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茨木市で粗大ごみを処分するには?ごみの出し方と申し込み手順・メリットとデメリットを解説します

更新日:2024.9.30|公開日:2024.4.1

粗大ゴミっていつどうやって回収してくれるの?粗大ゴミを出すのに申し込みや料金はいるの?

粗大ゴミの処分方法って、意外とわからないもの。自治体ごとに手続き方法や受け付けてくれる粗大ゴミの種類は異なります。

今回は、大阪府茨木市の粗大ゴミの出し方を詳しくご紹介します。申し込み方法から出し方、回収にかかる料金、茨木市に申し込んだ場合のメリットとデメリットまで、徹底解説いたします。

茨木市で粗大ゴミや不用品の処分を検討中の方は、ぜひ参考になさってください。

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※本記事は2020年4月時点の情報を元に作成しています。最新の情報は自治体の公式Webサイトにてご確認ください。

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大阪府茨木市の粗大ゴミ回収

はじめに、茨木市のゴミ分別方法と、粗大ゴミの処分ルールをチェックしましょう。

どんなものを粗大ゴミとして処分してもらえるのか、事前に確認しておくことが大事です。

茨木市のごみ分別方法

大阪府茨木市では、粗大ごみを含め4種類にごみを分別する必要があります。
ここでは、粗大ごみ以外の3種類もご紹介しておきましょう。

普通ごみ

台所のごみ、ボロ布・雑巾、小型のプラスチック容器・製品、小型の金属類、靴・カバンなどの皮革・ゴム製品などが該当します。

缶・ビン・ペットボトル

缶(飲料・食料・飲み薬等のアルミ缶・スチール缶)、ビン(飲料・食料品・化粧ビン・飲み薬等のビン)、ペットボトルがこれに該当します。

古紙類・古布類

新聞(チラシ類含む)、雑誌類(その他紙類を含む)、段ボール、古布類(古着を含む)、などが該当します。

粗大ごみ収集で捨てられるもの

大阪府茨木市では、次のようなものが粗大ごみに該当すると説明しています。

粗大ごみ小型

  • たて・よこ・高さの1番長いところが30㎝以上1m未満のごみ

粗大ごみ大型

  • たて・よこ・高さの1番長いところが1m以上のごみ

粗大ごみ収集で捨てられないもの

大阪府茨木市の粗大ごみ収集では、家電リサイクル品やパソコンなどは収集してもらえません。
また、消火器や自動車、バイク、ピアノなども受け付けてもらえません。
事業者ごみについては、産業廃棄物は市の回収は行っていません。

家電リサイクル品・産業廃棄物の処分については、不用品回収業者へ依頼・相談するとよいでしょう。

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大阪府茨木市の粗大ゴミ回収申し込み

申し込み方法

大阪府茨木市の粗大ごみ収集申し込みから回収までの流れは、以下の通りです。

  1. 茨木市のごみ収集カレンダーで「粗大ごみ」の日を確認する
  2. 収集日の朝8時までに自宅前(もしくは指定の集積場)まで搬出しておく

電話申し込み前に確認しておきたいこと

大阪府茨木市の粗大ごみ収集では、搬出にあたって以下の情報を事前に調べておく必要があります。

  • 品目・大きさを確認し、処分したいものが収集可能かを確認しておく
  • 粗大ごみの収集日を事前に把握しておく

収集方法と申し込み時の注意

大阪府茨木市の粗大ごみ収集は、1ヵ月に2回の定期収集を行っています。
そのた、計画的に粗大ごみの処分ができるときはいいのですが、突発的に出たごみの処分は難しいといえますね。
運良く「明日が粗大ごみの日だ!」という時は翌日すぐ出せますが、運悪く「昨日が粗大ごみの日だった…!」という場合、次の収集まで2週間以上かかってしまうことも。
なお、定期収集という仕組み上、収集日の希望や指定はできません。

直接持ち込みたい場合の方法

茨木市・摂津市内から自分で粗大ゴミを持ち込む処分する場合は「環境衛生センター」に事前に申し込みをしておく必要があります。持ち込みが可能な時間帯は午後1時~午後4時(土曜日、日曜日、祝祭日、年末、年始を除く)です。

