ゲーミングチェアのおすすめ処分方法6選と処分方法の選び方・注意点

趣味のオンラインゲームやプロが活躍するeスポーツなどで、幅広く活用されているのがゲーミングチェアです。

しかし、ゲーミングチェアが不要になったり買い替えたりする際に、正しく処分する方法をご存知でしょうか。

この記事では、ゲーミングチェアの一般的な処分方法を6選紹介します。

また、適切な処分方法の選び方や、ゲーミングチェアならではの注意点についても解説していますので、ぜひ参考にしてください。

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ゲーミングチェアのおすすめ処分方法6選

まずは、ゲーミングチェアのおすすめ処分方法を6選紹介します。

処分方法ごとのポイントや注意点、それぞれに適した状況についても解説しますので、ゲーミングチェアの処分方法を検討する際の判断材料として活用してください。

1. 粗大ごみに出す
2. 買い替え時の引き取りサービスを利用する
3. リサイクルショップに売却
4. 出張買取専門業者に売却
5. フリマアプリやネットオークションで売却
6. 不用品回収行業者に処分を依頼

粗大ごみに出す

ゲーミングチェアのもっとも一般的な処分方法が、自治体のごみ収集サービスを利用して「粗大ごみ」に出す方法です。

ゲーミングチェアは、基本的に粗大ごみに該当する自治体が多いため、迷った際は粗大ごみに出せるか、自治体のWebサイトなどで確認してみると良いでしょう。

ゲーミングチェアを粗大ごみに出す場合、処分費用として300円～1,000円程度かかるケースが一般的です。

自治体によっては、無料収集や自宅にまで回収に来てもらえる戸別収集に対応しているところもあります。

ただし、基本的には粗大ごみの収集指定場所まで搬出する必要があるため、重量があるゲーミングチェアを運び出す際には、落下、転倒させないように注意しましょう。

粗大ごみとしてゲーミングチェアを処分する場合、自治体によっては収集してもらえるまでに数週間～数ヶ月かかることもあります。

とくに、年末は大掃除の影響で粗大ごみ収集サービスの利用者が増えて、混雑しやすい時期です。

不要になったゲーミングチェアを粗大ごみに出す場合は、収集してもらえるまでに時間がかかることがあると留意しておきましょう。

引っ越しなどの理由で、どうしても急いで処分したいのであれば、不用品回収業者などに回収を依頼するのもおすすめです。

買い替え時の引き取りサービスを利用する

ゲーミングチェアを新たに買い替えるのと同時に、古くなった方を処分したいのであれば、買い替え時の引き取りサービスを活用すると良いでしょう。

買い替え時の引き取りサービスは、店舗によって対応しているところ、していないところがあるので注意が必要です。

基本的には、新品を購入した際に古いゲーミングチェアを引き取ってくれるもので、設置時の回収を依頼すると回収費用が無料になるケースもあります。

例えば、他店舗で購入したゲーミングチェアでもおおよそ同サイズなら引き取ってもらえる場合もあるので、確認してみると良いでしょう。

ただし、買い替え時の引き取りサービスは、ゲーミングチェアを買い替える際にしか利用できないことがほとんどです。

また、無料で回収してもらえるケースは少なく、基本的には回収運搬料金がかかります。

そのため、ゲーミングチェアの買い替えを検討しておらず、処分のみを依頼したい場合は、ほかの方法を検討しなければなりません。

引き取りサービスを利用できたとしても、結果的に回収料金がかかることが多いため、処分費用を抑えたい場合も粗大ごみ収集や売却などを検討した方が良いでしょう。

PCショップなどの家具屋以外のゲーミングチェアを販売している店舗によっては、販売は行っていても引き取りサービスを実施していない場合もあります。

引き取りサービスを行っているか確かめてから、判断することが大切です。

リサイクルショップに売却

不要になったゲーミングチェアは、リサイクルショップに売却して処分する選択肢もあります。

リサイクルショップであれば、買い取ってもらえるため処分費用もかかりません。店頭に持ち込めばその場で査定してもらえるため、即日中に処分したい方にも適しています。

ただし、ゲーミングチェアは重量があるものも多く、搬出できないケースも少なくありません。

リサイクルショップで買い取ってもらう場合は、店頭に持ち込む必要があるので、搬出・運搬する手段がないときはほかの処分方法を検討しましょう。

また、基本的にゲーミングチェアを売却処分する場合、状態の悪いものや古いもの、汚れがひどいものなどは買い取ってもらえません。

売却できない状態のゲーミングチェアを処分するときは、廃棄処分する必要があるので、粗大ごみや引き取りサービス、不用品回収業者などを活用しましょう。

リサイクルショップにゲーミングチェアを売却する際は、先にセルフクリーニングを行っておくのもおすすめです。

買取査定士からの心証が良くなり、買い取り額アップにつながる可能性があります。

