私たちの生活には「電気」が欠かせません。
電気がない生活は考えられませんし、停電など電気の供給がなくなったらパニックになってしまうほど生活と密着しており、身の回りの役立つ電化製品がどのご家庭にも数多くあるのではないでしょうか。
そうした中、問題になってくるのが「ケーブルの処理問題」です。
使いまわし電源ケーブルもあれば商品専用のケーブルもあるため、定期的に処分しないと大量にたまってしまいます。
また個人ではなく法人の場合、仕事でパソコンを使用しているところが多いと思いますが、パソコン1台につき多くのケーブルが使用されています。
パソコンが100台あれば、数百本のケーブルが使用されており処分するのが非常に大変です。
それでは、こうしたケーブル類はいったいどのように処分すれば良いのでしょうか？
個人と法人では処分の方法が違い、適切に処理することが大切です。
今回はケーブルの適切な処理方法についてお伝えしていきます。
●こんな人に読んでほしい記事です
- ケーブルの処分方法は？
- 個人と法人の処理方法の違いとは？
ケーブルの主な種類について
一言でケーブルといってもさまざまな種類があります。
例えば、パソコンとモニターを接続するケーブルだけに焦点を当ててみても、
- HDMIケーブル
- DVIケーブル
- Displayport
- VGAケーブル
など、多くの種類があります。
すべてのケーブルの種類を知っておく必要はありませんが、一般的によく使われているケーブルは知っておくといいでしょう。
代表的なものが以下のケーブルです。
- 電源ケーブル…電源を供給するケーブルのため電化製品には必須
- パソコンとモニターをつなぐ接続ケーブル…画面に映像を映し出すケーブル（HDMI等）
- USBケーブル…近年主流となっているケーブルであり、スマホなどの充電に使われる
- オーディオケーブル…スピーカーに電気信号を流すケーブル（スマホや音楽プレーヤーに使われる）
皆さんの身の回りにある主なケーブルをご紹介しました。
主な種類を知っていれば、適切な処理が出来るので、しっかりと学んでおきましょう。
主なケーブルの素材とごみとしての扱いについて
ケーブルによって素材が違うため一概に「この素材が使われているから○○ごみ」と判断ができません。
例えばLANケーブルの場合、銅線，ポリエチレン，ポリ塩化ビニールを使用して作成されており、電源ケーブルの場合は導体、絶縁材料、シースなど全く違う素材が使われています。
素材が全く違うケーブル類ですが、ほとんどのケーブルが「燃えないゴミ」で処分ができます。
しかし自治体によっては「粗大ごみ」として分別されているケーブルもあるためしっかりとチェックしておきましょう。
また法人や個人事業主の方は一般家庭とは異なり「燃えないゴミ」では出せないので注意しましょう。
一般家庭のケーブルの処分方法
上述した通り、一般家庭の場合は燃えないゴミで処分し、自治体によっては粗大ごみとして処分するケーブルがあるのが基本的な処分方法です。
しかし燃えないゴミの日は一ヶ月に数回しかない地域も多いため、回収日を調べておかないと処分ができません。
引っ越しのタイミングでケーブルをまとめて処分する人も多いと思いますので、燃えないゴミとして処分する場合は日程をしっかり確認しておきましょう。
都合の良いタイミングで、いつでも処分ができる出張買取業者に依頼するという方法もありますが後ほどお伝えします。
企業や個人事業主がケーブルを処分する際の注意点
企業や個人事業主がケーブルを処分する場合は、一般家庭と同じように燃えないゴミで処分はできません。
企業からでたごみは「産業廃棄物」として処理しなければなりません。
産業廃棄物とは出事業者が自らの責任において適正に処理することが法令で義務付けられています。
そのためケーブルを処分する際も、自分で責任をもって処分しなければならないため、業者に依頼してケーブルを処分する必要があります。
一般ごみとして処分するのは違反のため注意しましょう。
ケーブルをまとめて処分するには不用品回収業者を利用しよう
ケーブルをまとめて処分する場合、個人法人を問わず不用品回収業者を利用することをおすすめします。
不用品回収業者は荷物の運び出しから運搬まで一括で行ってもらえるので、自分は何もすることがなくケーブルの処分ができます。
不用品回収業者は、家電製品や大型家具などの不用品も処分してもらえます。
ケーブルだけではなく他の不用品も一気に処分をしたい人にとっては大きなメリットといえるでしょう。
また不用品回収業者は、早ければ即日対応してもらえるため、日程調査をする必要がありません。
個人・法人とともに不用品回収業者を利用するメリットは大きいので、有効活用をしていきケーブルの処分を計画的に行っていきましょう。
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