ホームセンターや量販店などで手軽に購入できるカラーボックスは、自宅やオフィスの収納スペース確保に役立つ便利な収納アイテムの1つです。
しかし、不要になったときは、どのような方法で処分するのが正しいのでしょうか。
今回は、カラーボックスの正しい捨て方や、廃棄以外の処分方法と売却する際のポイントを紹介します。
カラーボックスは何ごみ?どうやって捨てる?
カラーボックスが不要になったときは、まず捨て方や分別基準、解体方法について調べておきましょう。
そもそも、カラーボックスとはどんな物?
「カラーボックス」という名称は、元々カラフルな合板で作られた3段棚の商品名が由来であり、日本国内のみで通用する収納家具の名称です。現在では総称となり、シンプルな色合いのものも多く見られ、収納や整理用途に使われる家具を指します。
メーカーや製品によって異なりますが、2~6段のものが多くあり、一般的に木材やプラスチックで作られ、ユーザーが必要に応じて区切りのサイズや組み合わせなど、好きなようにカスタマイズできるのが特徴です。
使い勝手の良さから、家庭・オフィス・学校・子供部屋・工場など、さまざまな環境で使用されており、物の整理や保管に役立つ便利な収納アイテムとして広く利用されています。
そのまま捨てるなら「粗大ごみ」
カラーボックスをそのまま処分する場合、多くの自治体では粗大ごみに出す方法が一般的です。
燃えるごみ・燃えないごみなどの一般ごみは、多くの自治体において一般的に一辺の長さが30cm以下のものに限定されているため、これを超えるカラーボックスを処分するときは、粗大ごみに出して廃棄しましょう。
例外として、卓上カラーボックスなどの小型製品であれば、一般ごみに出せる場合もあります。
ただし、粗大ごみに該当する処分品の規格や処分費用は自治体によって異なりますので、処分する前には必ず在住する自治体に、規格や処分費用、手続きの進め方をお問合せください。
解体すれば「燃えるごみ」に出せる
粗大ごみの規格に該当するサイズのカラーボックスでも、解体して30cm以下にすれば燃えるごみに出せます。
粗大ごみの場合、回収依頼の手続きや処分費用が発生しますが、燃えるごみに出せば処分費用はかかりません。
カラーボックスは購入後に自力で組み立てているケースも多いため、ほかの家具類と比べて比較的解体しやすいのも特徴です。
ただし、本体の木材でできた繊維版は燃えるごみですが、ボルトなどの金具類は燃えないごみに分別する必要があるので、分別に注意しましょう。
カラーボックスを解体するには
カラーボックスを自力で解体処分する場合、以下の手順で作業します。
- ドライバーや軍手、ハンマー、ノコギリなどの道具を準備する
- ボルトやネジ類などの金具を外していく
- 接着剤で固定してある場合はハンマーで叩いて分離させる
- 繊維板をノコギリで切って燃えるごみの規格サイズまで小さくする
- 自治体の分別方法やごみ出し基準に従って処分する
作業する際、可能であれば分離作業する人と板が倒れないように押さえる人の2人体制で進行すると安心です。
木くずなどが飛び散る場合があるので、マスクや防護メガネを着用すると良いでしょう。また、ブルーシートや新聞紙を敷くか屋外で作業すると後片付けがスムーズになります。
怪我をしないよう注意し、自力で解体することが難しければ、粗大ごみでの廃棄やほかの処分方法を検討してみましょう。
ごみ以外でカラーボックスを処分できる方法
ごみに出す以外にも、カラーボックスを処分できる方法があります。
ここで紹介する処分方法は「まだ使えるのにもったいない」「処分したいものが多く、一つひとつ廃棄するのが面倒」という場合におすすめです。
リサイクルショップなどに売却する
まだ使用できる状態のカラーボックスであれば、リサイクルショップなどに売却して手放す方法もあります。
処分費用がかからない反面、出張買取を実施していない店舗の場合は、店舗まで持ち込む必要があるので注意しましょう。
また、汚れや破損が酷いカラーボックスは買い取ってもらえません。売却できないものは、廃棄処分する必要があります。
メルカリやヤフオクなどに出品して売却する
カラーボックスは、リサイクルショップ以外に、メルカリやヤフオクなどに出品して売却する方法もあります。こうしたカラーボックスの類は、リサイクルショップでは一般的に買取額は安いのが相場なので、個人間取引の方が高く売却できる可能性は高くなります。