また、ゲーミングチェア以外の周辺用品（デスク、マットなど）も処分する場合は、まとめて査定に出してみると良いでしょう。

出張買取専門業者に売却

不要になったゲーミングチェアを売却処分する場合、リサイクルショップに持ち込む以外に、出張買取専門業者に依頼して買い取ってもらう方法もあります。

出張買取専門業者は、自宅に来て査定してくれるため、店舗に持ち込むために搬出・運搬する必要がないので便利です。

査定後に買取が成立すれば、そのまま運び出してもらえるので、売却したいが搬出・運搬する手段がないという方に適しています。

ただし、リサイクルショップに売却するのと同様に、状態の悪いものや古いものは値が付かない場合もあるでしょう。

また、出張買取専門業者の中には「他に貴金属・ブランド品などの売れるものはないか」などと迫ってくる悪質業者もいます。

出張買取専門業者に依頼するときは、口コミや買取実績などをリサーチした上で、依頼先を検討することが大切です。

出張買取専門業者に依頼する際、ゲーミングチェア以外にも売却したいものがあるときは、一緒に買い取ってもらうのも良いでしょう。

自力で処分手配する必要がなくなるため、ゲーミングチェア以外の買い取ってもらえそうなものをまとめて査定に出すのもおすすめです。

フリマアプリやネットオークションで売却

ゲーミングチェアを売却処分する方法として、フリマアプリやネットオークションに出す方法もおすすめです。

フリマアプリやネットオークションは、個人間での売買になるため、ゲーミングチェアの種類や状態によっては、リサイクルショップよりも高値で売れる可能性があります。

メルカリやヤフオク!などのプラットフォームを利用して売買を行う方法で、リサイクルショップなどで買取を断られたものでも売れるケースは少なくありません。

ただし、個人間での売買になるため、梱包や発送の手間がかかる点に注意が必要です。

また、配送料や取引手数料の負担が発生することも多いため、場合によっては売却益がマイナスになる恐れもあります。

ゲーミングチェアはサイズが大きく、配送料も数千円になることが多く、早く売りたいからと安値で売却してマイナスにならないようにしましょう。

フリマアプリやネットオークションで売却する場合、即日中に売却できないケースがほとんどです。

ゲーミングチェアを急いで処分したい場合は、リサイクルショップなどに持ち込むか、すぐに対応してくれる不用品回収業者への依頼をおすすめします。

破損していたり汚れがひどかったりして売却できなかったゲーミングチェアも、廃棄処分を検討しましょう。

不用品回収行業者に処分を依頼

使わなくなったゲーミングチェアは、不用品回収業者に依頼して引き取ってもらう選択肢もあります。

不用品回収業者の場合、自宅まで引き取りに来てもらえるので、粗大ごみやリサイクルショップへの売却のような、搬出・運搬の手間もかかりません。

大型のゲーミングチェアの場合、解体しなければドアを通れないケースもありますが、不用品回収業者なら解体から収集まで依頼できるので便利です。

不用品回収業者によっては、依頼当日に回収に来てもらえる場合もあるので、急いでいるときは一度相談してみると良いでしょう。

また、不用品回収業者は単品処分だけでなく、複数の不用品をまとめて引き取ってもらえるメリットもあります。

例えば、ゲーミングチェア以外に不要になったデスクやマット、パソコンなどを処分したい場合も、分別作業まで任せられるのでおすすめです。

ただし、不用品回収業者への依頼は、ほかの処分方法と比べて費用が高くなる傾向にあります。

費用をかけずに処分したい場合は、ほかの方法を検討しましょう。

不用品回収業者は、無料査定を実施しているところもあるので、費用目安を聞いてから依頼すべきか判断するのもおすすめです。

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ゲーミングチェアの処分方法の選び方

ゲーミングチェアの処分方法を選ぶ際は、処分にかかるコストや搬出手段の有無、売却の可否などを総合的に判断する必要があります。

具体的にどのようにして判断すれば良いのか、見極めるポイントについて確認していきましょう。

お金をかけずに捨てたいなら粗大ごみが最も安上がり

ゲーミングチェアを処分する際の費用を抑えたいのであれば、粗大ごみに出す方法がもっとも安上がりで処分できます。

自治体が運営している公的サービスを利用するため、数百円～1,000円程度で処分できます。

ただし、処分費用は自治体によって異なる点に注意が必要です。また、回収場所まで搬出が必要な場合もあれば、自宅まで戸別回収にきてもらえる自治体もあります。

自治体によって取り扱いに差があるため、まずはお住いの自治体で粗大ごみ収集の流れについて確認しておくと良いでしょう。

一方で、ゲーミングチェアを急いで処分したい方にとっては、粗大ごみ処分は不向きです。粗大ごみ収集の依頼を出してから、回収してもらえるまでに数日～1ヵ月程度の時間がかかります。

