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自力で運べないタンスの処分方法は?処分方法9選と業者利用のポイント、注意点も解説

公開日:2024.10.2

住環境の変化や利便性の高い収納アイテムの登場、引っ越しなど、さまざまな理由でタンスの処分を検討している方もいるのではないでしょうか?

しかし、衣類や小物などの収納に便利な反面、タンスは一般的に重量があり一人では運び出しも難しいため、処分が大変な家具の1つです。今回は、タンスの処分方法9選と、搬出時の注意点を解説します。

また、売却できるかを判断するポイントも紹介しますので、タンスの処分方法でお悩みの際にぜひお役立てください。

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不用品回収のプロ・お片付けマッハくんがご紹介する不用品おすすめ処分方法!今回はタンスの処分方法や搬出の注意点を解説します!

この記事で分かること

  • タンスは自力で運び出しができる場合は粗大ごみで処分できる
  • タンスは解体することで普通ごみでもだせる
  • 重量・サイズが大きいため自力での運び出しは難しい
  • 有名ブランドのタンスなら売却も見込める
  • 自力での運び出しが難しい場合は不用品回収がおすすめ

タンスの処分方法9選

タンスを処分する方法を9選紹介します。処分方法ごとにメリット・デメリットがあるので、状況に応じてどの方法を選ぶか検討しましょう。

  1. タンスを粗大ごみに出す
  2. タンスを解体して普通ごみに出す
  3. タンスをごみ処理施設に持ち込む
  4. タンスを買い替え時に引き取り・下取りしてもらう
  5. タンスを引っ越し業者に回収してもらう
  6. タンスをリサイクルショップや買取業者に売却する
  7. タンスをフリマアプリやオークションに出品する
  8. タンスを地域掲示板で引き取り手を探す
  9. タンスを不用品回収業者に回収してもらう

タンスを粗大ごみに出す

タンスは、粗大ごみに出して処分できます。粗大ごみは、一般ごみ(可燃ごみ・不燃ごみ)に分別できないごみの回収を有料でおこなってくれる自治体のサービスです。

一般的には、1辺が30cmより大きい家具や家電の回収に対応している自治体が多い傾向にあります。

粗大ごみに出す場合、タンスのサイズやお住いの自治体によって処分費用が異なる点に注意しましょう。タンス1つあたり500円〜3,000円程度が目安です。

ただし、回収場所まで搬出する必要があるため、搬出が困難な場合はほかの方法を検討してください。

自力でタンスを搬出できる場合でも、日にちの指定・予約が必要な場合があるため、事前にお住みの地域の自治体のルールをウェブサイトなどで確認を行ってください。

タンスを解体して普通ごみに出す

タンスは、解体して分別すれば普通ごみに出して処分することも可能です。

普通ごみ(一般ごみ)のサイズに収まるように解体し、可燃ごみ、不燃ごみ、資源ごみなどに分別して処分しましょう。

例えば、自分で組み立てた製品であれば比較的簡単に解体できます。ただし、解体作業に工具などを準備する必要があるため、解体道具の購入費用がかかります。

タンスの種類によっては天板など大きなパーツをのこぎりなどで切る必要があり、頑丈な素材であることも多いため、大変な労力が必要になります。

結果的にほかの方法で処分したほうが、費用も手間も抑えられる場合があるので、解体処分すべきか良く検討することが大切です。

タンスをごみ処理施設に持ち込む

タンスを自力で搬出・運搬する手段があれば、ごみ処理施設に直接持ち込んで処分してもらう方法もあります。

ごみ処理施設へ自力で持ち込む場合、粗大ごみに出すよりも処分費用が抑えられるケースも少なくありません。

<地域ごとの粗大ゴミ処理費用の一例>

  • 大阪市:10kgあたり90円
  • 京都市:100kgまで1,000円
  • 神奈川県大和市:10kgあたり200円
  • 船橋市:15kgごとに165円

