西宮市で粗大ごみ処分は予約が必要？粗大ごみの出し方・申し込み手順・メリット＆デメリットも解説します

粗大ごみっていつどうやって回収してくれるの？粗大ごみを出すのに申し込みや料金はいるの？

粗大ごみの処分方法って、意外とわからないもの。自治体によっても、手続き方法や受け付けてくれる粗大ごみの種類は異なります。

今回は、兵庫県西宮市の粗大ごみの出し方を詳しくご紹介。申し込み方法から出し方、回収にかかる料金、西宮市に申し込んだ場合のメリットとデメリットまで、徹底解説いたします。

兵庫県西宮市で粗大ごみや不用品の処分を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

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※本記事は2023年4月時点の情報を元に作成・更新しています。最新の情報は自治体の公式Webサイトにてご確認ください。

兵庫県西宮市の粗大ごみ回収

はじめに、兵庫県西宮市のごみ分別方法と粗大ごみの処分ルールをチェックしましょう。

どんなものを粗大ごみとして処分してもらえるのか、事前に確認しておくことが大事です。

西宮市のごみ分別方法

西宮市ではごみを7種類に分けています。

もやすごみ

生ごみ、皮革・ゴム類、食用油、竹串など先の鋭利なもの、その他プラ対象外のプラスチック製品、紙おむつ類・ペット排泄物、再資源化できない紙類、再資源化できない布類、再資源化できないその他プラ、使用済小型家電が、もやすごみに該当します。

もやさないごみ

金属、ガラス類、陶器類、乾電池、カセットボンベ・スプレー缶、水銀を含む乾電池・体温計・血圧計などが、もやさないごみに該当します。

資源A

新聞、紙パック、古着などが、資源Aに該当します。

資源B

雑誌、古本、チラシ・雑紙、紙箱・紙袋などが、資源Bに該当します。

その他プラ

ボトル類・チューブ類、パック・容器類、袋・包装類、錠剤等の容器、プラスチック製の仕切り類・外装・ふた類・カップ・トレイ（白・色つき）が、その他プラに該当します。

ペットボトル

飲料、酒類、しょうゆ、ドレッシングタイプ調味料のペットボトルが、該当します。

粗大ごみ

ここまで紹介した6種類に含まれないごみが、西宮市では粗大ごみとして扱われます。

西宮市の粗大ごみの定義

西宮市では粗大ごみの目安を以下のように説明しています。

• 長さ40センチメートル以上の品物、重さが5キログラム以上の品物

ただし、目安より小さい、または軽くても、粗大ごみに該当する物もあります。

主な品目例に椅子、扇風機、除湿器、健康器具などが挙げられています。

西宮市では回収してもらえないもの

西宮市では以下のようなものは回収してもらえません。

• 家電リサイクル法対象品目
• 家庭用パソコン
• 家屋造作・廃材、1畳を超える物置、耐火金庫、原付自転車・単車、消火器、在宅医療廃棄物の注射針など

家電リサイクル品・処理困難物・事業系ごみなどは不用品回収業者へ相談しましょう。

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直接持ち込みたい場合の方法

西宮市ではごみを持ち込み処分したい場合、「西部総合処理センター」まで直接持ち込む必要があります。

ただし、持ち込みの前日までに処分する本人による予約が必要な他、粗大ごみの場合50kgまで300円（50kgを超えると10kgごとに60円加算）の処理手数料が発生します。

兵庫県西宮市の粗大ごみ回収申し込み

兵庫県西宮市の粗大ごみ回収の概要がわかったところで、次は具体的な申し込み方法について見ていきましょう。

申し込み方法

西宮市では粗大ごみの回収に事前申し込みが必要です。

粗大ごみ回収の申し込みの流れは、以下の通りです。

1. 西宮市ごみ電話受付センターに電話、もしくはLINEで申し込む
2. 住所・氏名・収集場所、粗大ごみの点数、収集希望日等を伝える
3. 必要分の「粗大ごみ処理券」を購入する
4. 券に受付番号を記入し粗大ごみに貼り付け、収集日当日に排出する

