年齢問わず楽しめる人気スポーツの代表格といえば、ボウリング。
キャンペーンボールなどと呼ばれる「マイボール」を持つほど、熱中する人もいます。
しかしマイボールも使い込んでいけば劣化し、廃棄せざるを得なくなります。
そんなとき、ボウリングのボールはどのように処分したらよいのでしょうか?
今回はボウリングボールの処分方法の選び方と処分時の注意点についてご紹介します。
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ボウリングボールの一般的な処分方法
ボウリングボールの処分方法ですが、どのようにしたらいいのかあまり知られていないのが現状です。
実はボウリングボールにはさまざまな処分方法があり、住んでいる地域によってもその方法は異なります。
そこでまずは、ボウリングボールの具体的な処分方法をまとめました。
自治体のごみ収集を利用して廃棄
ボウリングボールは自治体によるごみ収集によって廃棄が可能です。
ただし、自治体ごとにボウリングボールの分類が異なるので、確認が必要になります。
なぜ自治体によって分類が異なるのかというと、ごみ処理施設の焼却炉が高温対応しているかどうかによって処理の仕方が変わってくるからです。
高温対応している場合は「可燃ごみ」として収集してくれますが、対応していない場合は「不燃ごみ」、または「粗大ごみ」としての収集となるところもあります。
さらには、適正処理困難物として、ボーリングボウル自体の受け入れを行っていない自治体もある点には注意しましょう。
処分する施設の設備によって分類が大きく異なるので、自治体による処分を考える際には、まず何ごみに分類されるのか確認しましょう。
購入したお店やボウリング場に引き取ってもらう
ボウリングボールを購入したお店やボウリング場では、店舗や地域によっては使用しなくなったボールを引き取ってくれる場合があります。
無料か有料かはお店によって異なり、有料の場合は500円から1000円が相場です。
引き取ってくれる場合は、その後中古品として販売したり、ボウリングのプレイ用に再利用されたりします。
ですから、あまりにも傷みが激しいものなどは引き取ってもらえない場合もあります。
ボウリングボールの引き取り条件や料金はお店によって大きく異なるため、事前に確認してから持ち込むようにすると良いでしょう。
フリマアプリやオークションを活用して売却
ボウリングボールの処分を急がない場合など、時間に余裕がある場合は「売却」もオススメです。
リサイクルショップでも買い取ってくれる場合がありますが、ボウリングボールは重く運搬が大変なため、より手軽なフリマアプリやオークションの利用が便利です。
買い手や落札者が見つかれば、リサイクルショップで売却するよりも高い値段で売却できる場合もあります。
ただ、買い手や落札者が付くまでに時間がかかる場合もありますし、トラブルになるケースもあります。
また、梱包や配送の手間とコストがかかる点にも、注意が必要です。
不用品回収業者に処分を依頼
ボウリングボールは自治体の地域によって大きく処分方法が異りますが、不用品回収業者であれば、問題なく処分することが出来ます。
処分を急ぐ場合や、ボールの数が多すぎて運搬や売却が困難な場合についても、不用品回収業者に収集してもらう方法もオススメです。
不用品回収業者はボウリングボールだけでなく、ボウリングバッグなどの他の不用品もまとめて収集してくれるので、不要になったボウリング用具一式をまとめて処分することもできます。
また、その他の家具家電や産廃等、自治体の収集では処分できないものも一緒に処分することが可能です。
ただし、訪問や搬出まで行ってくれることもあり、処分にかかる費用はどうしても割高にはなります。
処分までに猶予がある場合には、見積もりを取って処分費用を事前に確認しておくのがオススメです。
ボウリングボールの処分を考える際の注意点
ボウリングボールには、どんな状態になったら処分すべきかという目安があります。
また、処分方法を選ぶ際にも、いくつかのポイントがあります。
そこでここからは、処分を考える際に注意したいポイントを3つご紹介します。
寿命の目安は欠けや割れ、表面のベタつき
ボウリングボールの寿命は一般的に「100~200ゲーム」です。
毎週3ゲーム行うと約1年で寿命が来る計算です。
当然ですが、ボウリングボールは摩擦によって徐々に劣化します。
ボールに欠けや割れが生じてしまった場合はもちろんのこと、表面がベタつき出したら処分する目安となります。
ボウリングのレーンには滑りやすいように油が塗られており、この油をボールが吸ってしまいます。
