愛知県知多市で粗大ごみを処分するには二週間かかる？ごみの分別・申し込み手順・メリットとデメリットを解説します

粗大ゴミっていつどうやって回収してくれるの？粗大ゴミを出すのに申し込みや料金はいるの？

粗大ゴミの処分方法って、意外とわからないもの。自治体ごとに手続き方法や受け付けてくれる粗大ゴミの種類は異なります。

知多市は、粗大ごみの申し込み方法が二種あり、自治体へ電話申し込みの場合は回収まで二週間ある点には注意が必要な地域です。

今回は、愛知県知多市の粗大ゴミの出し方を詳しくご紹介します。申し込み方法から出し方、回収にかかる料金、知多市に申し込んだ場合のメリットとデメリットまで、徹底解説いたします。

知多市で粗大ゴミや不用品の処分を検討中の方は、ぜひ参考になさってください。

※本記事は2021年4月時点の情報を元に作成しています。最新の情報は自治体の公式Webサイトにてご確認ください。

愛知県知多市の粗大ごみ収集

愛知県知多市のごみ分別方法

愛知県知多市では、粗大ごみを含めて13種類にごみを分別する必要があります。

ここでは、粗大ごみ以外の12種類もご紹介しておきましょう。

燃えるごみ

料理くず、残飯、貝・茶・卵のから、プラスチック類、包装ビニール、ちり紙、汚れのひどい紙、皮、ゴム類、草木類などが該当します。

燃えないごみ

植木鉢、茶わん、皿、ガラス容器、鍋、やかん、傘、針、カミソリ、電球などが該当します。

発火性危険物

カセットガスボンベ、スプレー缶、使い捨てライターが該当します。

紙類

新聞、ダンボール、雑誌、牛乳パック、雑がみが該当します。

衣類

衣類、タオル、シーツなどが該当します。

缶類

飲料用のアルミ缶・スチール缶、その他缶類が該当します。

ペットボトル

飲料用、酒類用、しょうゆ用でペットマークのついているものがこれに当たります。

びん類

生きびん、無色びん、色付びんがこれに当たります。

トレイ類

発泡スチロール製の白色トレイ、有色トレイなどがこれに当たります。

プラスチック製容器包装

発泡スチロール製以外の食品用トレイ、コンビニなどの弁当の容器が該当します。

発泡スチロール

発泡スチロールの商品緩衝材、保冷箱がこれに当たります。

てんぷら油

廃食用油がこれに当たります。

粗大ごみ収集で捨てられるもの

愛知県知多市では、次のようなものが粗大ごみに該当すると説明しています。

• 家具類、電子レンジ、ガスコンロ、ファンヒーター、ストーブ、自転車、三輪車、ふとん、カーペットなど

粗大ごみ収集で捨てられないもの

愛知県知多市の粗大ごみ収集では、家電リサイクル法対象品などは収集してもらえません。

家電リサイクル品・産業廃棄物などの処分については、不用品回収業者へ依頼するとよいでしょう。

不用品回収のご依頼・ご相談はこちら＞＞

愛知県知多市で粗大ごみ収集を申し込むには

愛知県知多市で自治体の粗大ごみ収集を依頼するには、いくつかの手順が必要です。

簡単にその手順をまとめてみました。

粗大ごみ収集の申し込み方法

愛知県知多市の粗大ごみ収集申し込み方法は、以下の2通りがあります。

窓口にて直接申し込みする方法

1. ごみ対策課もしくは清掃センターに直接行く
2. 「ごみの戸別収集申請書」を記入し、手数料を現金で支払う
3. 収集日当日に屋外に搬出し、収集時立ち会う

事前に電話で空き状況を確認し、そのまま「仮予約」することも可能です。正式に予約するには、窓口まで出向き申し込み手続きを行う必要があります。

郵送にて申し込みする方法

1. ごみ対策課に電話で2週間以降の日にちを仮予約し、郵送での申請希望と担当者に伝える
2. 「ごみの戸別収集申請書」と「戸別収集申請書記載例」、「手数料の納付書」が郵送されてくるので、事前に市指定の金融機関で手数料を支払う
3. 申請書に必要事項を記入しごみ対策課へ返送する
4. 収集日当日に粗大ごみを屋外に搬出し、収集に立ち会う

