ処分するしかありません。
そういった事情から、リサイクルショップも損をしないよう、とくに婚礼タンスは買取を控えるようになっています。
ノーブランド品は購入5年以内が目安
売却を考える場合、ノーブランド品のタンスで重要なのが「状態」と「年数」です。非常に状態が良く、購入から5年以内であれば、値がつく可能性があるため、一度査定に出してみてもよいでしょう。
一方、年数の経ったタンスは買取不可なことが大半です。とはいえ、リサイクルショップで売れなくても、フリマアプリやネットオークションであれば買い手がつく可能性もあるため、処分を急がない場合は出品してみてもよいでしょう。
高級品や有名ブランドのタンスなら売れるものも
高価なタンスであれば多少古くても値が付く可能性が高いため、一度査定に出してみましょう。たとえば、桐タンスのような高級品や、有名家具ブランドやアンティーク、伝統工芸品などです。
婚礼タンスの中にも高価なタンスが含まれていることは多いため、処分するか売るかで迷ったときは、出張査定などを利用して売却できるかどうかを確認するといいでしょう。
タンスの処分方法まとめ
大きく重たいタンスは、処分が困難です。粗大ごみや一般ごみでも処分できますが、自力で運び出しや運搬ができない大きさ・重量があるタンスは、不用品回収業者への依頼が第一候補となるでしょう。
また、現在あまり使われなくなっていることもあり、売却できるタンスはそう多くありません。ただし、もともと高価なタンスであれば売れる可能性もあるため、一度査定に出してみるのもおすすめです。
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