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運び出せないキャビネットの対処方法は?主な処分方法5選と種類別のポイントも解説

更新日:2024.9.19|公開日:2024.5.24
キャビネットのイメージ写真

家庭でもオフィスでもよく使われる「キャビネット」は、箱型の収納家具として広く普及しています。

便利でおしゃれな家具ですが、比較的大きく素材も様々あるため、処分するとなると少々面倒なのが難点。
ヴィンテージ風のキャビネットは意外と重量があるものも多く、自力で運び出すのが意外と大変場合もあります。

本記事では、キャビネットの処分方法とそれぞれの特徴、さらに売却を検討する際に知っておきたいポイントについて、詳しく解説します。

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不用品回収のプロ・お片付けマッハくんがご紹介する不用品おすすめ処分方法!今回はキャビネットの処分方法や処分時の注意点を解説します!

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キャビネットの処分方法

キャビネットは、主に下記の5つの方法で処分できます。

  1. 粗大ごみに出す
  2. 解体して一般ごみに出す
  3. 不用品回収業者を利用して処分する
  4. リサイクルショップや買取店に売却する
  5. フリマアプリやネットオークションで売却する

粗大ごみに出す

キャビネットはほとんどの自治体で粗大ごみに出せます。粗大ごみの定義は自治体ごとに異なりますが、一般的には一辺が30cmを超えるものや、指定ごみ袋に入らないものが粗大ごみに該当します。

自治体のごみ収集なので、処分にかかる費用を最小限に抑えられるのが大きなメリットです。一方で、収集場所までの運び出しは自力で行う必要があるため、大きく重たいキャビネットの処分の場合は利用しにくいのが難点といえます。

解体して一般ごみに出す

一部の自治体では粗大ごみに該当するごみを解体することで一般ごみに出すことが可能で、ャビネットも解体してごみ袋に入るサイズまで小さくすれば、一般ごみに出せる場合があります

一般のごみとして捨てる場合、出費はごみ袋代だけで、実質無料で処分できるという点が大きなメリットです。ただし、ごみ袋に入るサイズまで小さくしなければならないため、大きなキャビネットや金属製のキャビネットには向きません。また、解体しても粗大ごみ扱いとなる自治体もあるため、注意が必要です。

不用品回収業者を利用して処分する

キャビネットの処分は不用品回収業者に依頼することもできます。不用品回収の場合、自宅からの運び出しや解体も対応してもらえる他、希望する任意の日時に回収に来てもらえます。

自治体の収集と異なり、素材や大きさ、点数によらずなんでも回収してもらえるのが不用品回収のメリットです。当日処分したい不用品が増えたりしても対応してもらえます。一方で、民間サービスのため処分費の他に各種料金が必要となり、粗大ごみと比較すると費用は高くなります

キャビネットのサイズ・重量があり自力での運び出しが難しい場合は、運び出しから任せられる不用品回収業者へ相談するとよいでしょう。

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リサイクルショップや買取店に売却する

きれいな状態のキャビネットであれば、リサイクルショップや家具買取店に売却することもできますお店によっては、出張査定・買取をしているため、大きく重たいキャビネットでも売却が可能です。

ただし、値が付くものは新品同様のきれいな状態のキャビネット、もしくは人気のメーカーや天然木を使用しているものなどに限られます。状態の悪いものやノーブランド品は、中古品としての需要が低いため、ほとんど値がつかなかったり買取を断られる可能性があります。

フリマアプリやネットオークションで売却する

キャビネットをフリマアプリやネットオークションに出品して、売却することもできますメルカリやヤフオクといった代表的なサービスでは、キャビネットの出品も数多くあります。

リサイクルショップや家具買取店では値がつかなかったキャビネットでも、フリマアプリやネットオークションなら買い手が見つかる可能性があります。ただし、いつ買い手が見つかるか分からない点と、キャビネットの場合は素材や大きさによって配送料が高額になり利益が残らない可能性のある点が難点といえます。

キャビネットは売却しやすい?しにくい?


キャビネットは高い買い物になりがちなので、ごみに出すのはもったいない、できれば売却したいと考える方も多いことでしょう。

そこでここからは、キャビネットの売却を考える上で知っておきたいポイントを4つ解説します。

一般的なキャビネットは値がつきにくい

近年は核家族化が進んだり集合住宅に住む人が増えたこともあり、キャビネットのような大きな家具は需要が低下しています。また、大量生産の安価なキャビネットが増え購入しやすくなった一方、元値が安価なものは中古市場でも需要が低く、余計に値がつきにくくなっています

ノーブランド品のキャビネットでも、新品同様なら値がつく可能性はあります。しかし、傷・汚れのあるものや長年使ったものは、ほとんど値がつかないと思った方がいいでしょう。