申し込み前に確認しておきたいこと

申し込み時には以下の情報が必要になるので、事前に調べておきましょう。

• 依頼者の住所、氏名、電話番号
• 粗大ごみの種類、数、大きさ
• 収集車が家の前まで入れるかどうか

なお、1回に申し込める量は申し込み方法によって異なります。

• 電話予約：学習机2台分程度
• LINE予約：2品目まで

品目によっては、個数が制限される場合もあります。

収集は最短でいつ？収集日の指定はできる？

西宮市の粗大ごみ収集は、遅くとも前日までに申し込みが必要です。申し込み時に収集日を希望することはできますが、いつ収集してもらえるかは申し込むまで分かりません。

混み合う時期は申し込みから収集まで2〜3週間かかる場合もあるため、収集日を指定したい場合は早めに申し込む必要があります。

申し込み後に変更または予約の取り消しはできる？

基本的に申し込み内容の変更を収集当日に依頼することはできないため、申し込み時に申請しなかった粗大ごみは収集してもらえません。

申し込みの変更や取り消しは、できるだけ早く連絡するようにしましょう。

兵庫県西宮市の粗大ごみ処理手数料

兵庫県西宮市の粗大ごみ処理には所定の手数料がかかります。

西宮市の場合は、粗大ごみ処理券を事前に購入することで手数料を支払います。

粗大ごみ処理券の種類と価格

西宮市の粗大ごみ処理券は以下の1種類です。

• 300円

申し込みの際に何枚買えばいいか教えてもらえますから、必ずメモを取っておきましょう。

粗大ごみ処理券が購入できるところ

粗大ごみ処理券は、西宮市内の「西宮市粗大ごみ処理券取扱店」で購入できます。

• 生協
• スーパー
• 米穀店
• 支所
• コンビニ

コンビニでは、以下のコンビニ各店で購入が可能です。

• セブンイレブン
• ファミリーマート
• ローソン
• ミニストップ

粗大ごみ処理券を購入したら

粗大ごみ処理券を購入したら、券に受付番号を記入して、粗大ごみに直接貼り付けます。

収集時に貼り付けた券がよく見えるように、粗大ごみの目立つところに貼りましょう。

なお、一度貼ってしまうと貼り直しができません。

兵庫県西宮市に粗大ごみ収集を依頼するメリット・デメリット

西宮市に粗大ごみ収集を申し込む場合の、メリットとデメリットをまとめました。

メリット

• 収集料金が安い
• 行政サービスなのでトラブルのリスクが低い

西宮市の粗大ごみ収集は、処分にかかる費用を抑えられるのが大きなメリットです。

また、行政サービスということでトラブルに巻き込まれるリスクが低く、安心して利用しやすい点もメリットといえます。

デメリット

• 事前予約が必要
• 回収までに2〜3週間かかる場合がある
• 申し込める点数に制限がある
• 収集場所まで自力で運び出す必要がある

西宮市の粗大ごみ収集は遅くとも前日までに事前予約が必要です。時期によっては回収まで2〜3週間以上かかるため、急ぎで粗大ごみを処分したい場合には不向きです。

また1回に2品目（または学習机2個分程度）までの制限がある点や、収集場所まで自力で運び出す必要がある点もデメリットといえます。

不用品回収業者に依頼するメリット・デメリット

次に、不用品回収業者に回収を依頼する場合の、メリットとデメリットをまとめました。

メリット

• 申し込み当日に回収してもらえる
• 土日祝日も申し込み、回収依頼ができる
• 回収品目や数量に制限がない
• 運び出しや解体も依頼できる

不用品回収業者の最大のメリットは申し込み当日に回収に来てもらえる点です。自治体では対応できない土日祝日や夜間早朝の回収も依頼できます。

また、回収品目や数量に制限がない点、家からの運び出しや解体等を依頼できる点も西宮市の粗大ごみ収集にはないメリットといえます。

デメリット

• 自治体の収集と比較すると料金が高い
• 悪質な業者に依頼しないよう注意が必要

不用品回収業者のデメリットは、西宮市の粗大ごみ収集と比較するとサービスが手厚い分料金も割高となる点。軽くて小さな粗大ごみを少量だけ処分したいというような場合は、急ぎでなければ自治体の収集を利用する方が安く済みます。

また、民間の不用品回収業者は無数にあるため、業者選びにも注意が必要です。とくに「無料回収」を謳ってトラックで直接回収に回る業者や、「不用品はないか」と電話をかけてきて一方的に回収しようとする業者には注意が必要です。

まとめ

最後に、自治体の粗大ごみ回収と不用品回収を選ぶのに、どのような場合に適しているかをまとめてみます。

自治体の粗大ごみ回収と不用品回収、どちらが最適？

兵庫県西宮市の粗大ごみ収集はこんな方に適しています。

• 時間と手間をかけてでも安く粗大ごみを捨てたい
• 民間サービスはちょっと不安なので行政に依頼したい
• 頼みたい大きな不用品が二品以下

一方、以下のような方には不用品回収業者の利用がおすすめです。

• できるだけ早く粗大ごみや不用品を処分したい
• 運び出しや解体から依頼したい
• 処分したい粗大ごみや不用品の量が多い
• 自治体で回収していない不用品を処分したい

お急ぎの場合・処分したい不用品が多い場合は不用品回収も選択肢の一つ

西宮市の粗大ゴミ回収は料金が業者に依頼するより安く処分できるという大きなメリットがあるものの、事前予約制で回収までに時間がかかることや、時期によっては回収まで2～3週間かかることは大きなデメリットです。

大型可燃ゴミに該当するものであれば、収集場所に出すだけという手軽さもメリットといえます。一方で粗大ゴミを自身で運び出す必要がある点は、大きな不用品・粗大ゴミを処分したい方にとってはデメリットでもあります。

自治体の粗大ゴミ回収と民間サービスの不用品回収、どちらもメリットとデメリットが存在します。粗大ゴミを処分する際は、状況に合わせて上手に使い分けることをおすすめします。

粗大ごみを処分する際は、粗大ごみの品目はもちろんのこと、数量や回収してほしいタイミング、予算を踏まえて、自治体と不用品回収業者それぞれのメリット・デメリットをよく比較検討し、処分方法を選ぶことが大切です。

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