可燃ごみ・不燃ごみに収まるサイズは無料で処分してもらえるところもあれば、粗大ごみは粗大ごみ処理手数料が必要になるケースもあります。

自治体によって取り扱いや料金・指定の施設などが異なるため、事前に自治体のウェブサイトなどで確認しておくと良いでしょう。

タンスを買い替え時に引き取り・下取りしてもらう

タンスを買い替える際に、古くなったものを引き取ってもらうか下取りしてもらうのも選択肢の1つです。

引き取ってもらう場合は、回収費用がかかるケースもあるので購入した販売店で確認してみてください。

また、下取りサービスに対応していれば、新しいタンスの購入代金から値引きしてもらえる可能性があります。

ただし、買い替えずに「処分だけしてほしい」という依頼には、対応していない場合があります。そのときは、ほかの処分方法を検討しましょう。

タンスを引っ越し業者に回収してもらう

不要になったタンスは、引っ越し業者に回収してもらう処分方法もあります。処分を依頼する場合、別途処分手数料がかかりますが、引っ越しを機にタンスを手放したいときに便利です。

引っ越し先にタンスを持ち込まずに処分できるため、処分にかかる手間も削減できます。一方で、この処分方法は引っ越しの予定がない場合には適していません。

引っ越しとタンスを処分したいタイミングが重なったときに、オススメの処分方法です。

タンスをリサイクルショップや買取業者に売却する

いらなくなったタンスは、リサイクルショップや家具の買取業者に売却して手放すのも選択肢の1つです。

ただし、引き出しが開かない、割れ・欠け・落ちない汚れがあるなどのケースでは、買い取ってもらえない可能性が高くなります。

購入してから間もないタンスや、高級家具メーカーの製品、骨董品や芸術品として価値が高いものであれば、売却を検討してみてはいかがでしょうか。

タンスをフリマアプリやオークションに出品する

不要になったタンスは、フリマアプリやネットオークションに出品して処分する方法もあります。

個人間で取引できるため、需要があればリサイクルショップなどよりも高く売れるかもしれません。

ただし、大型のタンスを購入者に発送するには、配送料が数千円かかります。売却金額によっては、手数料や配送料が売却額を上回る可能性があるので注意しましょう。

また、どのタイミングで売れるか予測できないため、早く処分したい方はほかの方法での処分がおすすめです。

タンスを地域掲示板で引き取り手を探す

不要になったタンスの処分方法で悩んだときは、地域掲示板で引き取り手を探し、譲渡するのも良いでしょう。

引き取り場所を指定しておけば、直接受け取りに来てもらうことも可能です。この方法で譲渡できれば、配送費用や処分費用をかけずにタンスを処分できます。

ただし、一般車両(乗用車)に載せられないサイズのタンスは、引き取り手が見つからない可能性があります。

引き取り手の募集を出しつつ、見つからないときはほかの方法で廃棄もしくは売却処分を検討しましょう。

タンスを不用品回収業者に回収してもらう

いらなくなったタンスの処分方法に迷ったときは、不用品回収業者に回収を依頼するのもおすすめです。

不用品回収業者であれば、タンスのサイズや素材を問わず、自宅まで引き取りに来てもらえます。

タンスの中身もまとめて引き取ってもらえるため、まるごと処分したいときにもおすすめです。

ただし、法外な料金を請求してきたり、不法投棄をおこなったりしているような悪質な業者には依頼しないよう注意してください。

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タンスの処分は搬出が大変

タンスの処分でもっとも大変なことといえば、搬出作業です。ここでは、タンスの搬出が大変な理由と、自力で搬出する際の注意点を紹介します。

  1. 自力での運び出しは困難
  2. 家の床や壁を傷つけてしまう恐れも
  3. お住まいの共用部の破損にも注意

自力での運び出しは困難

タンスは、大型の製品になればなるほど自力で運び出すことが困難です。重さの問題で持ち上がらない、動かせないこともあれば、自宅の通路やドア、玄関を通れないこともあります。

