家庭で手軽にエクササイズができるフィットネスマシーン「ロデオボーイ」ですが、壊れたり、使わなくなったりして処分を検討している人もいるでしょう。
今回は、ロデオボーイの一般的な処分方法を紹介します。
売却についても解説するので、「もしかして売れる?」とお考えの人もぜひ参考にしてください。
ロデオボーイの処分方法まとめ|自治体回収から売却、不用品回収業者まで、詳しく解説
まずは、ロデオボーイの基本的な処分方法をご紹介します。
それぞれメリットとデメリットがありますから、どの方法がご自身に適しているか、よく検討しましょう。
自治体の粗大ごみ収集でロデオボーイを処分|手数料と注意点
ロデオボーイを自治体の回収に出す場合、粗大ごみとして排出します。
粗大ごみに該当する廃棄物のサイズや重さは自治体ごとに設定されるものの、ロデオボーイほどの大きさであれば粗大ごみに分類されるのが一般的です。
処分費用は、数百円~1,000円程度。その他の処分方法と比較すると、かなりリーズナブルです。
ただし、基本的には収集場所までの搬出を自分で行う必要があります。
ロデオボーイは1台で20~23kgほどの重量があるため、エレベーターがない集合住宅や収集場所が家から遠くに設置されている場合は、かなりの重労働となってしまいます。
リサイクルショップやフリマアプリでロデオボーイを売却|高く売るためのコツ
ロデオボーイは2005年に初代が発売され大ブームとなって以降、「フィットネス乗馬マシン」の代名詞として今なお販売され続けています。
2021年現在も販売は継続されており、新型のものであればリサイクルショップ・フリマアプリ・ネットオークションなどで売却できる可能性があります。
売却できれば、処分料を支払わなくてもいいだけでなく、お金に換えられる点が大きなメリットです。
フリマアプリで出品する場合は、清掃・各種パーツの状態確認を行った上で、複数の角度から写真を撮り、競合の出品価格を参考にしながら、適正価格を設定して販売することを心掛けましょう。
一方で、必ず売れるというものではなく、むしろほとんどは値が付きません。
売却にかかる手間や梱包・配送などの費用を考えると、割りに合わない結果となる可能性の高い処分方法といえます。
友人・知人やネットサービスを介して希望者に譲渡
新型のロデオボーイは、ひねりやウェーブなど複雑な動きができ、運動不足な人や苦手な人でも手軽にエクササイズできます。
そのため、処分ではなく、気軽に運動したい人・欲しい人に譲ることも検討するとよいでしょう。
身内や友人に欲しい人がいなくても、オンラインのサービスを利用すれば無償で新しい持ち主を見つけられます。このように費用をかけずにロデオボーイを譲り渡せることができるのは大きな利点です。
一方で、運搬方法や送料が問題になることもあるため、誰が運搬にかかる手間や費用を負担するのか、引き渡しの前にしっかりと取り決めておきましょう。
不用品回収業者に処分を依頼
ロデオボーイは、不用品回収業者に依頼して処分することも可能です。
不用品回収業者はその名の通り不要なものを引き取り、処分を代行してくれるサービスを提供しています。
不用品回収は多くの業者が時間や曜日を問わず回収してくれるので、忙しい人でも手軽に処分できます。
自治体の回収のように自力での搬出は不要で、業者が設置場所から直接運び出してくれるため、手間と労力がかからない点もメリットです。
一方で、出張料など処分料以外の費用がかかるため、他にも不用品がありまとめて処分したい場合の利用が向いています。
ロデオボーイを処分する際の注意点
ここまでご紹介した通りロデオボーイにはさまざまな処分方法がありますが、処分の際にはいくつかの注意点があります。
ロデオボーイならではの事情もあるため、処分を検討する際には念頭に置いておきましょう。
重量があるため無理に運び出すのは危険
先述の通り、ロデオボーイは概ね20〜23kgの重量があります。
20kgというのは、ビール瓶1ケースにも相当する重さです。
一般的に人間が1人で持てる重量は体重の4割程度までとされており、体重が60kgの人なら24kgが安全に運べる重量です。