「油抜き」と呼ばれるボールを湯煎にかけるなどして温めて油をふき取るお手入れ方法もありますが、1〜2回油抜きしたら換え時と言われています。
表面のベタつきを、処分を考える目安にすると良いでしょう。
自治体によってごみとしての扱いが大きく異なる
自治体によるボウリングボールのごみとしての扱いは、焼却炉の性能や粉砕機の有無、埋立地の有無といった事情により変わってきます。
そもそもボウリングボールは、ポリエステルもしくはウレタンでできています。
これらの素材を処理するとき、かなりの高温で加熱する必要があります。
ですから、焼却炉も高温対応でなければならず、それが自治体によって対応に差が出る理由となっています。
ボウリングボールを自治体の収集で処分したいという場合は、必ず自治体に問い合わせるか、ホームページや広報で確認しましょう。
マイボールは一部のブランド品を除き値がつきにくい
ボウリングボールを売却する際に注意したいのが、マイボールは高値が付きにくいということ。
一部のブランド品には高値が付くこともありますが、ほとんどは相場でだいたい数千円程度です。
また、一般的に購入されているボールはなかなか買い手が付かないせいか、フリマアプリやヤフオクでも高く売ることは難しいでしょう。
マイボールを売却する場合は、処分費を払って処分するよりは多少なりともコストを下げられるかも、くらいに思っておく方がいいかもしれません。
ボウリングボールの処分方法を選ぶ際のポイント
処分するのがなかなか大変なボウリングボールですが、住んでいる地域の環境が処分方法を決める大きなポイントとなります。
そこでここからは、ボウリングボールの処分方法を選ぶ際のポイントをまとめました。
自治体が収集を行っていれば一般ごみで出すと手軽
ボウリングボールを処分する際、自治体が回収を受け入れている場合はによる自治体のごみ回収サービスの利用で処分してしまう方法がもっとも手軽です。
可燃ごみとして扱い収集してくれる自治体であれば、「燃えるごみ」として廃棄が可能です。
他の燃えるごみと同様に処分すればよいので、とても簡単に処分できてしまいます。
ただ実際のところ、ボウリングボールを燃えるごみとして扱う自治体は一部に限られます。
ホームページや広報などで、燃えるごみの分類を確認してみましょう。
近くにボウリング場があるなら引き取りを依頼
あまり使っていないなどボウリングボールの状態がよいのであれば、ボウリング場に引き取ってもらうと処分の費用がかからずお得です。
ボウリング場が遠方にある場合は、持ち込みに手間がかかってしまうのであまりオススメできませんが、近くにある場合は持ち込んでみましょう。
ボウリング場では多くのボールが消費されますから、リサイクルできる持ち込みのボールは歓迎されるはずです。
ただ、あまりにも劣化が激しいものは断られる可能性があるので、状態を見極める必要があります。
数が多く運搬が困難、処分方法が煩わしい場合は不用品回収業者が便利
たくさんのボウリングボールを一気に処分したい場合は、不用品回収業者がオススメです。
不用品回収なら、自宅まで回収に来てくれるほか、搬出作業も請け負ってくれます。
ボウリングボールは1個でも重量があり、複数運び出すとかなりの重労働になってしまいます。
不用品回収なら、ボウリングボールのような重いものでも運び出しの作業から代行してくれます。
さらには、自治体によってはボウリングボールの処分自体が断られるケースもあるため、そのような場合は不用品回収業者を利用しましょう。
回収日時も自由に希望できるので、急ぎで時間がない場合や、逆に忙しくて週末や祝日に回収してもらいたい場合にも、不用品回収は便利な処分方法です。
まとめ
ボウリングボールはごみとしては特殊であるため、自治体によって扱いが大きく異なります。
地域によっては適正処理困難物として、ボーリングの球の受け入れを行っていない自治体もある点には注意しましょう。
また、近くにボウリング場がある場合には、引き取りを依頼するのも低コストでオススメです。
人気ブランドのボールであれば売却できる可能性もありますが、基本的にマイボールの高価買取はあまり期待できず、梱包や配送のコストでマイナスになる場合も。
ボールの数が多かったり、自力での運搬が困難な場合は、不用品回収の利用もオススメです。
他の処分方法よりも費用はかかりますが、他の不用品もまとめて処分できる上、運び出しの手間もかかりません。
ボウリングボールは重く、扱いを間違えると怪我やトラブルのリスクもあります。
処分に困った時は、積極的に地域サービスや業者の手を借りることをオススメします。
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