お家で猫を飼っている場合、部屋の中にキャットタワーを設置している方は珍しくありません。
そんなキャットタワー、破損による買い替えや猫ちゃんに気に入ってもらえずやむなく処分…など、処分せざるを得ないタイミングも多々あります。
しかし、キャットタワーは思いの外大きいだけでなく、どうしても臭いや汚れがつくため、処分方法に困りがちです。
そこでこの記事では、キャットタワーの具体的な処分方法や注意点をご紹介します。
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キャットタワーの主な処分方法
ここでは、キャットタワーの主な処分方法について見ていきましょう。
キャットタワーの処分方法は、主に以下の3つです。
- 自治体の粗大ゴミ収集を利用する
- 購入した店舗やメーカーに引き取ってもらう
- 不用品回収業者に依頼する
捨て方によってメリット・デメリットがあるため、比較検討しながら実際に処分する際の手段を選択することが大切です。
自治体の粗大ゴミ収集を利用する
キャットタワーの最も一般的な処分方法は、自治体の粗大ゴミ収集を利用する方法です。自治体によって粗大ゴミ扱いとなるサイズが異なるため、事前に確認しておいてください。
自治体の収集を利用するメリットは、処分費用を安く抑えられることや、自治体による処分という安心感がある点です。処分費用は自治体やサイズによって異なりますが、約200円~2,000円程度で引き取ってもらえます。
一方で、粗大ゴミとして出す場合は回収場所まで搬出する必要があるため、搬出する手段がない方には適していません。また、多くの自治体では粗大ゴミ処理券を事前に購入しなければならず、申し込みから回収までに手間がかかるのもネックです。
購入した店舗やメーカーに引き取ってもらう
キャットタワーを販売する店舗やメーカーによっては、無償で引き取りをしているところがあります。店舗やメーカーに引き取ってもらえれば処分費用がかからない利点があるため、引き取りをしているかを確認してみてください。
ただし、メーカーなどへの配送料は持ち主負担になるほか、引き取ってもらえるのは「買い替えの時のみ」などの条件がある場合が多い傾向です。
搬出できない、買い替える予定がない、という場合には適していませんので、他の処分方法を検討しましょう。
不用品回収業者に依頼する
キャットタワーの処分は不用品回収業者に依頼できます。
キャットタワーの処分時には、多くの場合他にも不要になったペット用品が発生するため、不用になったペット用品をまとめて引き取ってもらえるメリットがあります。また、搬出作業や解体作業も一任できるため、自力で搬出することが難しい女性やシニア世代の方にも適しています。
一方で、自治体の収集に比べるとどうしても料金は高くなる傾向にあります。搬出や解体の手間を考慮した上で、上手に活用したいですね。
キャットタワーを捨てる際の注意点は?
キャットタワーを処分する際、どのような点に注意する必要があるのでしょうか?
自力で処分する際や、人に譲る・売却する時にも重要なので、事前に確認しておくようにしましょう。
一般ゴミに出す場合は分解と分別が必要になる
キャットタワーはパーツによってさまざまな素材が使用されているため、一般ゴミとして処分する際には分解・分別作業が必要になります。
まとめて燃えるゴミとして処分することが、できない自治体も多くあるため注意が必要です。
とくに、支柱のボルトなどは金属製のものも多くあるため、分解したときに他のパーツとは分けておくようにしましょう。
大型のものは一般ゴミで処分できない
キャットタワーは小さなものでも高さ1m近くあるため、解体せずにそのまま一般ゴミとして処分できません。
基本的に多くの自治体では一辺の長さが30cm以上のものは、粗大ゴミ回収サービスを利用しての処分が必要になります。解体して30cm以下に収められないものは、解体後のパーツであっても粗大ゴミ扱いです。
キャットタワーを処分する際には、分解できるものなのか、分解後のサイズが30cm未満に収まっているか、などを確認しておく必要があります。ただし、自治体によって粗大ゴミに該当するサイズが異なりますので、その点はどうしても手間になりますね。
ニオイや毛が付着しているためある程度きれいにしてから処分する
売却する際や近隣住民と共用のゴミ置き場を利用する場合などは、キャットタワーのニオイや毛をできるだけ落としておくことが重要です。
ニオイが苦手な方や猫アレルギーで毛に敏感な方もいるため、ある程度落とせるものは落としておきましょう。
また、解体したパーツを一般ゴミ・資源ごみとして出す時は、ビニール袋などでしっかりと覆ってから出すのも方法の1つです。
キャットタワーの一般的なサイズや素材について
キャットタワーと言っても、大型のものから比較的コンパクトなものまで、さまざまな種類の製品が販売されています。
ここでは、一般的によく見るタイプのキャットタワーのサイズと素材について見ていきましょう。
処分する際の分別や処分方法を選択する際に必要になりますので、確認しておくことをおすすめします。
キャットタワーの一般的なサイズ
キャットタワーの大きさは一般的に高さを基準に選ばれることが多い傾向にあり、1m以下のミニタイプから天井に届くようなサイズまでさまざまです。
通常販売されているのを見かけることが多い、一般的なサイズのキャットタワーであれば、約70cm角のサイズに収まります。多頭飼育されている方の場合、2~3台のキャットタワーを設置していたり、支柱本数が多いものを購入したりすることもあるのではないでしょうか?
キャットタワーのサイズで大きく異なるのが高さで、低いものは1m以下から、高さのあるもので2~2.5mに及ぶものもあります。
キャットタワーの素材には何が使われていることが多い?
キャットタワーの素材はメーカーによって異なり、さまざまなものが使用されています。とくに支柱部分に麻縄が巻きつけてあるものが多く、猫の爪とぎになるように設計されている傾向にあります。
そのほかには、パイル地や段ボール素材、木製、竹製などのほか、転倒防止のために支柱内部が金属製になっているものも。
天板や中段のスペースには起毛素材が使用されているものもあり、猫ちゃんの好みに合わせて選択することが一般的です。
キャットタワーの処分よくある質問と回答
キャットタワーは何ごみ?
キャットタワーは大きいことや様々な素材が使われていることから、多くの自治体で「粗大ごみ」に分類されます。
解体・分別することで一般ごみで捨てることも可能ですが、ごみ袋に入るサイズまで小さくする必要があります。
無料で処分する方法はある?
キャットタワーの状態が良ければ、フリマアプリで売却したり、友人知人に譲ることなどにより無料で処分できます。
またキャットタワーを購入したお店で引き取ってもらえる場合があるので、一度問い合わせてみても良いでしょう。
キャットタワーの寿命は?
キャットタワーの寿命は素材だけでなく使う猫ちゃんの品種や数によっても大きく左右されます。
頑丈な素材でできたものならメンテナンスしながら10年使い続けることも可能ですが、安価なものだと2〜3年で買い替えが必要な場合もあります。
キャットタワーの処分方法まとめ
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不要になったペット用品だけではなく、例えば消費期限を過ぎたペットフードなどの回収処分も可能です。家具や家電といった不用品、粗大ゴミもまとめて回収可能なので、不用品が複数ある場合にも便利にご活用いただけます。
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