古くから親しまれてきた婚礼箪笥などはとくに大型のものが多いため、業者へ処分を依頼した方がスムーズです。

ドアや玄関を通らないタンスは、解体するか窓から出すなどの特殊な搬出が必要になります。

自力で搬出することが難しい場合は、無理をせずに自宅に引き取りにきてもらえる業者への依頼を検討しましょう。

家の床や壁を傷つけてしまう恐れも

自力でタンスの搬出が難しいのは、搬出作業の際に家の床や壁を傷付けてしまう恐れがあるためです。

狭い通路を無理やり通そうとしてぶつけたり、重いタンスを落としてしまったりする場合もあるでしょう。

また、搬出中にバランスを崩して落下させると、大ケガにつながる恐れがあり大変危険です。

家の床や壁の傷や破損、ケガのリスク・余計な修繕費などを抑えるためにも、タンスの処分はプロの業者を積極的に活用してください。

お住まいの共用部の破損にも注意

マンションやアパート等の集合住宅にお住まいの場合、自力でタンスを搬出しようとして廊下や階段といった共用部の壁や床を傷つけてしまうと、補修・修繕の費用を請求される恐れがあります。

少しでもタンスの処分費用を節約しようとした結果、かえって自己負担を増やすことにもなりかねません。

集合住宅の高層階にお住まいの場合は、無理にタンスを自力で運び出そうとせず、業者を上手に活用することをおすすめします。

タンスは売却処分は難しい?売り時は?

タンスは、家具の中でもとくに売却処分が難しい傾向にあります。
ここでは、タンスが売れにくい理由や売却できるかを判断するポイントを解説します。

  1. ほとんどのタンスは値がつかない
  2. 高級素材・有名ブランドのタンスなら売れる可能性も
  3. 売るならできるだけ早くがオススメ

ほとんどのタンスは値がつかない

タンスは売却しようとしてもほとんどの場合、値がつきません。

中古のタンスに対する需要が少ない上に、住環境の変化によってタンスそのものの需要が減少していることが原因です。

和室が洋室に変わったり、タンスではなくウォークインクローゼットに収納したりして、タンスがない家庭も今や珍しくありません。

新品のタンスに対する需要も減少していることからも、中古のタンスを売却するのは難しいことがわかります。

高級素材・有名ブランドのタンスなら売れる可能性も

需要が減少して売れにくくなっているタンスでも、一部需要があるものがあります。高級素材を使用しているタンスや、「飛騨産業」、「日進木工」、「柏木工」などの家具有名ブランドが生産・販売している製品などは売却できる場合があります。

数百年単位で使い続けられているような、骨董価値の高いタンスも売れる可能性があります。いわゆる「アンティーク品」「ビンテージ品」と呼ばれるものです。

また、伝統工芸士が手掛けた芸術価値があるタンスも買い取ってもらえる可能性が高いでしょう。

売るならできるだけ早くがオススメ

タンスを売却処分したいときは、できるだけ早く売却することをオススメします。一部のタンスを除き、タンスは古くなればなるほど価値が低下するためです。

また、売却処分する際は、可能な限りきれいな状態にしてから査定に出しましょう。予備のビスやパーツなどの付属品もそろっていると、査定金額アップにつながります。

とくに、高級タンス・ビンテージチェストなどを売却したいときは、一般的なリサイクルショップではなく家具の買取専門店での売却がオススメです。

タンスの処分方法まとめ

最後に、タンスの処分方法と注意点をまとめてみましょう。

  • タンスは粗大ごみに出して処分できる
  • ごみ処理施設への持ち込みや不用品回収でも処分できる
  • タンスの自力での運び出しは難しい
  • 売却する場合はリサイクルショップや家具の買取業者
  • 高級素材・有名ブランドのタンスなら売れる可能性も
  • 運び出しからまかせたい場合は不用品回収がおすすめ

タンスは、自治体の粗大ごみ収集に出すか、解体して普通ごみに出せば処分できます。

また、買い替えや引っ越しの際に引き取ってもらったり、売却や不用品回収業者への依頼を検討したりするのも良いでしょう。

タンスは、大きく重たいため自力での搬出はほぼ困難です。床や壁を傷つけたり、ケガをする恐れがあるため、業者への依頼をオススメします。

タンスの売却処分は、需要の落ち込みにより値がつかないケースが少なくありません。一部の高級タンスなどであれば売却できる可能性があります。

タンスを急ぎで処分したい場合や、タンスの搬出が自力で難しい場合、タンスと一緒に他の家具などをまとめて処分したいような場合には、不用品回収の利用がおすすめです。

タンスの運び出しが難しい場合はお片付けマッハくんにおまかせください

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