とくに、年末の大掃除シーズンは粗大ごみ処分の依頼が混雑しやすいため、回収してもらえるまでに時間がかかることを認識しておくことが大切です。

捨てたいが部屋から出せない、早く処分したいなら不用品回収

ゲーミングチェアを捨てようと思っても、部屋から出せなかったり、早く処分したかったりする場合は不用品回収業者への依頼がおすすめです。

ゲーミングチェアは、大型製品の場合、部屋のドアや廊下を通らないケースが少なくありません。

部屋から出せないサイズのゲーミングチェアは、解体した上で処分行います。しかし、工具が必要になる上に、無理に解体しようとすると怪我をする危険性もあるでしょう。

結果的に工具を準備する費用や解体の手間、リスクなどを負うのであれば、業者に依頼して引き取ってもらった方がスムーズに処分できます。

また、不要になったゲーミングチェアを早く処分したい場合も同様です。

粗大ごみの場合、回収してもらえるまでに日数がかかりますが、不用品回収業者であれば最短当日中に回収してもらえます。

引っ越しがあるので急いで手放したい、部屋のスペースを早く空けたいなど、すぐに処分したい状況であれば不用品回収業者への依頼を検討しましょう。

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高級品や状態の良いものは買取店の査定に出してみる

ゲーミングチェアの中でも、高級品や状態の良いものを処分したい場合は、買取店の査定に出してみるのも良いでしょう。

廃棄処分の場合は処分費用がかかりますが、売却すれば費用もかかりません。

査定に一度出してみて、値段が付かないようであれば廃棄処分を検討するのも選択肢の1つです。

高級メーカー製のゲーミングチェアであれば売れやすく、売却益が得られる可能性が高くなります。

買取店によっては、出張買取に対応しているところもあるので、搬出・運搬が難しい場合は引き取りにきてもらうと良いでしょう。

ただし、売却できなかったときは、ほかの方法で処分しなければならないため、ゲーミングチェアのメーカーや状態に応じて検討することが重要です。

一般的なリサイクルショップでも売却できますが、ゲーミングチェアの買い取り実績がある店舗をチェックした上で、売却先を決定することをおすすめします。

時間をかけてでも売りたいならフリマアプリやオークション

時間をかけてでもゲーミングチェアを売却処分したい場合は、フリマアプリやオークションサイトを活用するのも選択肢の1つです。

ゲーミングチェアは、個人間の取引でも需要が高いため、時間をかけて売却価格を安めに設定しておけば売れる可能性があります。

例えば、リサイクルショップでは買い取ってもらえなかった状態でも、フリマアプリやオークションでなら売れる場合もあるでしょう。

少しの汚れや破れ、色落ちがある程度であれば、購入したいと考えている人がいるためです。

多少の汚れや傷などがある状態でも、深刻な破損がなければ買い手が見つかる可能性があるので、時間をかけて出品してみることをおすすめします。

ただし、フリマアプリやオークションサイトは、売却益から販売手数料が引かれます。

また、配送を出品者負担にしている場合、さらに送料も差し引かれるため、出品時の価格設定には注意が必要です。

ゲーミングチェア特有の処分時の注意点

ゲーミングチェアを処分する際は、一般的なオフィスチェア・デスクチェアを処分するのとは違い、注意しなければならないことがあります。

処分する際に思わぬ事故や怪我につながる恐れがあるため、事前に注意点を把握しておきましょう。

オフィスチェアと比べて大型で重いため運搬が大変

ゲーミングチェアは、オフィスチェア・デスクチェアと比べて大型で重い製品が多く、運搬が容易ではないことに注意する必要があります。

処分する際、例えば2階から運び出すときなどに、落下させてしまうような事故が発生する可能性もあるでしょう。

ゲーミングチェアは、20kg～25kg程の重さのものが多く、一般的なオフィスチェアの約3倍の重量があります。

落下や転倒による事故で怪我をすることがないよう、運搬する人員は多めに確保することが大切です。

もし人手が足りない場合や、運搬できない状況のときは、ゲーミングチェアの搬出から任せられる他の手段で処分すると良いでしょう。