ただし、たとえ売れても梱包や発送にお金がかかります。梱包の手間暇などを考えると処分した方が楽で良かったといったケースもあるため、良く検討するようにしましょう。
ジモティーなどのマッチングサービスで譲渡する
処分費用がかからないカラーボックスの処分方法であれば、譲渡する選択肢もあります。
ジモティーなどのマッチングサービスを活用すれば、カラーボックスを必要としている人に譲渡可能です。
「自力で引き取りに来れる人」を対象に譲渡先を募れば、配送料もかかりません。
また、福祉施設・学校・保育園・図書館などで収納アイテムの寄付を募っている場合もあります。まだ使用できる状態のカラーボックスであれば、譲渡・寄付を検討してみるのも良いでしょう。
不用品回収業者に回収してもらう
不要になったカラーボックスは、不用品回収業者に回収してもらう方法もあります。
不用品回収業者への依頼は、自宅まで引き取りに来てもらえるほか、カラーボックス以外の不用品もまとめて引き取ってもらえる点がメリットです。
例えば、不要になった家具や家電、カラーボックスにセットしていたバスケット類、収納していたものなども一括処分できます。
処分したいものが多いとき、分別するのが面倒なとき、解体・搬出が困難なときなどは、不用品回収業者への依頼を検討すると良いでしょう。
カラーボックスを売却する際のコツ
ここからは、カラーボックスを売却処分する際のコツや売れやすくなるポイントを紹介します。
汚れを落として綺麗にする
カラーボックスを売却するときは、自力でできる範囲をクリーニングして、綺麗にすることが大切です。
埃やマジックなどの汚れは綺麗に落とし、シールが貼ってある場合も丁寧にはがして可能な限り元の状態に戻しておきましょう。
また、塗装の剥がれや、欠けている部分があったりすると、買取価格が下がったり、売却できる可能性が下がります。
売却処分を検討しているのであれば、購入後から可能な限り汚れや破損に注意するなど、良い状態を保つ工夫も大切です。
ほかのものとまとめて売る
カラーボックスをリサイクルショップに売る場合、単体での売却には値段が付きにくい傾向にあります。
そのため、複数のカラーボックスをまとめて売りに出す、バスケットをセットで売却するなど一括査定してもらう方法がおすすめです。
また、ほかの家具や雑貨類とまとめて売却すると買取価格が上がりやすくなります。売却できない状態のものでも、他の売却品に価値があれば、まとめて引き取ってもらえるかもしれません。
リサイクルショップに持ち込むときは、売却したいものをまとめて持っていくようにしましょう。
サイズや色を揃えて出品すると売れやすい
カラーボックスは、サイズやカラーバリエーションが豊富にあるのも魅力の1つです。しかし、サイズも色も異なる製品をセットで売るよりも、揃えてセットで売却した方が売れやすくなります。
とくに、メルカリやヤフオクなどの個人取引で複数個のカラーボックスを出品する場合は、サイズや色を揃えておくと良いでしょう。
また、複数個のカラーボックスを単品で売るよりも、セットで売却した方がトータルの配送料を抑えられます。
出品する前に配送料がいくらかかるか計算し、利益が多くなる方法を考えて出品するのもおすすめです。
カラーボックスの処分方法まとめ
カラーボックスの一般的な捨て方は、粗大ごみに出す方法です。また、解体すれば燃えるごみ・燃えないごみに分別処分できるため、処分費用をかけずに廃棄することもできます。
また、まだ使用できる状態のカラーボックスであれば、リサイクルショップへ売却する、メルカリやヤフオクへ出品するのも良いでしょう。
そのほか、ジモティーなどのマッチングサービスを活用して譲渡したり、学校・保育園・図書館・福祉施設などに寄付したりする方法もあります。
処分したいカラーボックスの数が多い、解体・搬出が難しいような場合は、不用品回収を利用して処分することも可能です。
カラーボックスを売却する際は、自分でできる範囲で綺麗に清掃してシールを剥がしておき、サイズや色を揃えて査定に出すと売れやすくなります。
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