粗大ごみ収集申し込みFAQ

申し込む前に確認しておくべきことは？

愛知県知多市の粗大ごみ収集では申し込み時に以下の情報が必要になるので、事前に調べておく必要があります。

• 依頼者の住所、氏名、電話番号、収集希望日
• 粗大ごみの品目、個数

収集は最短でいつ？収集日の指定はできる？

愛知県知多市の粗大ごみ収集は、窓口で直接申し込む場合は最短で翌営業日の収集ですが、郵送の場合は最短でも2週間後以降になります。

収集日の指定は、仮予約の段階で予約に空きがある場合にのみ可能です。

申し込み後に変更または取り消しはできる？

基本的に申し込み内容の変更を収集当日に依頼することはできないため、申し込み時に申請しなかった粗大ごみは収集してもらえません。

申し込みの変更や取り消しは、できるだけ早く連絡するようにしましょう。

愛知県知多市の粗大ごみ収集料金

愛知県知多市の粗大ごみ収集の利用には、所定の手数料がかかります。

愛知県知多市の場合は、事前に窓口で手数料を現金で支払うか、「手数料の納付書」で支払う必要があります。

粗大ごみ収集料金FAQ

粗大ごみの収集料金は？

愛知県知多市の粗大ごみ収集料金は、収集車両の種類によって異なります。

車両の種類は以下の2種類です。

• 2トントラック：税込11,000円
• 軽トラック：税込5,500円

なお、収集車両の荷台は以下の大きさです。

• 2トントラック：長さ2.77ｍ×横1.51ｍ×高さ0.8ｍ
• 軽トラック：長さ1.88ｍ×横1.38ｍ×高さ0.5ｍ

手数料はどうやって支払う？

愛知県知多市の粗大ごみ収集の手数料は、市が指定する金融機関で支払います。

なお、郵便局では支払いができません。

手数料を支払ったあとは？

手数料の支払いが終わったら、「ごみの戸別収集申請書」に必要事項を記入の上、ごみ対策課に返送します。

申請書の到着と手数料の入金確認で初めて「本申請」扱いとなります。支払いが済んだだけでは、手続き完了となりませんので注意しましょう。

知多市に粗大ゴミ収集を依頼するメリット・デメリット

知多市に粗大ゴミの処分を申し込む場合の、メリットとデメリットをまとめました。

メリット

もう一つのメリットは、行政サービスであるところから来る安心感です。

民間業者に依頼して、もしそれが悪質な業者だった場合、法外な料金を請求されたり、回収品が不法投棄されていたりといったトラブルに巻き込まれる恐れがあります。知多市に回収を依頼すれば、そんな心配はまずありません。

デメリット

知多市に粗大ゴミの処理を依頼する場合、いくつかのデメリットがある点には注意が必要です。

まず、申し込み体制が電話申し込みの場合、最短で二週間も期間がかかってしまいます。

直接窓口へ赴き、申し込みを行った場合でも最短2日となっており、急ぎで不用品を処分することができない点はデメリットになります。

次に、窓口の場合は窓口で支払い、電話申し込みの場合は立ち合いが必要なうえ、現地で手数料を現金で支払うなど、やや不便な点がある点は否めません。

もう1点、指定された場所まで粗大ゴミを自身で運び出す必要がある点も大きなデメリットです。大きな家具や家電を自力で運び出せない人には、残念ながら不親切なサービスと言わざるを得ません。

不用品回収業者に依頼するメリット・デメリット

次に、知多市ではなく、民間の不用品回収業者に粗大ゴミの回収を依頼する場合の、メリットとデメリットをまとめました。

メリット

不用品回収業者に依頼する最大のメリットは、回収日時の要望がしやすいこと。行政と違い土日祝日でも回収してくれるだけでなく、24時間365日依頼を受け付けてくれるところも。業者によっては依頼した当日、数十分のうちに回収に来てくれる場合もあります。

地域によっては必要な「粗大ゴミ処理券」のような手数料の代わりに貼り付けるようなものも購入不要なのも便利ですね。民間業者だからできるこうしたスピード感は行政では太刀打ちできません。

次に、大量の不用品をまとめて回収してくれる点。どれだけ大量の不用品・粗大ゴミであってもまとめて回収してくれますし、当日急に処分したい不用品が増えてもほとんどの場合対応してもらえます。

さらに、不用品回収業者の場合、運び出しまで代行してくれることが多いのも大きなメリットです。とても自力では運び出せないような大型の家具や家電でも、多くの業者は運び出しから積み込みまで全て代行してくれます。

遺品整理も対応できる点はメリット

また、不要品回収業者に依頼する場合は遺品整理や残置物撤去など、特殊な不用品の処分依頼も承ってくれる点はメリットとなります。

処分方法がわからない不用品や自治体のごみ分別に記載されていないごみについては、不用品回収業者へ相談するとよいでしょう。

デメリット

不用品回収業者に依頼する場合のデメリットは、知多市の粗大ゴミ回収と比較して、どうしても費用が割高になる点。ただし、対応のスピード感や、大量の不用品や大きな家具・家電などの粗大ゴミを運び出す労力を加味すると、必ずしも割高とは言い切れません。

もう1点、民間の不用品回収業者は無数にある為、慎重に依頼する業者を検討しないと、悪質な業者に引っかかってしまうこともあります。「無料回収」を謳ってトラックで直接回収に回っている業者や、「不用品はないか」と電話をかけてきて回収に来ようとする業者には気をつけましょう。信頼のできそうな不用品回収業者を選ぶことが肝心です。

まとめ

まとめると、愛知県知多市の粗大ごみ収集はこんな方に適しています。

• どれだけ時間と手間がかかってもいいので、1円でも安く粗大ごみを処分したい
• どうしても行政に処分を依頼したい

一方、不用品回収業者への依頼はこんな方に適しています。

• できるだけ早く、可能なら今すぐ粗大ごみや不用品を処分したい
• 自力で運び出せないものを回収してほしい
• 大量の不用品をまとめて回収してほしい
• 回収日時を指定したい
• 当日までに回収してほしい不用品が増える可能性が高い
• リサイクル家電等自治体では収集してもらえない粗大ごみがある

自治体の粗大ゴミ回収と民間サービスの不用品回収、どちらもメリットとデメリットが存在します。粗大ゴミを処分する際は、状況に合わせて上手に使い分けることをおすすめします。

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