とくに、階段を通って搬出しなければならないときや、ドアや通路の幅に余裕がないときなどは、危険なためプロの業者に依頼することをおすすめします。

頑丈にできており分解には工具が必要

ゲーミングチェアは、頑丈にできているため分解には工具が必要になります。

基本的にゲーミングチェアは、組み立てるときよりも分解するときの方が難しい傾向です。そのため、組み立てや分解に慣れていない人にとって、分解作業は容易ではありません。

また、分解して処分しようと思っても、結局粗大ごみとして処分が必要な自治体もあるため、まずは分解処分する場合の分別方法について確認しておきましょう。

分解に慣れていないにもかかわらず、無理にゲーミングチェアを解体しようとすると、怪我をする恐れもあります。

解体のためにわざわざ工具を購入する費用をかけるのであれば、分解から搬出・運搬まで任せられる不用品回収業者などへ依頼した方がスムーズです。

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そのゲーミングチェアは売れる？売れない？判断するポイント

ゲーミングチェアを処分しようと思ったとき、可能であれば売却処分したいと考えている人は多いでしょう。

ここからは、不要になったゲーミングチェアを売れるか判断するポイントについて解説します。

• 人気ブランド・メーカー品かどうか
• 購入してからの年数
• シートのレザーやメッシュの劣化具合
• きしみやがたつき、動作不良の有無

人気ブランド・メーカー品かどうか

ゲーミングチェアが売れるかどうかを判断する基準の1つとして、人気ブランド・メーカーの製品かどうかをチェックするのもおすすめです。

中古市場でも人気ブランド・メーカーのゲーミングチェアであれば、需要があるためリサイクルショップやフリマアプリでも売れやすいでしょう。

ゲーミングチェアの人気ブランドといえば、AKRacingやDXRACER、Bauhutte、AIMchairなどが挙げられます。

これらのメーカー製のものなら、比較的売却しやすい傾向にありますが、必ずしも売却できるとは限りません。

人気ブランド製・メーカー製のものであっても、状態が悪ければ売れないこともあると考えておきましょう。

購入してからの年数

ゲーミングチェアは、購入してからの経過年数によっても売れるかどうかが分かれます。基本的には、購入から5年以内の製品であれば、買い取ってもらいやすいでしょう。

よほど状態が悪い場合は、購入から5年以内のものでも売れない可能性があります。

一方で、状態さえ良ければ5年以上経過していても売れる場合があるので、普段からメンテナンスを行っておくことが大切です。

とくに、スピーカー内蔵タイプや座席とレーシングコントローラーがセットになっているタイプのゲーミングチェアは、5年以上経過していると売却が難しくなります。

時間が経てば経つほど価値が下がり、売れにくくなります。いずれ使うかもしれないから、面倒だから、などの理由で売却できる機械を損なわないためにも、早めの判断が大切です。

シートのレザーやメッシュの劣化具合

ゲーミングチェアが売れるか否かを判断するには、シートのレザーやメッシュの劣化具合など、状態の良さを見る必要があります。

穴が開いていたり、レザーがポロポロと剥げてきてしまったりすると、売れない可能性があるので注意しましょう。

また、スピーカー内蔵タイプやレーシングコントローラータイプの場合、スピーカーやコントローラーが機能するか否かも重要な判断ポイントです。

そのほか、劣化状態だけでなくシミや日焼けなど、見栄えが悪い部分があると、例え売れても査定金額が下がる可能性があります。

将来的に売却を検討しているのであれば、普段から定期的にメンテナンスを行ったり、カバーを活用したりして、良い状態を保っておくことが重要です。

きしみやがたつき、動作不良の有無

きしみやがたつき、動作不良の有無も、ゲーミングチェアが売れるかを判断する基準の1つです。

ゲーミングチェア自体の安全性にも関わるため、この基準がクリアできていないと基本的に買い取ってもらうことはできません。

個人間で売買する際も、ききしみやがたつき、動作不良がある場合は事前に伝えておく必要があります。

リクライニングが機能しない、きしみやがたつきがあってギシギシと音がする、キャスターの回転が悪くスムーズに移動できない、などの部分は事前にチェックしておきましょう。