事前申し込みやゴミの分別が不十分な場合、予約と異なるごみを持ち込んだ場合、引き取りを断られることもありますのでご注意ください。

持ち込み処分の手順

前日までに環境衛生センター2階事務室へ「廃棄物搬入申込書」を提出するか、電話で申し込みをしてください。

また、持ち込みは基本的には本人のごみとなりますが、依頼を行う場合は持ち込み当日に「廃棄物搬入申込書」を提出してください。

持ち込み処分にかかる手数料

持ち込み処分の場合のゴミの処理にかかる手数料は、10kgごとに90円となっています。

支払いには現金またはキャッシュレス決済が対応しています。

持ち込み処分の際に注意したいこと

原則、市外で発生したごみは対象外です。
また、家電リリサイクル品・産業廃棄物・廃材・処理困難物・医療系廃棄物なども持ち込みできません。

茨木市に粗大ゴミ収集を依頼するメリット・デメリット

茨木市に粗大ゴミの処分を申し込む場合の、メリットとデメリットをまとめました。

メリット

最大のメリットは、1ヵ月に2回の定期収集を行っている点です。
定期収集にタイミングを合わせることができれば他地域より便利なサービスと言えるでしょう。

もう一つのメリットは、行政サービスであるところから来る安心感。民間業者に依頼して、もしそれが悪質な業者だった場合、法外な料金を請求されたり、回収品が不法投棄されていたりといったトラブルに巻き込まれる恐れがあります。茨木市に回収を依頼すれば、そんな心配はまずありません。

デメリット

茨木市に粗大ゴミの処理を依頼する場合、いくつかのデメリットがある点には注意が必要です。

まず、定期収集のみとなるため、急ぎの粗大ごみ処分ができない点です。

また、一回につき1家庭3点までと制限がやや厳しいのも不便です。

次に、一度に収集してもらえる数に制限がある点。茨木市では戸別回収で一度たくさんのゴミや不用品が回収できません。持ち込みの場合でも10kgごとに料金が追加になります。そのため、大量処分を検討されている方にとって、利用しにくいサービスと言えるでしょう。

もう1点、指定された場所まで粗大ゴミを自身で運び出す必要がある点も大きなデメリットです。大きな家具や家電を自力で運び出せない人には、残念ながら不親切なサービスと言わざるを得ません。

不用品回収業者に依頼するメリット・デメリット

次に、茨木市ではなく、民間の不用品回収業者に粗大ゴミの回収を依頼する場合の、メリットとデメリットをまとめました。

メリット

不用品回収業者に依頼する最大のメリットは、回収日時の要望がしやすいこと。行政と違い土日祝日でも回収してくれるだけでなく、24時間365日依頼を受け付けてくれるところも。業者によっては依頼した当日、数十分のうちに回収に来てくれる場合もあります。

地域によっては必要な「粗大ゴミ処理券」のような手数料の代わりに貼り付けるようなものも購入不要なのも便利ですね。民間業者だからできるこうしたスピード感は行政では太刀打ちできません。

次に、大量の不用品をまとめて回収してくれる点。茨木市の粗大ゴミ回収は一度に3点までの制限がありますが、不用品回収業者なら点数の制限はまずありません。どれだけ大量の不用品・粗大ゴミであってもまとめて回収してくれますし、当日急に処分したい不用品が増えてもほとんどの場合対応してもらえます。

さらに、不用品回収業者の場合、運び出しまで代行してくれることが多いのも大きなメリットです。とても自力では運び出せないような大型の家具や家電でも、多くの業者は運び出しから積み込みまで全て代行してくれます。

遺品整理も対応できる点はメリット

また、不要品回収業者に依頼する場合は遺品整理や残置物撤去など、特殊な不用品の処分依頼も承ってくれる点はメリットとなります。

処分方法がわからない不用品や自治体のごみ分別に記載されていないごみについては、不用品回収業者へ相談するとよいでしょう。

デメリット

不用品回収業者に依頼する場合のデメリットは、茨木市の粗大ゴミ回収と比較して、どうしても費用が割高になる点。ただし、対応のスピード感や、大量の不用品や大きな家具・家電などの粗大ゴミを運び出す労力を加味すると、必ずしも割高とは言い切れません。

もう1点、民間の不用品回収業者は無数にある為、慎重に依頼する業者を検討しないと、悪質な業者に引っかかってしまうこともあります。「無料回収」を謳ってトラックで直接回収に回っている業者や、「不用品はないか」と電話をかけてきて回収に来ようとする業者には気をつけましょう。信頼のできそうな不用品回収業者を選ぶことが肝心です。

まとめ

茨木市の粗大ゴミ回収は料金が安いという大きなメリットがあるものの、事前予約制で回収までに時間がかかることや、利用できるのが月2回かつ点数が限られる点がデメリットですね。

大型可燃ゴミに該当するものであれば、収集場所に出すだけという手軽さもメリットといえます。一方で粗大ゴミを自身で運び出す必要がある点は、大きな不用品・粗大ゴミを処分したい方にとってはデメリットでもあります。

自治体の粗大ゴミ回収と民間サービスの不用品回収、どちらもメリットとデメリットが存在します。粗大ゴミを処分する際は、状況に合わせて上手に使い分けることをおすすめします。

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