そのため、女性など体重の軽い人が1人でロデオボーイを運び出しするのは、大変危険なので要注意。
そのほか、高齢者や普段運動能力で筋力が落ちている人は、身体を痛める危険もあるため1人で運ぶのは控えましょう。
とくに階段を運び降ろしたり、長距離を運ぶ必要があったりすると、若い人でもぎっくり腰などの危険を伴います。
ブームは過ぎており高価買取を期待できない
ロデオボーイが大流行したのは2005~2006年で、その後も販売は続けられているものの、今となっては高値が付くような商品ではありません。
ブーム時のような大きなニーズはないので、値が付かない、または値が付いたとしても1,000~2,000円がほとんど。
売却する手間ひまや送料などを考えると、廃棄してしまった方がスムーズに処分を進められることが多いでしょう。
リサイクルショップでは買取を断られる場合も
前述の通り、現在ロデオボーイにはブームとなった当時のようなニーズは、残念ながらありません。
そのため、リサイクルショップでは買取を断られることもよくあります。
わざわざリサイクルショップまで運んでも、フリマアプリ・ネットオークション以上に値の付かない可能性があることは覚悟しておきましょう。
ロデオボーイの処分方法を検討する際のポイント
最後は、ロデオボーイの処分方法を検討するときに覚えておきたい、3つのポイントを確認します。
自分に合う処分方法で悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。
自力で運び出せるなら粗大ごみで処分が安上がり
ロデオボーイを1人で運び出せる、または手伝ってくれる人がいるという場合は、自治体の収集に出すのが安上がりでオススメです。
全国ほとんどの地域で粗大ごみ収集は行われているため、粗大ごみの排出ルールさえ守ればどんな状態のロデオボーイでも処分できます。
売却は断られたり安値でも買い手が見つからない可能性あり
フリマアプリ・ネットオークションでは、売れているロデオボーイもないわけではないので、最新機器・状態が良いものであれば売却ができる可能性はあるでしょう。
しかし、多くのケースでは残念ながら売れていません。
すぐに処分できなくてもいい、売れるまで家に置いておけるという場合に限り、出品してみてもよいでしょう。
手っ取り早く処分したいなら不用品回収がオススメ
すぐにでも処分したい場合や、他にも処分したい不用品がある場合は、不用品回収業者がオススメです。
不用品回収業者は、ロデオボーイはもちろん、冷蔵庫や洗濯機に代表される大型家電や、食器棚やテーブルなどの家具、その他不要な廃棄物をすべて引き取ってくれます。
テレビや洗濯機、エアコン、冷蔵庫、またパソコンといった法律によりリサイクルを義務付けられ処分が面倒な品も、不用品回収なら一括で処分を依頼できます。
ロデオボーイの他にも要らない家具・家電や廃棄物があれば、不用品回収業者の利用がよいでしょう。
ロデオボーイの処分方法まとめ
ロデオボーイはそれなりに重量があるため、1人で運び出しをするのが簡単ではありません。
階段があったり、長距離の運び出しだったりすると怪我につながりかねないため、無理せず処分できる方法を選択してください。
売却するにも、ブームが過ぎてしまっているため買い手が見つからない可能性も十分にあります。
また、リサイクルショップに持ち込んだり、フリマアプリ・オークションサイトに出品したりするのも、手間と時間がかかります。
手間なくスムーズに処分したいという場合や、他にも処分に困っている不用品がある場合は、不用品回収業者の利用をオススメします。
ロデオボーイの処分を考える際に大切なことは、一人で無理になんとかしようとしないこと。
家からの運び出しや処分までの期日も念頭に置いて、自分にあった処分方法を検討しましょう。
- ロデオボーイは20kgもの重さがあり、マンションや団地からの運び出しはかなりの重労働です。
運び出しから依頼したい場合やとにかく早く処分したい場合は不用品回収の利用がおすすめですよ!
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