とくに、倒れてしまうなど安全面に問題がある場合は、基本的に売却には不向きです。無理に売ろうとせず、ほかの処分方法を検討した方が良いでしょう。

ゲーミングチェアとオフィスチェアの違いとは？

椅子関連のアイテムとして、ゲーミングチェア以外だけでなく、オフィスチェアもあります。

ここからは、ゲーミングチェアとオフィスチェアは具体的にどのような違いがあるのか、なぜゲーミングチェアの需要が高いのかについて確認していきましょう。

• シートのデザイン・形状
• 座面の素材や硬さ
• リクライニング機能
• ヘッドレストや肘掛けなどのサポート機能

シートのデザイン・形状

ゲーミングチェアとオフィスチェアの大きな違いとして、シートのデザインや形状が挙げられます。

オフィスチェアは、座面に背もたれが付属している一方で、ゲーミングチェアは背もたれが首や肩まである上にヘッドレストなどがついているケースも一般的です。

また、アームレスト（肘置き）が付属しているものも多く、オフィスチェアと比べて全体的に大型の製品が多い傾向にあります。

体全体を包み込むようなデザインが多いため、オフィスチェアよりも特徴的なシートのデザイン・形状をしているものが多いのもゲーミングチェアの特徴です。

このようなデザインは「バゲットシート」と呼ばれており、一般的なオフィスチェアには見られない反面、設置する際はスペースを広く取る必要があります。

座面の素材や硬さ

座面の素材や硬さも、ゲーミングチェアとオフィスチェアで異なる部分の1つです。

ゲーミングチェアは、プロゲーマーやそれに近しいプレイヤーになると十数時間座り続けるケースもあるため、長時間ずっと座り続けても疲れにくい素材・硬さで作られています。

クッション性に優れているものが多い上に、夏場などに蒸れないようにメッシュ素材が採用されているなど、座面の素材や肩さが特徴的です。

オフィスチェアにも、レザー製やメッシュ素材を採用している製品はありますが、体全体を覆う形状のものは多くありません。

一方で、ゲーミングチェアの場合は、ほとんどの製品が体圧を分散させるような素材・硬さをチェア全体に採用している傾向にあります。

リクライニング機能

リクライニング機能が備わっている製品が多いのも、ゲーミングチェアの特徴です。

一方で、オフィスチェアの場合は背もたれはあっても、基本的にリクライニング機能は備わっていません。

ゲーミングチェアのリクライニングは、約180度まで倒せるようなフルフラットにできるモデルもあります。

オフィスチェアの場合は、このようなリクライニング機能が備わっていない代わりに、ロッキング機能で背もたれや座面を揺らせるものもあるでしょう。

休憩を挟む際のことまで考慮して作られているのがゲーミングチェアであり、オフィスチェアと大きく異なるポイントの1つです。

ヘッドレストや肘掛けなどのサポート機能

ゲーミングチェアとオフィスチェアは、ヘッドレストや肘掛けなどのサポート機能が備わっているか、という点にも違いがあります。

オフィスチェアの付属について、肘掛けに関しては、製品がある一方で、ヘッドレストまで備わっているものはほとんどありません。

ゲーミングチェアは、基本的に「長時間ずっと座っていても疲れにくいこと」を前提として作られているため、このようなサポート機能が備わっています。リクライニング機能もその1つです。

また、腰への負担を軽減する「ランバーサポート」が付属しているものもあるため、近年ではオフィスチェアとしてゲーミングチェアを採用するケースも増えています。

まとめ

不要になったゲーミングチェアを処分する方法は多岐にわたりますが、自分がどの方法で処分すべきかを判断する必要があります。

すべてのゲーミングチェアがどのような方法でも処分できるとは限らないため、自分に適している処分方法かを検討することが大切です。

また、ゲーミングチェアを売却処分したい場合は、メーカーや状態によって売れるか否かが左右されます。

売れない場合はほかの処分方法を検討しなければならないため、売却処分を検討している場合は、劣化する前に早めに判断しましょう。

また、ゲーミングチェアを自治体の粗大ごみ収集サービスを活用して処分するときは、各自治体の処分ルールに則って処分しなければなりません。

しかし、自治体の粗大ごみ収集で不要になったゲーミングチェアを処分できたとしても、時間がかかる可能性があります。

そのため、急いで処分したい場合や搬出する手段がないときは、不用品回収業者への依頼を検討するなど、処分にかけられる時間や人手などで処分方法を判断するのもおすすめです。

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