アンティーク品等高価なキャビネットは売却しやすい

値がつきやすいキャビネットは、アンティーク品や北欧風、無垢材や天然木、一点ものの作品など、もともとの売値が高いものです。とくに海外メーカーの高級キャビネットは高い需要があるため、多少傷や汚れがあっても売れる可能性があります。

キャビネットを査定に出す際は、同メーカーの似たようなキャビネットが買い取り対象になっているかどうかや、参考買取価格を確認しておくとよいでしょう。また、アンティーク品や海外メーカーのものを売却する場合は、専門の査定士が在籍している家具専門店に持ち込むのがおすすめです。

家具量販店のキャビネットの売却は難しい

近年人気を集めるIKEAやニトリといった家具量販店のキャビネットは、基本的に売却が困難だと考えてください。家具量販店の家具の多くは安価で販売するために組み立て式になっており、キャビネットに限らず組み立て式の家具は、リサイクルショップや家具買取店では買取を断られる可能性が高いでしょう。

とはいえ、フリマアプリやネットオークションであれば、組み立て式のキャビネットでも買い手が見つかる可能性はあります。もし処分したいキャビネットが未使用に近いものや組み立て前のものであれば、出品してみてもいいでしょう。

個人売買は配送料に要注意

フリマアプリやネットオークションでは、大きさから素材、形状まで幅広いキャビネットが売れる可能性があります。とはいえ、個人売買となるため、配送料には注意が必要です。

大きなキャビネットは配送料が高くつきがちで、とくに木製のものは重量があり配送料だけで1万円以上かかる場合も。たとえ買い手が見つかったとしても、配送料の負担次第では結局処分したほうが安くつくというケースも考えられます。

小型で金属製のキャビネットなら安価で配送でき、フリマアプリ等でも比較的人気があるため、買い手を見つけやすいでしょう。

キャビネットの種類別処分のポイント

キャビネットは素材の種類別に特徴があり、処分方法も特徴に合わせて選ぶことが大切です。

ここからは、キャビネットを処分するときに覚えておきたいポイントをキャビネットの種類別にご紹介します。

木製キャビネット

木製キャビネットは用途に応じた種類が多く、サイズに合わせて処分方法を検討したいところです。小〜中型程度のものは組み立て式が多く、解体もしやすいため、粗大ごみや一般ごみで安く処分できます

一方で、大型のものは作りが頑丈でかなりの重量もあり、運搬にも解体にも人手が必要です。とくに高層階からの運び出しは危険を伴うため、無理に自力で処分しようとせず、不用品回収等の業者を活用したり、家具店の出張買取を利用するのがおすすめです。

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ステンレス製キャビネット

ステンレス製のキャビネットは主にキッチン向けで、サイズもあまり大きくありません。木製キャビネットと比較すると軽量で、運び出しもしやすい特徴があります。

ごみ袋に入るくらいのサイズ、もしくは分解して小さくできるなら、一般ごみで出せる自治体も多くあります。多少大きさがあっても軽量で運びやすいものがほとんどなので、粗大ごみに出せれば安価で処分できるでしょう。

おしゃれなデザインのものであれば、フリマアプリ等に出品してみるのもおすすめです。

スチール製キャビネット

スチール製のキャビネットはオフィス向けのものが多く、大型かつ頑丈でありながら比較的軽量です。とはいえ、安価で販売されているものが多いため、売却してもほとんど値段はつかないでしょう。

種類やサイズに関わらず頑丈な造りのため解体は難しく、基本的にはそのままの状態で運び出しが必要です。運び出しさえできれば粗大ごみに出せますが、通路を通らないとかそのままでは外に運び出せないような場合は、不用品回収等を利用して処分するといいでしょう。

オフィスで使用したキャビネットは事業系ごみ

オフィスや店舗、工場で使用していたキャビネットは、種類を問わずいわゆる「事業系ごみ」となり、産業廃棄物扱となります。そのため、粗大ごみや一般ごみに出すことはできません。

産業廃棄物は自治体から産業廃棄物処理業の許可を得ている業者しか収集運搬・処理できないため、産廃処理の許可を持つ産廃収集業者や不用品回収業者に依頼することになります。その他、オフィス家具専門の買取業者に買い取ってもらうという手もあります

キャビネットの処分方法まとめ

今回は、キャビネットの処分方法をご紹介しました。

キャビネットは基本的に粗大ごみで、解体すれば一般ごみで出せます。ただし、分別ルールや収集制度は自治体によって大きく異なるため、必ず自治体のごみ出しルールを確認しましょう。

アンティーク品や海外メーカー品などの高額な製品を除いて、売却することは難しいと考えましょう。また、オフィスで使用したキャビネットは事業系ごみにあたるため粗大ごみには出せず、産廃処理の許可を持つ業者に回収してもらう必要があります。

大型のキャビネットで運び出しや解体が困難な場合は、不用品回収業の利用が便利です。産廃処理の許可を持つ業者であれば、オフィスで使用したキャビネットでも回収してもらえます。

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